2018年01月06日
安里繁信のしげ脳vol.341「新年あけましておめでとうございます!幸喜朝子2人目出産!」
しげ脳vol.341よりインタビュー編集担当の幸喜朝子出産の為、しばらくの間、ライター普天間伊織が代打取材中!
安里繁信のしげ脳vol.341「新年あけましておめでとうございます!幸喜朝子2人目出産!」

幸喜)新年あけましておめでとうございます!
普天間)おめでとうございます!
安里)あれ、今日は……
幸喜)そうなんです!今日はふたりでやってきました。
もうすぐ出産ということで、代打として「しげ脳」のインタビュアーを同い年でライターの普天間伊織さんにお願いすることになり。
安里)そうだったね!よろしくお願いします。
普天間)よろしくお願いします。
とはいっても、安里さんとはこれまで何度もお目にかかっていますので……
先週も会いましたよね(笑)。
幸喜)せっかくなので、伊織ちゃんの紹介も兼ねて聞きたいんですけど、
おふたりの接点というか、知り合ったきっかけってなんだったんですか?
安里)最初はFacebookだよね。
フレンド申請をもらって、はじめのうちはSNSだけでつながっていたんだけど、
その後、RBCの田久保アナウンサーから、
宜野湾で普天間伊織という奴がバーをやっていると聞いて、
それなら飲みに行こうという話になり……
普天間)お酒好きが高じて、2年ほどの間バーを経営してたときがあったんですよね。
他の仕事が忙しくなって、今はもう閉めてしまいましたけど。
安里さんがふらっとあらわれたときは驚きました。
小さなスナックみたいなところの狭い駐車場に運転手つきのでっかい車が停まってて、いったいなにごとかと(笑)。
安里)たしか店を開いたばかりで、オープンパーティをやってたんだよ。
ちょうど沖縄国際映画祭の期間で宜野湾にいたから、お祝いにね。
5,6年前だと思うけど、当時は今ほどSNSも活発じゃなくて、
ぼくらも映画祭をより広めていきたいと考えていたところだったから、
アクティブに活動している女性は貴重だったし、世代やジャンルを越えて活動しているという意味で画期的な存在でした。
本職のライター以外にも、店をやったりチャリティ活動やったり、いろんなことをスタートさせていて、
マグマが噴火する直前みたいな、どこかで破裂しそうな、煮えたぎっている状態だと感じたね。
幸喜)わたしも同世代として尊敬してますし、すごい興味があるというか。
それで、今回、伊織ちゃんに代打を頼もうと思ったんですよ。
ひとりめの出産のときは旦那にお願いしたんですけど、ちょうど忙しい時期と重なっていたこともあって。
安里)彼女のお父さんと知り合いだったこともあって、そこからつながりが深くなっていったんだよね。SNSも見てるし。
普天間)恐縮です。SNSやっててよかった(笑)。
安里さんとの出会いもそうですし、ネットがなかったら生まれなかったつながりも多いですね。
安里)これまでは、人間の価値や評価って、学歴を中心とした目安があったんだよね。
それが、SNSの普及によって、学歴やキャリアとは関係ない新しい価値観が生まれた。
フォロワーが何人いるか、『いいね!』がどのくらいつくかで
人間の価値が決まるという今の若者たちの感覚は、昔のひとからしてみたら衝撃的だよね。
いいか悪いか、好きか嫌いかということではなくて、『そういう時代なんだ』と考えることだよね。
『たかがSNS』、『ネットの世界と現実は違う』という先輩がたもいるだろうけど、
