2018年12月20日
安里繁信のしげ脳vol.355「ご縁は巡る」
幸喜)
突然ですが、横井さんという方をご存知ですか?
安里)
おお!覚えているよ!
僕の親父の会社「株式会社あんしん」の社員さんで
もう20年ぐらい勤めてくれたんだけど、退職されたんだよ。
幸喜)
そうです、その方です!
実は横井さん、宜野湾市で
「Fair Attraction's Underscore Coffee Stand
(アンダースコアコーヒースタンド)」
というコーヒー屋さんをされていて、
行きつけのパン屋さんで偶然お話したら
(株)あんしんで働いていたと聞いて驚きました。
遊園地のような店内
●「Fair Attraction's Underscore Coffee Stand」ホームページ
https://fair-attractions-coffee-stand.business.site/
安里)
へえー!
幸喜)
本土に引っ越す事情があって退職したものの、
その予定がなくなったので夢だったコーヒー屋さんを開店したそうで、
58号線沿い、宜野湾市の大山あたりにありますよ。
サーカスのような店構えが目印です。
今日、会長に会うと話したら「よろしくお伝えください」と。
安里)
よろしくも何も、行きますよ!
幸喜)
来るのは怖いからやめて、
と言ってましたよ(笑)
安里)
怖くないだろー(笑)!
僕が採用面接したんですが、
横井さんの耳たぶ見てさ、
「福耳だね、採用!」って(笑)
幸喜)
ええーっ(笑)!!!
そんな簡単な採用ありますか!
安里)
福耳に悪い人はいないっていう
僕の中の統計データがありますから
確信しての採用ですよ!
その通りにすごく真面目な方なんだよ。
幸喜)
そうなんですね、それで今日聞きたいのは、
「会社を卒業していく方への想い」です。
私も会長の会社を離れた一人なんですが、
辞めていく方には
どういうことを感じますか?
「ずっと勤めてほしい」
「成長して羽ばたいてくれ」とか、
私も雇う立場になっていろんなことを感じます。
安里)
やっぱり若い頃、自分の度量がない頃は
辞めますという方に
「あいつ、面倒見てやったのによお」と思ってたんです。
経営者ですからね、やっぱりそう感じますよ。
ましてや同業種に行くとなると思いは複雑です。
でもね、今はそういう風に思わなくなって。
離れる方に対しても
出会いに意味があると思えるようになった。
幸喜)
そうですよねぇ。
安里)
例えば転職で僕らの会社に入ってきて、
前の会社の文句を言う方を
僕は信用しないんです。
だって、多分うちを辞めたら
次のところでうちの陰口言いますよ。
少なくとも自分はそうしたくないし、
それって自分の人生を
否定することだと思うんです。
3年なり5年なり、20年なり、
その勤めた期間の人生を否定することだよね。
それに辞めたとしても、
次どういう風に関わるかわからない。
上司と部下だった関係が、
次はお客様になることだってあるし、
辞めた方の会社が僕の会社を吸収したら
上司と部下の関係が逆転する。
そんなこともあるかもしれない。
だから一つ一つの出会いは大事にしたいなと思うようになったし、
僕の元を離れても頑張ってる方は応援したいし。
朝子は卒業しても、このブログしげ脳は続いているしね。
幸喜)
そう言っていただけると卒業した私としても
ますます頑張ろうと思えます!
あいつ前は僕の元にいたんだよ、
と自慢してもらえるようにしたいです!
安里)
僕らが出会った意味って
死ぬまでわからないですから、
縁っていうのをどれだけ大切な
記録として綴っていけるかですよね。
出会いの1+1が5になったりするわけだし、
その可能性は無限大です。
幸喜)
いろんな方とお仕事される会長ならではの実感ですね。
安里)
それに、関わった方が僕の会社にいたことを
誇りに思ってほしいしね。
挑戦してる人をみんなで応援できる社会にしようよ!
横井さんのコーヒー屋さんも行かないと!
幸喜)
ぜひ、健在の福耳を確認してきてください!
Posted by 安里繁信 at 12:30│Comments(0)
│しげ脳(対談形式)
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