プロフィール
安里繁信
安里繁信
グループのシンバネットワークを束ねるシンバホールディングス会長。(社)日本青年会議所 会頭、(財)沖縄観光コンベンションビューロー会長などを経て(社)沖縄公共政策研究所を設立。さまざまな活動を通して沖縄の魅力を全国に発信中。好きな食べものはタコライス。

【趣味】マリンレジャー
【血液型】A型
【座右の銘】知行合一
【尊敬する人物】牛尾 治朗
【好きな俳優】藤原 紀香
【好きな食べ物】タコライス、カフェラテ

facebookやTwitter、Instagramもやっておりますので、宜しくお願いします!


[ライター紹介]

幸喜 朝子

またの名をブエコ。沖縄のチキンの丸焼き専門店ブエノチキン浦添2代目にして、広告コピーライター。安里繁信の思考を読み解くべく2008年インタビュー形式のブログ「しげ脳」をスタート。


  渡嘉敷・田中・松田

シンバホールディングス㈱秘書室・広報メンバーによる安里の脳内調査を開始(2021年~新生しげ脳)
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Posted by TI-DA at

2015年12月29日

安里繁信のしげ脳 vol.295「100点満点の1年」

しげ脳vol.287よりインタビュー編集担当の幸喜朝子の出産の為、
しばらくの間、夫・浅野太輝が代打取材中!
「いっしょに考える塾 アサノジュク」を運営する28才、
駆け出し経営者としての目線で安里会長の脳内に迫ります!


浅野)
2015年もいよいよ年末ですね。
安里会長にとって今年1年はどのような365日でしたか?
1年に点数をつけるならば何点でしょう。


安里)
久しぶりの100点だね!


浅野)
おぉ!すごい!おめでとうございます!
目標がすべて達成できたということでしょうか。


安里)
これまでは不完全燃焼なことがいくつかあったからね。
今年はやりきった清々しさを感じる。


浅野)
やりきるというのは、できそうで難しいですよね。
ちなみに昨年までは何点くらいでしたか?


安里)
ここ数年は70点くらいが続いていたかな。
よい1年でしたよ!


浅野)
いい言葉が聞けました。
そんな中でビッグニュースベスト3は何ですか?


安里)
まず1つ目は、県内の学生さんたちと
グッと関わり合いが深くなったこと。
これは去年までにはなかった大きな変化だね。


浅野)
そうでしたね!学生と若手経営者対象の塾
「がじゅまる」が始まったのも今年でした。



参考)
安里繁信のしげ脳vol.283
「刺激し合って成長する20代~私塾『がじゅまる』での2時間を終えて~」
http://shigenou.ti-da.net/e7845127.html


安里)
そうそう。きっかけはある日突然、学生さんの方から
僕の話を聞きたいとフェイスブックを通じてメッセージをもらって。
それで会社に数人の学生さんを招いてお話させて頂いたんだよね。
それに共感してくれた学生たちが
「もっと多くの学生に安里会長の様な刺激ある考え方を伝えたいので、僕らに機会をください。」
ということで始まったのが「がじゅまる」だったんだよね。


浅野)
それが今年の4月でしたね。


安里)
うん、それがきっかけで学生世代の方々との関わりが始まって、
どんどん輪が広がっているんだよね。
去年までは知らなかった
20代の声をたくさん聞けたのが、大発見だったな。


浅野)
沖縄国際映画祭の運営にも
学生さん達を積極的に抜擢されていますよね。
このつながりは来年も一層深くなっていきそうで楽しみです。


安里)
ビッグニュース2つ目は
ドキュメンタリー&ディスカッション番組
『098TV』が始まったことかな。






参考)
ドキュメンタリー&ディスカッション番組『098TV』
毎週日曜の深夜24時45分~OTV(沖縄テレビ)放送
Facebookページ
 https://www.facebook.com/098.tv/?fref=ts


浅野)
それも4月からスタートしましたよね。
昨年もテレビ番組「素顔のBOSS」で司会をされてましたが、
それとはまた違う感覚ですか?


安里)
うん。素顔のBOSSはいろんなジャンルで活躍されている方を
お招きして人生について聞くという内容で、
カウンターに座ってじっくり語り合う落ち着いた番組だったのね。
ゲストもすでに世の中に名が知れてるような方が多かったし。
でも「098TV」は外に飛び出していって
これまで僕が出会ったことのないような人や場所に出会える。
それがすごく面白いよね。
これまでやらなかったようなこともどんどん企画してくるから
「えっ?僕がこんなことやるの?」って思うことも多い(笑)


浅野)
クリスマスには番組のイメージカラーの
黄色いサンタ服を着てましたね(笑)








安里)
一緒に出演しているAWICHも変態だしなぁ
もちろんいい意味でだよ(笑)
彼女も28才でしょう、多いに刺激を受けています。


浅野)
28才、僕と同じ年です!どういった変態なんですか(笑)?


