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安里繁信
安里繁信
グループのシンバネットワークを束ねるシンバホールディングス会長。(社)日本青年会議所 会頭、(財)沖縄観光コンベンションビューロー会長などを経て(社)沖縄公共政策研究所を設立。さまざまな活動を通して沖縄の魅力を全国に発信中。好きな食べものはタコライス。

【趣味】マリンレジャー
【血液型】A型
【座右の銘】知行合一
【尊敬する人物】牛尾 治朗
【好きな俳優】藤原 紀香
【好きな食べ物】タコライス、カフェラテ

facebookやTwitter、Instagramもやっておりますので、宜しくお願いします!


[ライター紹介]

幸喜 朝子

またの名をブエコ。沖縄のチキンの丸焼き専門店ブエノチキン浦添2代目にして、広告コピーライター。安里繁信の思考を読み解くべく2008年インタビュー形式のブログ「しげ脳」をスタート。


  渡嘉敷・田中・松田

シンバホールディングス㈱秘書室・広報メンバーによる安里の脳内調査を開始(2021年~新生しげ脳)
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2016年03月17日

安里繁信のしげ脳vol.305「考え続ける努力。社会に出る君たちへ。」

しげ脳vol.287よりインタビュー編集担当の幸喜朝子の出産の為、
しばらくの間、夫・浅野太輝が代打取材中!
「いっしょに考える塾 アサノジュク」を運営する28才、
駆け出し経営者としての目線で安里会長の脳内に迫ります!



安里繁信のしげ脳vol.305「考え続ける努力。社会に出る君たちへ。」



浅野)
今年も卒業シーズンがやってきましたね。
安里会長は毎年、学校法人SOLA沖縄学園の
合同卒業式で祝辞をのべられているとうかがいました。

安里)
そうなんだよ。ありがたいことに
SOLA沖縄学園の仲田理事長から依頼をいただいて
卒業式と入学式で言葉を贈らせていただいています。


安里繁信のしげ脳vol.305「考え続ける努力。社会に出る君たちへ。」


安里繁信のしげ脳vol.305「考え続ける努力。社会に出る君たちへ。」



浅野)
20歳ごろの若者たちへどのような言葉を伝えられたんですか?

安里)
シンプルに、感謝が大切だということを
伝えさせていただきました。


まずは数年間かけて指導してくださった先生方への感謝。
これから学生達の多くは社会に旅立つ。
きっと先生方が伝えてくださった専門分野の
知識や技術はあなた達の個性になり、武器になる。
そのことへの感謝がまず大切だよ、と。

浅野)
なるほど。

安里)
それから家族への感謝。
お世辞にも専門学校の学費は安いとは言えない。
その費用を捻出するために、身を削るように、
命を削るようにお仕事された方もいらっしゃる。
ご両親はきっと買いたいもの、食べたいものを
我慢されてもこられたことでしょう。
人によっては、教育ローンを組まれた方もいらっしゃるでしょう。
あなた達のご両親は、それでも我が子を
学校に通わせてあげたいと思ってくれたんだよね。
そのことに感謝しよう、と。

浅野)
本当にそうですね。
先生や家族に対する「感謝」、
とってもベーシックなことですが
つい疎かにしてしまいそうなことですよね。


安里)
社会人になった時、
大志を抱くことは大切なこと。
でも、まずは”親孝行”について考えよう。


ご家族の皆様はあなた方が成長するための
環境を立派に与えてくださった。
だから、あなた方はそれぞれが出来るご家族への恩返しを、
社会人になって、まず考えてほしいとお話しさせていただきました。

