2016年02月12日
安里繁信のしげ脳vol.300「沖縄政経塾スタート!」
しげ脳vol.287よりインタビュー編集担当の幸喜朝子の出産の為、
しばらくの間、夫・浅野太輝が代打取材中!
「いっしょに考える塾 アサノジュク」を運営する28才、
駆け出し経営者としての目線で安里会長の脳内に迫ります!
浅野)
新たに私塾をスタートされたそうですね。
安里)
そうなんだよ。これまで県内学生や
20代を中心に行ってきた幾つかの塾をまとめる形で
1月から「沖縄政経塾」を開始させていただきました。
今まで以上に内容の濃いものになってますよ〜。

浅野)
安里会長だけなく数々の講師の方が参加されるとか。
安里)
そう。第一回の講師としてお越しいただいたのは
一般財団法人沖縄観光コンベンションビューロー(以下OCVB)
前会長の上原良幸氏(以下、上原氏)でした。
上原氏は僕がOCVB会長時代に
沖縄県副知事を務めていらっしゃった方です。
会長職の後任の方でもあるし、
非常に信頼させていただいていることもあって、お招きしました。
浅野)
それは若者たちにとって
すごく恵まれた機会になりましたね!
安里)
沖縄が描く21世紀ビジョンと沖縄の現状を、
日本や沖縄を含めた世界情勢や安全保障と共に
「上原節」で語っていただきました。

浅野)
上原節!どのような特徴があるんですか?
安里)
物事をよく考え抜いてから話される方だね。
この度もやわらかなトーンで
これまで沖縄の行政に携わってこられたお立場・ご経験から
沖縄の歴史、行政の歩みとこれからについて語って頂きました。
ところが…だよ。
浅野)
ところが…事件ですか?
安里)
あらかじめ僕は生徒たちに
「人生の先輩方に敬意を払うことはすごく大切なこと。
でもそれを理解した上で、沖縄政経塾の場では
自分の考えを素直にぶつけていこう。
ディスカッションを盛り上げていこう」と伝えていたんだよ。
浅野)
なるほど、年齢や立場にとらわれない場にしようということですね。
それで、みんなガンガン考えをぶつけたんですか(笑)
安里)
上原氏にも、無礼は承知ですが
そのような質問を受け止めてあげてくださいと
事前にお願いしていたんだよ。
それで最後の質疑応答で飛び出した質問が、
「上原さんはこの場で誰に、何を伝えたかったのですか?
もう一度1つで構いませんので教えて下さい。」って!
彼も発言するのに勇気が要ったとは思うんですが…
浅野)
おぉ!!それは随分と大胆な質問ですね!
全く伝わらなかった、と言ってるようなものですからね。
安里)
僕も上原氏もそんな質問が
飛び出すと思ってなかったからさ、びっくりしたんだよ!
だけど上原氏は大人の対応で本当にかっこよかった。
「十分に伝わっていなくて申し訳ない。
僕が伝えたかったことをもう一度伝えるね。」と、
丁寧に説明して下さったんだよ。
度量の大きな方だよね〜!

浅野)
それは素晴らしいですね、
僕もその場を感じたかったです。うらやましい!
安里)
その後もたくさんの質問が飛び出して
僕も解説を入れたりしながらね、
第一回目から狙い通り以上の盛り上がりでしたね。
浅野)
素晴らしいスタートだったんですね〜。
他にも鋭い質問はありましたか?
安里)
例えば「自治体の役割の1つは富の再分配である」
という話に対して
「1000兆を超える借金があるのに、
どうやって再分配するのですか?」っていう質問とか
21世紀ビジョンに対して
「国益と県益のどちらを優先すべきですか?」とかね。
熱の篭った質問がディスカッションされたよ。