安里)
感性が人と違ってるよね。
彼女はデザインもするしイベントもオーガナイズするし、
クリエイターとして、もっと伸びていくんだろうなって感じる。


浅野)
AWICHさんはラジオ番組も持ってますよね、すごくかっこいいです。
098TVは見る人にも新鮮ですが会長にとっても新鮮だったんですね。
それでは3つ目は?


安里)
3つ目は、今年の初めに立てた「自分革命」
という目標を達成出来たこと。
今年1年は僕自身のロードマップの中では
ボーナスの様な1年だったんですよ。






浅野)
ボーナスとはどういう意味でしょう、
去年までに多くの目標をやり遂げて
今年はおまけのような年…ということですか?


安里)
というより、今年は今までの先入観から離れてみたんです。
そのおかげで非日常をたくさん見ることができたし、
今までの自分と向き合いながらバージョンアップすることができた。
まさに「自分革命」が成功した感じだね。
だからこそ来年からの3年間の時間の使い方が
僕にとってすごく大切になってくると思う。

浅野)
それは40代の締めくくりに向けてということですね。
3年間あっという間ですが、まずは来年
「これだけは実現したい!」という目標はありますか?


安里)
来年はトレンドを追いかけたいと思っているんだよ。


浅野)
それは若者の流行を知りたいということですか?


安里)
若者だけじゃなくて、社会全体の、世界全体の、ということだね。
今までは周りから「こんなことをしてほしい」と
求められたことに全力で応えてきたんだけれど、
来年は自分の知りたい情報、見たい情報を
自分で積極的に取りにいこうと思っているよ。
その中からこれからの沖縄に必要になっていくものに
気づくことが出来るんじゃないかな。


浅野)
具体的に行きたい場所はありますか?


安里)
中国の海南島だね。
ここは国が国策でリゾート地化を推進してて
世界中から投資が集まってるんです。
沖縄と同じようにリゾート地として魅力のある地域から
たくさんのことを学びたい。


浅野)
今でも十分にご自分から動いてるように見えますが
来年はさらに加速しそうですね。


安里)
そうそう。そうやって今までに経験したことのない事に
チャレンジし続けて、奥深さを身につけていきたいと思うので
来年も引き続き、
しげ脳をよろしくお願いします!




【インタビュー後記】

皆さんの今年1年は何点でしたか??
僕自身もこのように『しげ脳』を担当させていただいたり、
朝子さんとの結婚式があったり、輝己(娘)が生まれたり、
自身が経営する学習塾の事業が拡大したり、たくさんの方々との出会いがあったり、
本当に充実の1年でした。僕自身も100点!と、いうことにしておきます(笑)
来年2016年は閏(うるう)年ですので、1日多い366日間の1年です。
来年は100点以上を目指して、日々精進ですね!
今年も1年間『しげ脳』をご覧いただきありがとうございました。
新年もどうぞ宜しくお願い致します(^0^)


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Posted by 安里繁信 at 11:58Comments(0)しげ脳(対談形式)

2015年12月23日

安里繁信のしげ脳vol.294 「悩むな、考え抜け。〜Movement2015に参加して〜」

しげ脳vol.287よりインタビュー編集担当の幸喜朝子の出産の為、
しばらくの間、夫・浅野太輝が代打取材中!
「いっしょに考える塾 アサノジュク」を運営する28才、
駆け出し経営者としての目線で安里会長の脳内に迫ります!



浅野)
先月11月15日、沖縄の学生団体Movement主催のプレゼンテーションイベント
「MOVEMENT2015」で講演されたそうですね!
いかがでしたか?




(*MOVEMENT2015とは、「ターニングポイント」をテーマに掲げ
沖縄県内学生たちが同世代の学生たちに向けて行ったプレゼンテーションイベントです。)
http://www.movement2015.com/" target="_blank">【公式サイト】 http://www.movement2015.com/



安里)
いやぁ、アッパレだったね!
主催の学生たちが僕のところに相談に来たことから
彼らの関わりが始まって、
いつの間にか登壇することになってたんだよな(笑)



浅野)
主催者の1人、川上くんは僕の塾
アサノジュクで先生をしてくれているのですが、
彼から「時間を目一杯使いきって素晴らしい
内容を伝えていただいた」と伺いましたよ!



