プロフィール
安里繁信
安里繁信
グループのシンバネットワークを束ねるシンバホールディングス会長。(社)日本青年会議所 会頭、(財)沖縄観光コンベンションビューロー会長などを経て(社)沖縄公共政策研究所を設立。さまざまな活動を通して沖縄の魅力を全国に発信中。好きな食べものはタコライス。

【趣味】マリンレジャー
【血液型】A型
【座右の銘】知行合一
【尊敬する人物】牛尾 治朗
【好きな俳優】藤原 紀香
【好きな食べ物】タコライス、カフェラテ

facebookやTwitter、Instagramもやっておりますので、宜しくお願いします!


[ライター紹介]

幸喜 朝子

またの名をブエコ。沖縄のチキンの丸焼き専門店ブエノチキン浦添2代目にして、広告コピーライター。安里繁信の思考を読み解くべく2008年インタビュー形式のブログ「しげ脳」をスタート。


  渡嘉敷・田中・松田

シンバホールディングス㈱秘書室・広報メンバーによる安里の脳内調査を開始(2021年~新生しげ脳)
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Posted by TI-DA at

2016年06月10日

安里繁信のしげ脳vol.313「株式会社あんしん、50周年を迎えました」

安里繁信のしげ脳vol.313「株式会社あんしん、50周年を迎えました」





幸喜)
なんと!(株)あんしんが今年で50年目を迎えられたそうですね!
お父様が三輪トラック1台で始めた安信運送が
こんなに大きくなるとは、感慨深いんじゃないですか。

参考ブログ記事:「はじまり」http://and-symba.net/article/103756892.html

安里)
そうですね、半世紀という節目を迎えられて本当にありがたいです。

幸喜)
お父様とそういうお話はされるんですか?
50年を迎えて嬉しいね、とか。

安里)
いや、特別それについて語り合ったりはしてないですが、
まだまだ、道半ばという気持ちとか、もう50年かという気持ちとか、
いろんな感情が入り混じってるんじゃないかなぁ。

幸喜)
通過点でしかない、という感じでしょうか。

安里)
そうだね。

京都なんか行くとね、
二代目三代目なんて
ベンチャーって言われますから(笑)


会社って大きい小さいに関係なく、
存在し続けることが大事だと思うんだよね。
例えば朝子も、10年後のブエノチキン
(※編集者・幸喜が両親と営むお店 http://www.buenourasoe.com/)を
想像しろって言われてもできないと思うんです。
僕らもほんの20年前に今の状況が想像できたかっていうと、
全然できてなかったからさ。

幸喜)
20年前というとシンバネットワークが立ち上がってもいないですね。

安里)
あんしんもまだ年商が10億いかないような規模でしたね。

幸喜)
それが20年でこんなに大きくなるんですね!

安里)
うん、最初は取引先の軒下、駐車場の一角を貸してもらって
プレハブの事務所を貸してもらって。
何もないところから始めたからね、
誰もこうなるとは思ってなかったんじゃないかな。

僕はトラックに
乗れてればいいと思ってましたから。
どう改造しようかな、って(笑)


幸喜)
それがこんな未来が待ってるとは、人生は面白いですね。
今日、信秀相談役の運転手、宮里さんがシンバビルの1階で
あんしんのTシャツを着て草刈りをしてたんですが、
なんだか誇らしげに見えました。
長くあんしんという会社に関わってきて、
これだけ立派なビルも建って剪定するほどの植木もあって。
それを手入れしてるというのは、とても嬉しいことなんじゃないでしょうか。



元気に掃除をする宮里さん。


安里)
宮里さんは創業の頃から働いてくれてますからね。
今年はもう還暦を迎えられて、お孫さんもいて。

幸喜)
うわぁ、まさに会社と共に人生があるという感じですね。

「こんなに会社が大きくなるなんて、
びっくりたまげたよ~!」
とおっしゃってました(笑)


昔はなんでも自分たちでやったからね、と。
すごく嬉しそうで私まで嬉しくなりました。

安里)
うん、そういう方々の誇りにならなきゃいけないよね。

幸喜)
私も自分のお店、ブエノチキンで働いていて本当にそう思います。
スタッフさんや近所の子供たちが自慢できるようなお店でいたいと。
会長が昔よく、社員さんが「父ちゃんシンバで働いてるんだぞ!」って
子供に自慢できるような会社にしようって
言ってたという話がとても印象深くて、
うちもそうやって、スタッフさんにも
お店のファンになってもらえれば怖いものはないな、と思っています。

安里)
そうだね。
5年先、10年先って理想は掲げられたとしても
形にするって相当難しい。

だからその時のベストな決断をしていく、
その積み重ねじゃないかな。
そして事業がどう変わろうと、根っこにあるもの、
家族や自分の周りの人を幸せにしたいとか、
そういうことを忘れずにいないとね。


誰のため何のために自分が存在しているのか
ということを問い続けなければいけない。

幸喜)
これだけ規模を拡大してる中でも
そういう考えを持っていられるのは、努力ですか?

安里)
いや、日々の習慣です。

誕生日と一緒ですよ。
産んでもらえたことの感謝、
支えてくれてる方への恩を
忘れちゃいけないですね。



幸喜)
またこの先の1年1年、楽しみですね。
100年企業を目指して
次の10年、20年、30年を積み重ねていく。

安里)
正解のない世の中ですから、
都度ベストとベターな選択をしていかなければいけないし
自分の本意ではない試練も起こりうるわけですが、
常に上方修正、下方修正しながら少しずつ前に進んでいく。
三歩進んで二歩下がるっていう年もあるだろうし、
それでも確実に前進の一歩を踏み出せる会社でありたいですね。
朝子も一経営者としてね、
親父さんお袋さんが作ってくれた歴史を噛み締めつつ
働いてくれる仲間に
人生の有意義な時間であったと言ってもらえるように
空間作り、会社作りを意識して頑張ってください。

幸喜)
はい!課題が多すぎてびっくりしますが(笑)頑張ります!
50周年、本当におめでとうございます!
  


Posted by 安里繁信 at 12:39Comments(1)しげ脳(対談形式)