浅野)
それは鋭い!
学生もだいぶ会長に鍛えられてますもんね〜。
その回答やディスカッションも聞きたいところです。
次回以降の講師の方はもうお決まりですか?
安里)
戦後の沖縄を築いてこられた方々にお願いし始めていますよ。
経済界、政界だけじゃなく様々なジャンルの方と
これからの時代を築く若者を出会わせて
化学反応を起こしていきたいね。
浅野)
このブログ記事の読者の中にも沖縄政経塾に
興味を持たれる方が大勢いらっしゃると思いますが
参加は可能ですか?
安里)
Facebookの専用グループページがありますので、
まずは参加ボタンを押していただいてから
事務局宛にメッセージをいただけると
スムーズに対応できるようになっています。
【沖縄政経塾 Facebookページ】
https://www.facebook.com/groups/1729046057327451/
浅野)
なるほど、皆様ぜひご参考ください!
ちなみに第2回の開催日程はもう決まっておられますか?
安里)
近日中にデービッド・アトキンソン氏が
沖縄で講演される機会があるんだけど、
次回はそこで塾生のための時間を設けてもらおうと計画中です。
浅野)
おぉ!「新・観光立国論(東洋経済新報社)」の著者の方ですね!
とっても期待が高まりますね!
安里)
20代だけじゃなく、30代以上の方も大歓迎ですよ!
成長したいと強い意志を持つ方、
ぜひ僕らと一緒に考える機会を持ちましょう。
浅野)
ありがとうございます!
これからの沖縄政経塾も取材させていただきます!
【インタビュー後記】
いよいよ動き出した「沖縄政経塾」!
以前よりそのビジョンはお伺いしておりましたが、
第1回から予想を越える盛り上がりとなりました。
安里会長ならではの目線で、過去と未来が結ばる場所、沖縄政経塾。
第2回も取材を予定しておりますので、追ってご報告致します。



しばらくの間、夫・浅野太輝が代打取材中!
「いっしょに考える塾 アサノジュク」を運営する28才、
駆け出し経営者としての目線で安里会長の脳内に迫ります!
浅野)
新たに私塾をスタートされたそうですね。
安里)
そうなんだよ。これまで県内学生や
20代を中心に行ってきた幾つかの塾をまとめる形で
1月から「沖縄政経塾」を開始させていただきました。
今まで以上に内容の濃いものになってますよ〜。

浅野)
安里会長だけなく数々の講師の方が参加されるとか。
安里)
そう。第一回の講師としてお越しいただいたのは
一般財団法人沖縄観光コンベンションビューロー(以下OCVB)
前会長の上原良幸氏(以下、上原氏)でした。
上原氏は僕がOCVB会長時代に
沖縄県副知事を務めていらっしゃった方です。
会長職の後任の方でもあるし、
非常に信頼させていただいていることもあって、お招きしました。
浅野)
それは若者たちにとって
すごく恵まれた機会になりましたね!
安里)
沖縄が描く21世紀ビジョンと沖縄の現状を、
日本や沖縄を含めた世界情勢や安全保障と共に
「上原節」で語っていただきました。

浅野)
上原節!どのような特徴があるんですか?
安里)
物事をよく考え抜いてから話される方だね。
この度もやわらかなトーンで
これまで沖縄の行政に携わってこられたお立場・ご経験から
沖縄の歴史、行政の歩みとこれからについて語って頂きました。
ところが…だよ。
浅野)
ところが…事件ですか?
安里)
あらかじめ僕は生徒たちに
「人生の先輩方に敬意を払うことはすごく大切なこと。
でもそれを理解した上で、沖縄政経塾の場では
自分の考えを素直にぶつけていこう。
ディスカッションを盛り上げていこう」と伝えていたんだよ。
浅野)
なるほど、年齢や立場にとらわれない場にしようということですね。
それで、みんなガンガン考えをぶつけたんですか(笑)
安里)
上原氏にも、無礼は承知ですが
そのような質問を受け止めてあげてくださいと
事前にお願いしていたんだよ。
それで最後の質疑応答で飛び出した質問が、
「上原さんはこの場で誰に、何を伝えたかったのですか?
もう一度1つで構いませんので教えて下さい。」って!
彼も発言するのに勇気が要ったとは思うんですが…
浅野)
おぉ!!それは随分と大胆な質問ですね!
全く伝わらなかった、と言ってるようなものですからね。
安里)
僕も上原氏もそんな質問が
飛び出すと思ってなかったからさ、びっくりしたんだよ!
だけど上原氏は大人の対応で本当にかっこよかった。
「十分に伝わっていなくて申し訳ない。
僕が伝えたかったことをもう一度伝えるね。」と、
丁寧に説明して下さったんだよ。
度量の大きな方だよね〜!

