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2014年01月29日
安里繁信のしげ脳vol.244「沖縄創士の会、新年会にて」
こんにちは、安里繁信です!
沖縄では桜も咲いて気持ちいい毎日です。
皆さんは、いかがお過ごしですか(*^_^*)
少し前の話ですが…『沖縄創士の会』の新年会がありました。
『沖縄創士の会』というのは、
僕をスピーカーにして勉強しようという会で、
まず僕がその時々のテーマで講話をして、
みなさんからの質疑応答に答えるというスタイル。
3年ほど前に立ち上がったんですが、
回を重ねるごとに大きくなって
今回の新年会には250名ほど来てくださり、
大いに盛り上がりましたよ!
来てくださったみなさま、
尽力してくださるスタッフの皆様に感謝ですね!
今回のテーマは「僕と政治について」。
僕が政治に関心を持ち始めたきっかけや
政治は日常や経済に直接つながるものである
という話をさせていただきました。
沖縄の戦後の政治観については僕なりに総括してるんですが、
これだけ政局がごちゃごちゃしてるから…これまでの延長線上に
新しい道があるとは思えないんですよね。
過去を受け入れて一旦総括した上で、
次の未来をどう作っていくか考える時期がきている気がします。
みなさんはどう感じますか??
質疑についても、
皆さんそれぞれに意見や考えがあって面白かったですよ。
名護市長選挙の結果や政府の高圧的な対応について、
基地と経済振興のリンクについて、中国の脅威について…。
あれだけの大勢の前で質問できるということは
それなりの考えを持っているということですから
それも素晴らしいことですよね!
ちなみに僕が政治に興味を持ったきっかけは…山中貞則さん。
初代沖縄開発庁長官を務められ、本土復帰後の沖縄振興に尽力された方です。
僕はこの方から大いに刺激を受け、
政治について身近に考えるようになりました。
自分とは関係ないと思っていた政治の世界でしたが、
実は経済ともすごく密接に関わりあっている。
だから経済人として政治についての考えを持つことは
僕らの責任でもありますね。( ̄^ ̄)ゞ
政治って、自分の日常とは遠いことだと思いがちですが
自分の人生設計の延長線上にあることを
意識してほしいと常々感じます。
例えば、この国は1千兆円の借金があります。
この借金は今、僕ら国民や企業から徴収している税金で返済する計画は立てられていません。
つまり、これらの借金は未来の方々が負担していくことになる。
その現状を理解し、危機感を持つことが大事じゃないでしょうか。
僕みたいに何事も人との出会いがきっかけで
関心を持ち始めることがあると思うので、
僕も少しでもそんな役回りができれば幸いです。
沖縄創士の会、次は3月に開催する予定です。
興味がある方は事務局に問合せてくださいね。
facebookページ:https://www.facebook.com/okinawasoushi
今日も読んでくださりありがとうございました。
安里繁信でした。
沖縄では桜も咲いて気持ちいい毎日です。
皆さんは、いかがお過ごしですか(*^_^*)
少し前の話ですが…『沖縄創士の会』の新年会がありました。
『沖縄創士の会』というのは、
僕をスピーカーにして勉強しようという会で、
まず僕がその時々のテーマで講話をして、
みなさんからの質疑応答に答えるというスタイル。
3年ほど前に立ち上がったんですが、
回を重ねるごとに大きくなって
今回の新年会には250名ほど来てくださり、
大いに盛り上がりましたよ!
来てくださったみなさま、
尽力してくださるスタッフの皆様に感謝ですね!
今回のテーマは「僕と政治について」。
僕が政治に関心を持ち始めたきっかけや
政治は日常や経済に直接つながるものである
という話をさせていただきました。
沖縄の戦後の政治観については僕なりに総括してるんですが、
これだけ政局がごちゃごちゃしてるから…これまでの延長線上に
新しい道があるとは思えないんですよね。
過去を受け入れて一旦総括した上で、
次の未来をどう作っていくか考える時期がきている気がします。
みなさんはどう感じますか??
質疑についても、
皆さんそれぞれに意見や考えがあって面白かったですよ。
名護市長選挙の結果や政府の高圧的な対応について、
基地と経済振興のリンクについて、中国の脅威について…。
あれだけの大勢の前で質問できるということは
それなりの考えを持っているということですから
それも素晴らしいことですよね!