ネットから新しくカテゴライズされて生まれた別の社会が確かに存在していて、無視はできない。
もはやSNSは非日常ではなくて、日常の延長線上にある。
その事実をどこまで認識しているかによって、これからの歩み方、感性の磨き方が変わるよね。
インフラのひとつとしてしっかり活用できるかどうか、これは大きな差じゃないかと思うんだ。
幸喜)わたしもSNSやってますけど、
友達のページとかぼーっと見ているうちに気づいたら1時間くらいたってしまっていて、愕然としますよね(苦笑)。
能動的に使っていかないといけないと思います。
普天間)わたしはどっちかというとSNSはあまりプライベートなことは書かずに仕事中心に使っています。
セルフプロデュースの要素も大きいかもしれません。自分のことを伝えるツールのひとつですね。
安里)それも使い方のひとつだね。
以前は個々のカテゴリといえば主婦やOL、学生という大きな括りしかなかったけど、
今はふつうの主婦が『○○アドバイザー』とか『○○セラピスト』とか自分自身に付加価値をつけて新しいカテゴリを作ってるでしょう。
従来のカテゴリにあてはまらない自分自身の存在価値をみんなが意識しはじめているんだよね。
『リア充』なんて言葉もあるけど、充実した雰囲気を醸し出すことで、
自己顕示欲や自己肯定欲を満たしているんじゃないかな。
FacebookとInstagramではその空気をとくに感じるね。
Twitterは匿名性が高いから、他人の悪口をつぶやくひとも多い印象かな。
普天間)リア充を装うために無理して高級ブランド品を買ったり、
高価なランチを食べたりするひとも出てきてますよね。
ハイスペックな彼氏がいるように見せるためにひとりでふたりぶんのメニューを注文したりとか……
安里)それはすごいな(笑)。
でも、個人的にはポジティブな空気を出しているひとは好きだよ。たとえ偽りの姿でもね。
幸喜)ふだんおしゃれなカフェの写真ばかりSNSに載せている近所の夫婦がいるんですけど、
たまにスーパーやファストフードで会ったときはちょっとほっとします(笑)。
安里)SNSでつながっているひとたちに影響されることも多いよね。
食堂で定食を食べていたり、公園で子どもと遊んでいたりというような写真を載せているのを見ると、
『おれも原点を大事にしなきゃな』とか『しっかり家族サービスしなきゃな』と思わされるよね。
行動するきっかけを与えてくれるのもSNSのよさだよね。
もちろん、なかにはネガティブな投稿やフェイクニュースもあるけど、
自分の目でよく見て頭で考えて情報の取捨選択を行うことも大事だね。




安里繁信のしげ脳vol.341「新年あけましておめでとうございます!幸喜朝子2人目出産!」

幸喜)新年あけましておめでとうございます!
普天間)おめでとうございます!
安里)あれ、今日は……
幸喜)そうなんです!今日はふたりでやってきました。
もうすぐ出産ということで、代打として「しげ脳」のインタビュアーを同い年でライターの普天間伊織さんにお願いすることになり。
安里)そうだったね!よろしくお願いします。
普天間)よろしくお願いします。
とはいっても、安里さんとはこれまで何度もお目にかかっていますので……
先週も会いましたよね(笑)。
幸喜)せっかくなので、伊織ちゃんの紹介も兼ねて聞きたいんですけど、
おふたりの接点というか、知り合ったきっかけってなんだったんですか?
