安里繁信のしげ脳vol.321「生きることについて」

安里繁信

2016年10月31日 12:57

安里繁信のしげ脳vol.321「生きることについて」

安里)
実は9月のことだけど、
僕の近しい方が立て続けに2人、亡くなったんですね。

幸喜)
それはすごく残念でしたね、ショックだったことと思います。

安里)
うん・・・年も近いので、考えさせられました。
生きることと、死ぬことを。

運命って、「運ばれてる命」って書くけど・・・
自分はどこに運ばれるのか、
どうありたいか、
どう生きるかなってことを
改めて考えました。


例えば明日僕がぽっくり死んだとして、
家族はどうなるかな、会社はどうなるかなとか、
例えば、大きな挫折が襲ってきたらどうするか、とか。

幸喜)
私も2,3年前に同級生が白血病になったことがあって
彼は回復しましたが、自分だったらどう感じるかな、
あんなに強く克服できるかな、
治療の痛みに耐えられないかもな、とか、
本当に色々考えさせられました。

安里)
難しいな、「死」って。
借金を苦に自殺する方もいますが、
病気も借金も当事者にならないと
その辛さって絶対わからない。
生きたくても生きられない人もいれば
自ら命を絶つ人もいて。
正解ってないし、
自殺した人のことを否定することはできない。
その抱える苦しさは本人にしか絶対分からないことですから。

幸喜)
想像はできますが、
その苦しさは分からないですよね。

安里)
僕は小学校の頃、死にたかった時期があって。
目標もなかったし、すべてが嫌だった。
友達との関係も含めて。

幸喜)
アイアンマン安里繁信にもそんな時期があったんですね。

安里)
うん、それに「こういう死に方がしたい」
っていう憧れがあってね。

幸喜)
憧れですか!?

安里)
車に轢かれそうな犬を助けて
代わりに轢かれる、みたいな(笑)
ヒーローになりたかったんでしょうね。

幸喜)
死に方って、生き様も現れるのかもしれませんね。
あの人に助けてもらったとか、元気をもらったとか、
私もそういうことを言われたいです。

安里)
そうだな、死に方と生き方。
いろんな考えがあるだろうし、
考えたくもないテーマかもしれませんが、

僕は・・・何があっても死なない!

幸喜)
えっ、不老不死宣言!?

安里)
いや、自分の意思で命を絶つことはないってことです!


どん底まで落ちても必ず這い上がるし、
何があっても生きるし、
生き続ける自信がある(笑)!


幸喜)
やっぱりアイアンマンですね(笑)!
昔は貧乏してたとおっしゃってましたが、
そういう経験、どん底まで落ちた自負というか、
そういうのも強みなんでしょうね。

安里)
だって僕、こないだチェンソー振り回して巨木倒したんだよ!
その時思いましたね。
「あ、造園業者でも働けるな」って(笑)

幸喜)
草刈りエキスパートですしね(笑)

安里)
そういう仕事もきっとあるはずだから、
月に25万円は稼げると思うんだよ。
そしたら家族をなんとか養える。

幸喜)
うちも夫婦ともに自営業なので
そういう話はよくしますね。
どっちのビジネスもダメになったら、
旦那さんはコンビニバイトして
私はコピーライターしたら、なんとかなるね、と。
って、会長のような地位にいてもそんなことを考えるんですね。

安里)
うん、やっぱりね、
こうして知人が亡くなると考えさせられますね。
彼の死をただ悲しい事として受け流すんじゃなくて、
しっかり我が事として受け止めて考えたいと思ったんです。

幸喜)
そうですね、誰しも、
いつ何があるか分からないですもんね。

安里)
人間ドッグとか体のメンテナンスも含めて、
しっかり生きていこうと思います。
皆さんも、生きてください。









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