安里繁信の脳内に切り込む！おしゃべりブログ「しげ脳」

  

安里繁信のしげ脳vol.279「胎動の予感…20代の若者を対象にした勉強会『がじゅまる』スタート！」



4月から20代むけの勉強会「がじゅまる」スタートします！




安里）
最近、以前に増して大学生とか20代の
若者たちとふれあう機会が増えてきてね。

幸喜）
若い方から会いたい！というアプローチがあるんですか？

安里）
そう。メディアの影響もあるんでしょうね、
僕を知ってくれてる方から声をかけていただいて。
イベントとかで会ったのをきっかけに
「仲間を集めるんで話聞かせてください」っていう、
そんな機会が増えてきましたね。

幸喜）
少し前のしげ脳では、「面白い若者がいないなぁ」って
おっしゃってましたが
これはまた状況が変わってきましたね。

安里）
うん、新鮮なエネルギーもらってますよ（笑）

幸喜）
それで若者たちの印象はどうですか！？
面白い方には出会いましたか？

安里）
面白い！
彼らが、何かしたい！っていう
エネルギーを
持ち合わせてるのが
嬉しかったね。


幸喜）
先日、大学生が立ち上げた「がちゆん」という
会社でも勉強会をしてましたね。
私も知り合いなので、安里会長とつながるとは
やるなぁ、と思いました。

安里）
がちゆんの方は、沖縄の観光の柱でもある平和学習を、
同じ世代の若者で語り合うということを商品化されてるんですよね。
彼らともたまたま知り合って話を聞きたいっていうので、
会を設けてもらって参加してきました。
そこで生き方論だったり沖縄論だったり
これからのアジア情勢だったり、
或いは経済をどう成長させるかとか、
沖縄にこれから必要とされる人材とかね。
そんなことを2時間ぐらい、真面目に討論してきましたよ。

幸喜）
どうですか、大学生起業家のみなさんは臆せずに質問してきますか？

安里）
うん、してくるね。

幸喜）
へー！それはなんだか希望が持てますね。

安里）
それにね、質問の角度がよかった。
ちゃんと考えている上で質問を投げてくる。
だから面白かった。
それで、僕が彼らに話してるのは、今の国の借金は1千兆円。
君たちはそれを返さなきゃいけない世代なんです、と言っている。

だから意思を持て、と。

もう一つは、僕らが20代の頃に持ち合わせてた情報と　
皆さんが持ってる情報は質が違うと言ってるんですね。
僕らのハタチの頃ってインターネットもなかったし
限られたマス媒体を通してしか情報は入ってこなくて、
だから興味関心がない情報って入ってこなかった。
でも今って、中学生ぐらいからスマホ持ってるわけでしょ。
ってことはいくら大人が立派なこと言ってても
ちょいちょいって検索するだけで全部出てくるんだよ。
だからリテラシーがあるもないも賛否も含めて、
情報を持ってることが前提なんです。

だから僕は…
彼らが意思を持つことが
この国が変わる
きっかけになるんじゃないなぁ
と思ってるんです。

実際、あの震災でも国は変われなかった。

幸喜）
震災後、4年かけて何もなかったような空気になっていますね。

安里）
結局、もと通りに納まってしまった。
なにか、陰の部分にフタをしているような気がしてならないんです。
でもそのままで未来を描けるのか、僕には分からない。
そして多くの方にとって震災は終わったことになってしまった。
でもそのツケって、全部次の世代に回ってくる。
だから若い子よ、意思を持てと言ってるんですよね。

幸喜）
彼らが決めていかなきゃいけないですからね。
いや、私もその一人ですが。

安里）
幸い、2年後には18才から選挙権を持てるようになりますから。
その子たちが何かしら意思表示を
するんじゃないかと僕は期待してるんです。
彼らが燃えれば国が変わるはず。

幸喜）
その火種が見えるわけですね。

安里）
うん…胎動を感じるんだよね。
何かが変わりそうな、そんな予感がする。
そういうエネルギーを持った世代と
僕も向き合っていきたいと思います。
彼らに期待するだけじゃなくて、僕もその輪の中にいたいですから。

幸喜）
ぼやいてるだけの年寄りにはなりたくないですね。

安里）

なので、僕がこれまで培ってきた
智恵や経験をお伝えする場として、
「がじゅまる」という勉強会を立ち上げました。

運営も一緒にやりたいと言ってる若者がいるので、
それも任せながらね。
少人数の、意思を持った子たちを
厳選して招き入れる会にしたいと思います。

幸喜）
これは参加したい方多そうですが、試されますね〜

安里）
くわしくは、近々facebookページが立ち上がる予定なので
そちらをご覧ください。

幸喜）
決まったら、しげ脳でもお知らせよろしくお願いします！