安里繁信の脳内に切り込む！おしゃべりブログ「しげ脳」

  

安里繁信のしげ脳vol.282「名桜大学生を中心とした『やんばる政経塾』が始まりました」






安里）
6月末からね、大学生を中心とした塾の
塾長をさせて頂いてるんですよ。

幸喜）
あらっ、すでに開催されている若者向けの
「がじゅまる」という勉強会にも
大学生の方も参加されてますよね。
これとは別で立ち上がっているのですか？

安里）
「がじゅまる」とは別で、沖縄の北部やんばるで開講した
「やんばる政経塾」というものです。


幸喜）
へっ、やんばるですか！？
なんでまた！？

安里）
名護にある名桜大学の学生さんたちから
提案があったんですよ。

幸喜）
すごい！自分たちから安里会長に声をかけて来たとは、
若者がんばりますね！

安里）
この頃の若者はすごいよ～！
意識高い系の大学生と交わることが多いですからね
すごく刺激を受けてます。









幸喜）
ここ半年ぐらい、20代の方との交流がとみに増えましたよね。
どこの大学にも意識の高い方がいらっしゃる。

安里）
最近の子たち見てると、
僕らが二十歳の頃はそんな感覚持ってなかったよな～！
って尊敬するし、なによりスマホ世代でしょう。
これから僕らの想像をはるかに超える力を持つんじゃないかなぁ。

変な話すると、僕らはインターネット世代の最初の方。
ノート型バソコンで会議をしたりとか、
そういう改革が起きた時代。
それが今の子たちはスマホですから。
ほしい情報を4秒後にはサクサクっと入手してるんですよ。
僕ら大人が今言ってることが当たっているのか間違えているのか、
彼らは数分後には分かってしまう。

だから「大人の言うことを聞いてなさい」とか
「黙ってやりなさい」ということが
通らない時代かもしれないね。
僕らは、以前より説明責任が
求められてるんじゃないでしょうか。

そういう発言をする資格があるか、実績とか説得力がないと
彼らの情報量には僕ら年上というだけでは勝てないんじゃないかな。

幸喜）
なるほど、大人にとって厳しい時代ですね～。

安里）
だから昔は大人の言うことは黙って聞きなさいと
押さえつけられていたものがマグマのように吹き出して
意思を持つようになってくんじゃないかと期待しています。

幸喜）
前回もそういうことをおっしゃってましたね。
10代、20代が意思を持つと社会が変わると。

安里）
うん、ものすごく期待してる。
今、未来のことについて議論する機会が少ないじゃないですか。
政治でも今日とか明日の日常を見た議論ばかりで
未来の話をする人ってあまりいないんですよ。
だから未来を背負わなきゃいけない世代、
つくっていく世代がポリティカルな分野でも
意思を持つというのはものすごく良いことだと思ってて。
そんな若さで投票権を持たせるのはどうかという意見もあるけど
成熟国家の多くは18才から投票権があるわけですよ。
日本の若者の政治に対する意識レベルが
そういう国に劣るとは思えないし
若い世代を受け入れていく
僕ら大人の度量が試されているんじゃないかな。

幸喜）
今は新聞やテレビしか見ない50代、60代以上の方々よりも
ネットでサクサク情報を探す10代、20代の方が
能動的に情報は得られますもんね。
年齢は関係ないと感じます。

安里）
昔は図書館で辞典を調べなきゃいけなかった情報が
ぜんぶ片手に収まるスマホに入ってるんだから、
すごいよなぁ。

スマホ世代の革命に僕は期待しています。
そしてその世代の感性を磨くのが
僕ら世代の役目だと思ってるので
本気で彼らに向き合ってるんですよ。


幸喜）
そんな年齢から会長のもとで学べるなんて幸せですね～。
ちなみに、どういった職種を希望されてる方々ですか？

安里）
やんばる政経塾に通っている方は
政治家志望もいれば経営者希望、
あるいは社会活動をしたい方もいますよ。
なので今、開催している勉強会は「ホワイトボード」という
20代、30代を中心とした異業種交流勉強会、
そして「創志の会」という40代経営者を中心とした会、
あと大学生や若手向けの「がじゅまる」、「すけっちぶっく」
これで４つですね。

幸喜）
各世代で面白い人材が育ちますね。

安里）
なにより僕が成長させてもらってますからね。
こういう機会があってありがたいですよ。
どの世代もそうですが、皆さん自分の仕事とか、
一つの分野には詳しいんですが、もっといろんな分野のことを知って
視野を広げることが大事なんですよね。
だから僕もそうだし、それぞれに
いろんな視点をもらえることに価値があると思います。

幸喜）
それにしても、会長のような方にも
簡単に提案できるんだから、いい時代ですね～。
昔は会社に電話して秘書さんにアポ取りしてつないでもらって、
それも通してもらえるかも分からなくて…という前置きがありますもんね。

安里）
なぁ！Facebookのメッセージでアポ取りの連絡が来るんだから！
昔は誰かの紹介がなければ電話もできなかったような方にも
全部すっとばして直接連絡できるんだから。

幸喜）
会長にはいろんなメッセージが来るんでしょうね。
全部返信されてるんですか？

安里）
相手にとって僕が本当に必要だと思ったら、返信させて頂いてます。

幸喜）
それをどう感じさせるかは、メッセージを送る側の手腕ですね。
ではまた、やんばる政経塾の情報があればお知らせお願いします。

安里）
はい、僕も本気でがんばります！