ちなみに僕が政治に興味を持ったきっかけは…山中貞則さん。
初代沖縄開発庁長官を務められ、本土復帰後の沖縄振興に尽力された方です。
僕はこの方から大いに刺激を受け、
政治について身近に考えるようになりました。
自分とは関係ないと思っていた政治の世界でしたが、
実は経済ともすごく密接に関わりあっている。
だから経済人として政治についての考えを持つことは
僕らの責任でもありますね。( ̄^ ̄)ゞ
政治って、自分の日常とは遠いことだと思いがちですが
自分の人生設計の延長線上にあることを
意識してほしいと常々感じます。
例えば、この国は1千兆円の借金があります。
この借金は今、僕ら国民や企業から徴収している税金で返済する計画は立てられていません。
つまり、これらの借金は未来の方々が負担していくことになる。
その現状を理解し、危機感を持つことが大事じゃないでしょうか。
僕みたいに何事も人との出会いがきっかけで
関心を持ち始めることがあると思うので、
僕も少しでもそんな役回りができれば幸いです。
沖縄創士の会、次は3月に開催する予定です。
興味がある方は事務局に問合せてくださいね。
facebookページ:https://www.facebook.com/okinawasoushi
今日も読んでくださりありがとうございました。
安里繁信でした。
2014年01月15日
安里繁信のしげ脳vol.243「息子と『永遠の0』」
こんにちは、安里繁信です!
正月に時間をつくって約9年ぶりに…息子と2人でデートしてきました。笑
いつも塾の送り迎えはしていますが、一緒に時間を決めて
出かける機会がなかったのでわくわくしましたよ〜\(^o^)/
選んだのは、映画「永遠の0」。
家族ってなんだろう、命ってなんだろう、戦争ってなんだろう…。
大人になるにつれてその認識は変化していきますが、
今の彼のまっさらな状態で見てほしかったんですよね。
僕も戦争を知らない世代だし、彼はもっと知らない世代。
だからあの映画をどう感じるのか確認したくて行きました。
感想はとくに言っていませんでしたが、隣で涙をすすってる姿を見て
何か感じてくれたんじゃないかと…期待しています。
戦争は国益と国益のぶつかりあい。
国民はその犠牲で、いがみあって憎しみあって人が人を殺してしまう。
こんな悲しいことはありませんよね…。
日本は第二次世界大戦以降、戦争をしていません。
それがいかに尊い時間かということは息子に伝えています。
欧米の辞書には「平和」の意味は「戦争と戦争の間の時間」と書いてあるそうです。
つまり、戦争をしている時間の方が長いということ。
今でも世界では内戦を含めどこかで戦争が起きている。
だから、日本のように新しい命が生まれてすくすく育つことは希なことで、
僕らのように普通に朝を迎えられることはすごく尊いこと。
それが当たり前じゃない国があることを知らなきゃいけない。
そんなことを息子や若い世代の方々にも知ってほしいと思います。
今、名護市長選挙も間近になり基地問題が大きな焦点となっていますね。
辺野古移設に賛否の声がありますが、片方だけの声を鵜呑みにするんじゃ無くて
リテラシーを持って判断していくのがすごく大事だと感じます。
世界ってなに、アジアってなに、この国ってなに、琉球ってなに?
そんな風に、どんな歴史を刻んで今日の世界があるかを
学ばなければいけませんね。
偏った情報に踊らされない、冷静に判断できる
かしこい有権者になりたいと僕は思っています。
今日も最後までお付き合い、ありがとうございます!!
安里繁信でした。
2014年01月09日
安里繁信のしげ脳vol.242「新年の抱負」
明けましておめでとうございます、安里繁信です!
波の上宮でおみくじを引いたら…初めて大吉がでました。(笑)
この2、3年は観光コンベンションビューローの会長職に着いていたこともあり
年末年始は仕事でバタバタ動いていたのですが、
今年は家庭で年末年始を過ごすことができて
新鮮な気持ちで、原点に還る思いで過ごすことができましたよ。(o^^o)
空き時間もあったので、こんな本を読み始めました。
ジョン・ダワー著「敗北を抱きしめて」。
以前、孫崎亨さんの著書「戦後史の正体」という本を紹介したのですが
この2冊は同じ第二次大戦後の日本を、真逆の立場から描いている本。
何事においても言えることですが、片方の意見だけで
「当時の担当者が言うんだから間違いない」と判断することは危険です。
そこにはどうしても個人の思想が持ち込まれ、歪曲されてしまう。
もう一方の視点も知った上で冷静に自分の意見を出すことが大事ですよね。
みなさんにも是非読んでほしい2冊です。
参考までに、上下巻の箱書きを引用すると:
「1945年8月、焦土と化した日本に上陸した占領軍兵士がそこに見出したのは、驚くべきことに、敗者の卑屈や憎悪ではなく、平和な世界と改革への希望に満ちた民衆の姿であった…(上巻)」
「敗北を抱きしめながら、日本の民衆が『上からの革命』に力強く呼応したとき、改革はすでに腐食しはじめていた。身を寄せる天皇をかたく抱擁し、憲法を骨抜きにし、戦後民主改革の巻き戻しに道をつけて、占領軍は去った…(下巻)」
そして今年の抱負は…革命。自分革命です。
マイレボリューションですね。(笑)
もう(まだ?)44才ですが、
今ここで身を固めて塩漬けになると酸っぱくなるだけなので
まず、 “これからの安里繁信” をつくるために、
“これまでの安里繁信” をリセットしたい。
精進して参りますので、本年もどうぞよろしくお願いいたします!
安里繁信でした。