安里)
ありがとう。このイベントは有料なんだけど、
沖縄県の大学生たちが目標とした1200人もの人数を集められるか、
ちょっと疑っていた部分が実はあったんだよ。
でも、当日を迎えて会場についた時に鳥肌がたったね。
すごい参加者だったから。
僕も思わず講演に熱がこもったよ。




浅野)
MOVEMENT2015は6時間にも及ぶ
ビッグイベントだったそうですね。
そんな長い時間、参加者を惹きつけられた
魅力は何だったと感じられますか?



安里)
もちろん1つ1つのコンテンツも素晴らしかったよ。
参加者は多くが学生でしょ、
だから20歳前後の学生たちが
そんな場所を求めていたということでもあると思うんだよな。
映画館で2時間座るのも退屈で大変な時があるのに
それを遥かに上回る時間を、
ほとんど全員の観客、学生たちが見届けたことに、一番驚いた。



浅野)
僕は残念ながら当日会場に伺うことは出来なかったのですが、
フェイスブックやツイッターを通じて熱量を充分に感じました。
当日会場を訪れた観客の皆さんは、
一歩踏み出したい方々だと感じましたか?



安里)
そうかもしれないね。
今の時代って、何が正解で、何が不正解か
分かりにくくなってきているじゃない。

僕らが学生だった1980年代に感じていたことは、
良い大学に行って、良い会社に就職して、
そうすると30歳ごろにマイホームが持てる、
という「多くの大人が理想とする方程式」。
それがあると信じていたんだよ。

当時は今ほど社会的に起業家マインドが
高まっている頃ではなかった。
でもね、その後90年代半ばにインターネットという
新しい産業が生まれて、
次第にその中で起業する意識が高まったんだよ。
そんな時代を牽引してきたのが僕らの1つ下の世代だから、
40歳前後の年代だね。
その時代が形を変えながら暫く続いて、
次の新しい動きを感じるのが、今なんだよ。

大企業も海外との競争の中に苦労が見えて、
かつての方程式では正解に辿りつけなくなってきた。
そして、今の20代は「正解って、何?」っていう
疑問が湧いてきているんだと思う。
金融機関でさえ統廃合を盛んに繰り返しているし、
公務員にも誰もがなれるわけではない。
人生の歩み方や幸せの形について、
多くの20代たちが暗中模索の状態にあるよね。
だからこそ、僕は彼らの世代が
新しい何かを生み出すだろうと”胎動”を感じる。
きっと新しい時代が生まれる瞬間って、
こんな雰囲気なんだろうなとも感じるよ。



浅野)
学生たちは危機感と同時に希望を感じているんですね。
安里会長から学生たちに伝えたいキーワードはありますか?


安里)
それは「悩むな。考え抜け。」ということだね。
学校や受験では暗記を大切し続けてきたでしょう。
1つでも多く暗記することが、試験で合格すること、
彼らにとって正解だったわけだよな。
でも、社会にでると
当然それだけでは解決出来ないことにも出会うじゃない。
また、誰かに言われた通りだと「鵜呑み」と捉えられることもあるし、
1つのことだけをを信じると「妄信」とも言えるよね。
大人が伝えること、メディアが伝えることを
鵜呑みにするのではなく、
「自分で答えを探せ。」ということだよね。

「自分にとっての幸せは何だろう?」
「自分が守るものは何だろう?」
「自分は10年後どうあるべきだろう?」
という長い時間かけて考えることから、
「明日どうするべきだろう?」という
目の前に差し迫っていることまで、考え抜いて欲しいね。






浅野)
今、彼らはそれが”出来る環境”にあるということですね。


安里)
いや、彼らはそれを
”やらなければいけない環境”にあるんだよ。
だから、考えることからスタートしてるんだよね。
かつては考えなくてもいい時代もあった。
しかし今はそうではないと僕は思うね。



浅野)
それはとってもラッキーな時代ですね。
僕はそう思います。


安里)
僕もそう思うよ。ラッキーだなと思うと同時に、
そんな時代を作った1人の大人として申し訳なくも思うね。
彼らは今から僕らの世代が
経験したことのない未来を経験しようとしている。
それが、きっと今の学生たちを待っている未来だと思うし、
彼らがその糸口を掴んでくれないといけない。
まさにこれからを担うコア(核)となる世代だよね。
僕らは彼らをキーパーソンとして据えた
計画を立てないといけないし、
彼らならそれを成し遂げてくれると思う。



