プロフィール
安里繁信
安里繁信
グループのシンバネットワークを束ねるシンバホールディングス会長。(社)日本青年会議所 会頭、(財)沖縄観光コンベンションビューロー会長などを経て(社)沖縄公共政策研究所を設立。さまざまな活動を通して沖縄の魅力を全国に発信中。好きな食べものはタコライス。

【趣味】マリンレジャー
【血液型】A型
【座右の銘】知行合一
【尊敬する人物】牛尾 治朗
【好きな俳優】藤原 紀香
【好きな食べ物】タコライス、カフェラテ

facebookやTwitter、Instagramもやっておりますので、宜しくお願いします!


[ライター紹介]

幸喜 朝子

またの名をブエコ。沖縄のチキンの丸焼き専門店ブエノチキン浦添2代目にして、広告コピーライター。安里繁信の思考を読み解くべく2008年インタビュー形式のブログ「しげ脳」をスタート。


  渡嘉敷・田中・松田

シンバホールディングス㈱秘書室・広報メンバーによる安里の脳内調査を開始(2021年~新生しげ脳)
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てぃーだブログ › 安里繁信の脳内に切り込む!おしゃべりブログ「しげ脳」 › しげ脳Vol.3-1/2「特別企画対談」

2021年04月19日

しげ脳Vol.3-1/2「特別企画対談」

写真撮影時のみマスクを外しています。


松田)今回のしげ脳はですね、特別企画と題し、
✨くれえる沖縄さんとのコラボ対談~✨
という事で繁信代表と一緒に
愛雅粧ビューティーカレッジへ 来ております。
辺土名さん、今回はよろしくお願いします!(^^)!


松田)
くれえる沖縄・・・一体どんな経緯で
シンバネットワークグループになったんでしょう?


安里)
かれこれ十数年前の話になるんだけれども、沖縄で有名なエステ
ティシャンが大手リゾートホテルにいらっしゃって、当時僕はカ
ヌチャリゾートの関連会社、サンビーチ開発の役員だったんですよ。
その有名エステティシャンから、カヌチャリゾートでのお仕事の
相談を受けて、カヌチャへ打診しご相談したところ、ちゃんとし
た組織であれば良いとの返事をいただいて。
当時はスパブーム前の段階だったので、
僕らが資本となりしっかり下支えするという前提で
合弁の㈱コッカという会社を立ち上げたの。



松田)コッカ!くれえる沖縄の前身ですね!


安里)
コッカ(cocca)は、イタリア語で「めんどり(雌鶏)」という意味なの。 それから5年くらい経って、
経営の運営方法を見直したタイミングがあった際にご縁があって
大阪の老舗「くれえる化粧品」の蓮井秀樹さんて方と
お会いすることになったんです。
「沖縄進出を考えているのであれば一緒にいかがですか」という打診に対して ぜひともという事で、
またここも合弁で再スタートをきって今日に至る、
という感じです。


那覇市内のホテルをはじめ、いくつか展開が始まり 愛雅粧というスクール開校し、
生徒さんを育てていくという環境まで整えていく動きに・・・
そこからは辺士名さんの方が詳しいと思うので、バトンタッチ。



辺土名)
くれえる沖縄の本体である株式会社くれえるは元々
化粧品の開発と販売をしております。


弊社会長の蓮井良子が元々敏感肌で、お肌にあう化粧品がなく、
多くの方も悩んでいらっしゃることから、そうした方々の肌にあう化粧品を作ろう
との思いで化粧品開発を始めました。当時は、自分の肌にあう化粧品を探すのが困難な時代。
くれえる化粧品は、そんな敏感肌に悩む方の力になりたいという思いから生まれた化粧品なんです。

くれえる沖縄の事業では、エステサロンやエステティシャン育成のための学校、愛雅粧ビューティーカレッジを運営しております。
ただ単にエステティックだけではなく、トータルな美を提供できるよう、 ネイルやスパ部門の事業も行っています。



松田)
幅広く事業展開されているんですね~!
辺士名さん自身がくれえる沖縄に入ったきっかけは?


辺土名)
めちゃめちゃ私事になりますけれども、
もともと「綺麗でいたい」という願望がすごく強く、
若いころから自分がエステサロンに行ったり、 ジムでトレーニングしたりだとか、体型維持は常に意識してきました。
エステを受けると満足感や幸福感を感じるので定期的に通っていたんですけれども、ある程度お仕事の経験を積み、
落ち着いてきた20代後半ぐらいに、
「何か新しいことを始めたいな」
「私に何ができるんだろう」
って考えたときに、 同じ思いを今度は自分が提供して
いきたいという気持ちが湧き出てきて、
愛雅粧ビューティーカレッジの門を叩いていました。



安里)生徒さんではいってきたんだ

辺土名)
はい、そうなんです生徒だったんです。一年間お勉強させていただいて、そのままくれえる沖縄に就職をさせて頂きました!
その時の先生が、白水さんです 。

松田)白水常務!!

辺土名)
やさしさの中に厳しさがありながら、しっかりと教えて頂きました。今では一緒にお仕事させて頂いています。

安里)
でも実際、イメージしててたのと、入って自分が受ける側からやる側に変わって初めて見える世界ってあった?