安里)最初はFacebookだよね。
フレンド申請をもらって、はじめのうちはSNSだけでつながっていたんだけど、
その後、RBCの田久保アナウンサーから、
宜野湾で普天間伊織という奴がバーをやっていると聞いて、
それなら飲みに行こうという話になり……
普天間)お酒好きが高じて、2年ほどの間バーを経営してたときがあったんですよね。
他の仕事が忙しくなって、今はもう閉めてしまいましたけど。
安里さんがふらっとあらわれたときは驚きました。
小さなスナックみたいなところの狭い駐車場に運転手つきのでっかい車が停まってて、いったいなにごとかと(笑)。
安里)たしか店を開いたばかりで、オープンパーティをやってたんだよ。
ちょうど沖縄国際映画祭の期間で宜野湾にいたから、お祝いにね。
5,6年前だと思うけど、当時は今ほどSNSも活発じゃなくて、
ぼくらも映画祭をより広めていきたいと考えていたところだったから、
アクティブに活動している女性は貴重だったし、世代やジャンルを越えて活動しているという意味で画期的な存在でした。
本職のライター以外にも、店をやったりチャリティ活動やったり、いろんなことをスタートさせていて、
マグマが噴火する直前みたいな、どこかで破裂しそうな、煮えたぎっている状態だと感じたね。
幸喜)わたしも同世代として尊敬してますし、すごい興味があるというか。
それで、今回、伊織ちゃんに代打を頼もうと思ったんですよ。
ひとりめの出産のときは旦那にお願いしたんですけど、ちょうど忙しい時期と重なっていたこともあって。
安里)彼女のお父さんと知り合いだったこともあって、そこからつながりが深くなっていったんだよね。SNSも見てるし。
普天間)恐縮です。SNSやっててよかった(笑)。
安里さんとの出会いもそうですし、ネットがなかったら生まれなかったつながりも多いですね。
安里)これまでは、人間の価値や評価って、学歴を中心とした目安があったんだよね。
それが、SNSの普及によって、学歴やキャリアとは関係ない新しい価値観が生まれた。
フォロワーが何人いるか、『いいね!』がどのくらいつくかで
人間の価値が決まるという今の若者たちの感覚は、昔のひとからしてみたら衝撃的だよね。
いいか悪いか、好きか嫌いかということではなくて、『そういう時代なんだ』と考えることだよね。
『たかがSNS』、『ネットの世界と現実は違う』という先輩がたもいるだろうけど、
ネットから新しくカテゴライズされて生まれた別の社会が確かに存在していて、無視はできない。
もはやSNSは非日常ではなくて、日常の延長線上にある。
その事実をどこまで認識しているかによって、これからの歩み方、感性の磨き方が変わるよね。
インフラのひとつとしてしっかり活用できるかどうか、これは大きな差じゃないかと思うんだ。
幸喜)わたしもSNSやってますけど、
友達のページとかぼーっと見ているうちに気づいたら1時間くらいたってしまっていて、愕然としますよね(苦笑)。
能動的に使っていかないといけないと思います。
普天間)わたしはどっちかというとSNSはあまりプライベートなことは書かずに仕事中心に使っています。
セルフプロデュースの要素も大きいかもしれません。自分のことを伝えるツールのひとつですね。
安里)それも使い方のひとつだね。
以前は個々のカテゴリといえば主婦やOL、学生という大きな括りしかなかったけど、
今はふつうの主婦が『○○アドバイザー』とか『○○セラピスト』とか自分自身に付加価値をつけて新しいカテゴリを作ってるでしょう。
従来のカテゴリにあてはまらない自分自身の存在価値をみんなが意識しはじめているんだよね。
『リア充』なんて言葉もあるけど、充実した雰囲気を醸し出すことで、
自己顕示欲や自己肯定欲を満たしているんじゃないかな。
FacebookとInstagramではその空気をとくに感じるね。
Twitterは匿名性が高いから、他人の悪口をつぶやくひとも多い印象かな。
普天間)リア充を装うために無理して高級ブランド品を買ったり、
高価なランチを食べたりするひとも出てきてますよね。
ハイスペックな彼氏がいるように見せるためにひとりでふたりぶんのメニューを注文したりとか……
安里)それはすごいな(笑)。
でも、個人的にはポジティブな空気を出しているひとは好きだよ。たとえ偽りの姿でもね。
幸喜)ふだんおしゃれなカフェの写真ばかりSNSに載せている近所の夫婦がいるんですけど、
たまにスーパーやファストフードで会ったときはちょっとほっとします(笑)。
安里)SNSでつながっているひとたちに影響されることも多いよね。
食堂で定食を食べていたり、公園で子どもと遊んでいたりというような写真を載せているのを見ると、
『おれも原点を大事にしなきゃな』とか『しっかり家族サービスしなきゃな』と思わされるよね。
行動するきっかけを与えてくれるのもSNSのよさだよね。
もちろん、なかにはネガティブな投稿やフェイクニュースもあるけど、
自分の目でよく見て頭で考えて情報の取捨選択を行うことも大事だね。




Posted by 安里繁信 at 17:22│Comments(0)
│しげ脳(対談形式)
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