浅野)
僕が学生だった10年前と較べて、
今の学生たちは全く違う生活を送っているように感じますね。
アサノジュクの講師にも大学生が居ますが、
彼らは学校に通って、仕事もして、
さらに3つ目の居場所も持っています。
彼らにとって何が一番
優先順位の高いことなんだろうと見渡してみると、
その3つ目の居場所をもっと良くすることの様に感じます。
それが学生団体であったり、それぞれの個人としての
趣味を越えた活動だったり、
という形で目に見えるようになっていますね。
僕は今回のMOVEMENT2015は
それらがいくつも集まって
世に出てきた形だったんじゃないかなと、感じます。


安里)
そうだよな。そういう環境で
素直にやり遂げられる彼らを、僕は素直に尊敬したい。
僕だったらどこかでソロバンを弾いてしまうだろうから、
今回のイベントが学生たちに与えた感動と
同じものを与えることは出来ないよな。
僕はそんな彼らをこれからも見守りたいし、
出来ることなら一緒に何かを成し遂げていきたいと考えているよ。
彼らの足手まといにならない程度にさ(笑)



浅野)
僕も同じく仲間に入れてほしいなぁと思います。
これが今の”青春”の形の1つなのかもしれませんね。



安里)
彼らが何かを成し遂げようと挑戦しているとき時に
”使える大人”でありたいよね(笑)



浅野)
いやいや、そんな恐れ多いことは言えないですよ!
いくら大学生でも!



安里)
いや、あいつらならきっと言えるよ、
それぐらい厚かましいもん(笑)
これからもいつまでも見守り続けましょう。



【インタビュー後記】

日頃から私も大学生と交流することが多くあります。
彼らは1つでも多くの物事を経験しようとしているし、
自分の殻を破ろうと見えない何かに挑み続けています。
僕が彼らから感じることも安里会長同様に「胎動」なのかもしれません。
これからの次世代を担う若者達から目が離せませんね!






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Posted by 安里繁信 at 12:34Comments(0)しげ脳(対談形式)

2015年12月16日

安里繁信のしげ脳vol.293 「子育ては何よりLOVE!〜浅野夫妻の第一子誕生報告〜」

しげ脳vol.287よりインタビュー編集担当の幸喜朝子の出産の為、
しばらくの間、夫・浅野太輝が代打取材中!
「いっしょに考える塾 アサノジュク」を運営する28才、
駆け出し経営者としての目線で安里会長の脳内に迫ります!



浅野)
安里会長!
ついに第一子の
輝己(きき)が生まれました!


(取材・編集担当の幸喜朝子と、
 現在、取材を代打担当している浅野太輝の第一子です)

僕の名前「太輝」から一文字とって
「自分らしく輝くように」という想いを込めました。






安里)
おぉ!本当におめでとう!
率直な感想はどんな感じ?

浅野)
とにかくスーパー安産で安心しました。
朝子さんも元気ですし、
理屈なしにとにかく可愛いです!
と言ってもまだ無表情なことが多いですが(笑)
毎晩ほっぺにチュッチュッしてるんですが、
いつまで出来るか心配です。

安里)
小学生になったらもう出来ないな(笑)
反応が見えるようになってくるともっと可愛いぞー。

浅野)
立ち上がったり、喋ったりするのが楽しみです。
それにしても、お腹にいる時とは感じ方が違いますね。
やっと父親の自覚が出てきました。

安里)
僕も父親だなぁと実感したのは
産まれてからかもしれない。
それと同時に、どう可愛がっていいか分からなくてね。
お風呂に入れるのも難しいし…。
だから、長男が初めて僕のことを
「ちち」と呼んでくれた時は無性に感動したよ。

浅野)
うわぁ。羨ましいなぁ!僕も今から楽しみです。


安里)
浅野も出産に立ち会ったんだよね?
僕は初めて出産に立ち会った時、
素直に「僕にはできねぇな。」って思ったよ。
産むまでの間も、お腹の子を何よりも第一優先にして、
産む瞬間もすごいエネルギーをかけて産んでくれるわけじゃない。
本当にすごいよ。自然と涙が湧き出るよなぁ。
何か始めるときに「産みの苦しみ」って、よく言うじゃない。
でも、あの言葉は男がいっちゃいかんよな、
命がけで子どもを産んだことないんだから。






浅野)
確かに!恥ずかしながら今まで簡単に使ってました。

安里)
あと、子どもはさ、
手をグーの形にして産まれてくるじゃない。
あれは何か大切なものを掴んで産まれて来たって、
聞いたことがあるよ。
そして、手をはじめてパーにした瞬間に
それがフワっと手を離れていくんだけど、
それを追うために人生があるって、その方は言ってたなぁ。
この子は何を掴んで産まれてきたんだろうな。


浅野)
へえ、初めてそのお話伺いました。面白いですね!