浅野)
僕も子どもができて、これからの人生設計とか
子どものための教育計画を考えた時に、
大学まで行かせてくれた親ってすごいなと気づきました。

安里)
そうなんだよ。

もう一つお伝えしたのが、
今日この場所が新たな
スタートラインだということだね。


卒業する学生さんが一人一人証書を受け取る姿を見てると
決して全員が立派な晴れ着で、新調した
ぴったりサイズのスーツで参加しているわけじゃないんだよな。
サイズの合わない服装で卒業式に参加している学生もいる。
だからこそ、僕は全員に対して
「ここがスタートなんだよ。」と
強く伝えてあげたいんだよ。

浅野)
その通りですよね。卒業式は次のステップが始まる
新しいスタートラインですよね。
僕が経営する学習塾アサノジュクでも、
つい先日高校入試を終えたばかりです。
3月いっぱいで卒業していく中学3年生の生徒たちに、
僕も僕なりの贈る言葉を伝えたいと思っています。
僕は高校入試で決まる進路は「何を学ぶか」と同じくらい、
「誰と学ぶか」が大切だと思っています。
進学にも就職にも、新しいスタートラインに立つという意味で
重なる部分が大きいと感じますが、いかがでしょうか?

安里)
その通りだよな。誰と学ぶか、それはとても大切なことだよ。
それと合わせてアサノジュクの生徒さんたちには
「中学校の思い出は宝箱にしまっておく」
ことも伝えてあげるといいんじゃないかな?
新しいスタートラインに立つチャンスは、
新しい自分を発見できるチャンスにしたいよな。


そのために、思い出は大切に
宝箱にしまっておくことだね。
いつまでも「中学校が楽しかった」と
言ってるんじゃなくて
新しい環境、新しい仲間に
飛び込んでいってほしい。


浅野)
前の環境がよかったと、つい言いたくなることがりますよね。
でも、それじゃ前に進みづらくなってしまうと、僕も思います。
是非この”しげ脳”を通じて、
春から新生活を迎える皆様へ、アドバイスはありますか?

安里)
いつでも「考え続けること」です。


浅野)
安里会長はあらゆるシチュエーションで
「考え続ける」という言葉を使われますよね。
もう少し具体的にお教えいただけますか?

安里)
学生時代は「○」や「×」で判断されてきたことが多かったと思う。
試験の点数や内申点や、答えが決まっていることが多いですよね。
でも、社会に出ると必ずしもそうじゃない。


その瞬間はBESTと思う考えでも、
時間が経ち環境や前提条件が変わると
BESTではなくなる。
だからこそ、毎日いつでも
BESTを維持するために
考え続けなくちゃいけないんだよ。


もちろん簡単なことじゃないかもしれない。
でも、みんながやらなくちゃいけないことだよね。

浅野)
これは学生と社会人との、もっとも大きな差異の1つですね。

安里)
僕らが考える事業計画も、計画した時と、実行する時で、
BESTの形は違っていることが多いんです。
だから新たな出来事が起こるたびに
毎日新しいBESTを考え続けなくちゃいけないわけだ。
結婚だってそうじゃない?
もちろんその時は、この女性がベストだと思って結婚する。
でも後から、藤原紀香が離婚して
僕にチャンスが回ってきたりすると…(笑)

浅野)
つまり!?

安里)
今の奥さんがベストだと言うことです(笑)!

浅野)
よく分かりました(笑)!!
なるほど、「考え続ける」ということは
「BESTな状態を維持し続ける努力」
と言い換えることができそうですね!

安里)
そう。人生は決断の連続です。
今その瞬間の判断と一生向き合っていかなくちゃいけない。
「○」や「×」という価値観は学生までにして、
社会に出たら「考え続ける」ことで活躍してもらいたいと思います。

浅野)
安里会長の言葉を胸に是非、
社会という面白い環境を楽しんでもらいたいですね。


【インタビュー後記】

卒業のこの季節、塾で日々接している生徒達も
高校入試と共に卒業していきます。
僕なりの贈る言葉を用意していますが、
安里会長の話を伺いながら
塾という環境を用意してくれる
親御さんへの感謝も大事だということを
僕なりの言葉で伝えてみようと思いました。



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