辺土名)
すごく違いました。 施術されている時とは違って、
お客様がどうやったら満足してくれるのかというところをまず第一に考えなければなりません。
例えばベッドセッティング、空調や、ライティング、
お店の雰囲気とか、そういった
五感に訴えるところの配慮がものすごく重要なんです。
まず入ってきて「なんかこの空間落ち着かないな」とならないように、空間を整えること。技術はもちろんですが、 何度も何度も繰り返し練習してやっと上達していくので、立場が変わってその苦労を実感しているところです。

見えないところ、裏でどれだけ努力していくか、
お客様に満足していただきたいという思いがどれだけ伝わるかがとても重要なお仕事だと思っています。
ただ単に満足して帰っていただく、というだけではなく、お客様がここをきっかけにハッピーになれるように 心身のケア含めたトータルケアが提供できるプロのエステティシャンに近づくことを目指し、モチベーションを持っていっています。



松田)
さすがプロですね…!立場が変わるとこれだけ目線が変わるんですね

辺土名)
そうですね、学生だった頃からしたら、大分勉強させていただきました。


モチベーションを維持するにはどうしていたんですか?

辺土名)
モチベーション、これも、私事にもなるんですけど…
なよなよしている自分が嫌で、
できない自分も嫌なんです。
なので、「出来る」自分にどれだけ近づけるか。

だからなんでもチャレンジの精神で分かんない事があっても
すぐ「はい」を心がけています。自分で調べてやる。
そうやって努力を繰り返すと、自然と自信もついてきます。

自分がお客様に見られる立場でもあるので、
おのずと日々の過ごし方、食生活含め生活のすべてを意識するようになりました。

もちろん疲れている時もありますが、常にやる気に満ち、毎日楽しく過ごせています。お仕事への活力にもつながっていると思います。


松田)意識が素晴らしいですね…!


安里)
例えがどうかわからないんですけれども、
僕沖縄の島全部回ったんですよ。 有人島47あるんですけど、
以前観光を推進する立場で全部回ったのね、そうすると、
それぞれの島の特産品とか、島が自慢したい場所とか、
見てほしい花とか、良いものを 紹介してくれるんですよ。
それで、回り切ったあと
俺この沖縄の島全部知ってる」
って勘違いしちゃったのよ。

で、そのあと政治にチャレンジすると決めて、もう一回まわったのさ、漁船で。そしたら今度、不安や悩み、怒り、悲しみを教えてくれたの・・・。
だから、そのどういう立場でものごとを見るかによって、見方はまったく違ってくるものなんだよね。

単に一回触れただけで知ったつもりでいた自分と、実際に影の部分を見た時のギャップというか、学びというか・・・、
その衝撃ってものすごく大きかったのを実感している。
今まで、「綺麗になりたい」って美意識高い女性として受けていた辺士名さんが、今度与える側に回った時にまた初めて見る世界、経験する世界があるんだと思う。



辺土名)
そうですね、それこそまさに「光と影」だなって。
やっぱり裏で努力しているからこそ光を与えることができるっていう風に思っています。
ちなみに「くれえる=Clair」っていう社名が
フランス語で「光」っていう意味なんです。
女性を綺麗に輝かせ、私たち自身も輝いた人生を送れるように という意味を込めて作られたそうです。



松田)
少し話が逸れてしまうかもしれませんが、新型コロナウイルスの影響はありましたか?


辺土名)
そうですね、昨年は、対面でお仕事をするエステティックや、
ネイルの部門など、 新規のお客様が取りにくくなりました。
行き慣れたお店だと、どれだけコロナの対策をしているのか
分かっていると思うんですが、
初めて行くお店はそれがわからず不安も多いと思うんですね。
ですから、リピーターのお客様は、「安心できるからまたくるね」
って来てくださるんですけれども、
新しいお客様にとってはちょっと難しかったのかな と思います。
それも裏を返せば、一度来ていただいて安心することが
できれば、
色んな所に行くのはリスクを避け、
「じゃあまたこのお店に行こう」 っていう、動機にもつ
ながります。お客様が自粛や各種制限で溜まるストレスを
私たちでケアできたらなと思ってます。



安里)
そういう、社会的な使命を再確認できた、みたいなものがあるんだろうね


辺土名)
とてもありますね。美容なので「美」を提供しているんですけど、
美容と健康ってイコールしているなっていうところも感じますし、 おもてなしの部分もますます強化していかないといけないと感じています。


安里)
贅沢みたいな感じのイメージもあったりするんだけれども、
こういう時だからこそ
エステティシャンにしか届けられない何かがきっと
あるんじゃないかな。



生徒さんたちは皆エステしたい、技術を習得したいって入ってくるわけじゃないですか、指導者として生徒さんたちに一番伝えていることって何ですか?

辺土名)
日本エステティック協会が考えているソワンエスティティック
という考え方は 「心くばり・気配り・お手当・手入れ」というところ。
美学・心理学・美意識 心配り・気配りプラス美の提供という所ができるように自分自身を改め、人におもてなしをする心を持っていただきたいと生徒さんたちに指導しています。
そこから技術やカウンセリング力の向上に繋がっていくかなと思っています。そういったところを大切にしてもらいたい。


松田)心配り・気配り、すごく大事ですよね・・・まさに今勉強になっています!!




さぁ、次回はなんと!安里と松田が施術してもらいますよ~~💆‍♀️🌿


※写真は撮影時のみマスクを外しています。




Posted by 安里繁信 at 10:18│Comments(0)
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