安里)
僕ら親は、5歳までは「可愛い!」と
毎日思わせてくれる親孝行をしてもらってて、
そこから先は僕らの子ども孝行の番が始まるんだよ。
そして、20歳だとか大学卒業までが
僕らがいっしょに過ごしながら
大切なことを伝えられる時間。
うちの息子の塾の送り迎えは僕が行くんだけど、
これも自分のためにやってるんだよ。
今しかない時間で何を伝えられるか、だよな。

浅野)
早くも僕は娘に彼氏が出来たり、
大学で家を出たり、結婚したりするのが怖いです(笑)


安里)
そうそう、これから浅野も
結婚式に出た時の感じ方が変わるはず!
お父さん、お母さん目線になるんだよ。

浅野)
今まで同窓会気分で結婚式に行ってましたが
父親目線になるんですね〜。

安里)
お父さんお母さんの涙とか見ると
自分のことのように思えたりね。
息子娘がひな壇に立って「お父さん、ありがとう。」
なんて言うのを想像して耐えられなくなる(笑)

浅野)
あぁ、、、僕も、もう耐えられないかもしれないです。。。(笑)

安里)
そうやって結婚式に参加して
父親目線になってる自分に気付いてから
僕のお父さんとしてのスイッチが
更に強く入ったこともよく覚えてるな。
あと面白いのはさ、結婚式で
寂しそうな顔をしてるのはお父さんが多いんだよ。
お母さんは「やり遂げた!」という顔してることが多いんだよな。

浅野)
言葉通り”母は強し”ですね。
僕は子供に「いろんな景色を見せてあげたい。」
ということだけは心に決めています。
いろんな場所に連れていってあげたり経験させてあげたいんですが、
会長はお子さんに対して大切にしている教えはありますか?

安里)
まずは何より愛情だよな。

浅野)
会長は「おまえが僕の宝物だよ。」と
お子様に伝え続けられてるんですよね。


安里)
そう。特に息子とは大きな病気を一緒に経験した時に
一緒に泣いて、何度も語って、
生きるということに一緒に向き合った。
そのことが根っこにあるから、
僕も彼も何も悩むことはないよ。
あと、伝えるようにしてるのは”品と徳”かな。
僕は両親に生きることの難しさ、生き抜くことの大切さ、
なぜ働くのか、そういうことを教わった。
家計簿とにらめっこする母ちゃんの背中を見て
「贅沢は出来ないな。」と子供ながらに感じたこともある。
ワクワクドキドキする世界を見せると同時に、
厳しいことも教えてあげないといけない。
それが例えば、家を作る時の”基礎作り”になるから
どっちも知れば、最強だよな。

浅野)
確かにその通りですね。
夢を追うことと、現実を生き抜く力を持つことの両輪が必要ですね。

安里)
僕の周りでも、満たされた家庭環境でも
挫折してしまう子が多い。
反対に、這い上がっていく子たちは
厳しさを知っていて、冷静に
物事を判断出来る子が多い気がするね。
僕は息子が生死に関わる大病をした時に
お金の無力さ、物欲のつまらなさ、
そして自分自身の力の無さを感じて、
どん底を経験したんだよ。
調子に乗ってた自分が叩き落とされる
最良の経験だったと今では思えるけどね。

浅野)
僕も全くお金がなくて食べ物すら買えない、
これ以上の貧しさはないだろうと思う辛い時期がありました。
今ではそれに生かされていると、
その経験をさせていただいた人生の師に感謝しています。

安里)
お母さんは子供を授かって無事に産むまで
きっと同じような経験をしてるんだよな。
遊びたくても遊べないし、食べたいものも食べられない。
風邪を引いても薬も飲めない。
でも、子育てはその間もしなきゃならない。
すごいことだよなぁ。
僕らお父さんはさ、そのお母さんに報いるためにも
「伝えたいこと」「伝えなくちゃいけないこと」を
しっかり明確にしておかないとな。
何よりもまずはLOVEだよ、LOVE!

浅野)
そうですね…僕はこれからも毎晩、
娘に「あなたが大切よ。」と伝えながら
チュッチュとさせてもらいます(笑)
いつまでさせてくれるかな。。。。


【インタビュー後記】

多くの皆様に応援いただきながら、
この度第一子を授かることができました。
今までは人生の先輩として見上げていた安里会長から、
お父さんの先輩として考えを教えていただきました。
アサノジュクの塾長として多くの生徒と毎日接しますが、
やはり我が子はそれとは全く別のハナシ。
安里会長の様に「LOVE」を一生懸命に伝えることを
さっそくインタビュー当日から実践中です!



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Posted by 安里繁信 at 11:21Comments(0)しげ脳(対談形式)