浅野)
それは素晴らしいですね、
僕もその場を感じたかったです。うらやましい!
安里)
その後もたくさんの質問が飛び出して
僕も解説を入れたりしながらね、
第一回目から狙い通り以上の盛り上がりでしたね。
浅野)
素晴らしいスタートだったんですね〜。
他にも鋭い質問はありましたか?
安里)
例えば「自治体の役割の1つは富の再分配である」
という話に対して
「1000兆を超える借金があるのに、
どうやって再分配するのですか?」っていう質問とか
21世紀ビジョンに対して
「国益と県益のどちらを優先すべきですか?」とかね。
熱の篭った質問がディスカッションされたよ。

浅野)
それは鋭い!
学生もだいぶ会長に鍛えられてますもんね〜。
その回答やディスカッションも聞きたいところです。
次回以降の講師の方はもうお決まりですか?
安里)
戦後の沖縄を築いてこられた方々にお願いし始めていますよ。
経済界、政界だけじゃなく様々なジャンルの方と
これからの時代を築く若者を出会わせて
化学反応を起こしていきたいね。
浅野)
このブログ記事の読者の中にも沖縄政経塾に
興味を持たれる方が大勢いらっしゃると思いますが
参加は可能ですか?
安里)
Facebookの専用グループページがありますので、
まずは参加ボタンを押していただいてから
事務局宛にメッセージをいただけると
スムーズに対応できるようになっています。
【沖縄政経塾 Facebookページ】
https://www.facebook.com/groups/1729046057327451/
浅野)
なるほど、皆様ぜひご参考ください!
ちなみに第2回の開催日程はもう決まっておられますか?
安里)
近日中にデービッド・アトキンソン氏が
沖縄で講演される機会があるんだけど、
次回はそこで塾生のための時間を設けてもらおうと計画中です。
浅野)
おぉ!「新・観光立国論(東洋経済新報社)」の著者の方ですね!
とっても期待が高まりますね!
安里)
20代だけじゃなく、30代以上の方も大歓迎ですよ!
成長したいと強い意志を持つ方、
ぜひ僕らと一緒に考える機会を持ちましょう。
浅野)
ありがとうございます!
これからの沖縄政経塾も取材させていただきます!
【インタビュー後記】
いよいよ動き出した「沖縄政経塾」!
以前よりそのビジョンはお伺いしておりましたが、
第1回から予想を越える盛り上がりとなりました。
安里会長ならではの目線で、過去と未来が結ばる場所、沖縄政経塾。
第2回も取材を予定しておりますので、追ってご報告致します。




2016年01月29日
安里繁信のしげ脳vol.299「夢が叶った瞬間」
しげ脳vol.287よりインタビュー編集担当の幸喜朝子の出産の為、
しばらくの間、夫・浅野太輝が代打取材中!
「いっしょに考える塾 アサノジュク」を運営する28才、
駆け出し経営者としての目線で安里会長の脳内に迫ります!
浅野)
安里会長、今回は「夢」について伺いたくて。
というのも、昨年の暮れに1つ「夢」が叶ったそうですね、
「ガンダムに会う」という(笑)
安里)
そうなんだよ!KBC学園グループさん主催の学園祭に
テレビ番組の取材をかねて参加してきたんですが、
そこで等身大のガンダムに出会ったんだよね!
憧れのガンダムとシャー専用ザクと一緒に記念撮影して
仕事なのに大満足でした(笑)

浅野)
会長の憧れがガンダムというのも意外ですが(笑)
それで気になったのが、会長はどれぐらい
夢を叶えてきたのかな?ということです。
これだけ人脈があって活動の幅も広いと
思い描く夢はほとんど叶ってしまうんじゃないですか?
会長)
そうだね…そういう点では僕にとっての夢って、
皆さんが思い描く夢とは少し違うかもしれない。
浅野)
どういうことでしょうか?
安里)
僕が夢だと思っているものは
非日常すぎるものばっかりなんだよ。
例えば「マジンガーZを運転してみたい!」とかさ(笑)
浅野)
それは確かに実現が難しそうですが、
ガンダムにも会えたので会長なら叶ってしまうかもしれませんね(笑)
安里)
そうだな(笑)
浅野)
それじゃあ会長は「何かを成し遂げたい」という
夢というか、野望のようなものはないということですか?
安里)
うん、ない。
そういったものがいつか出てくるだろうなと思いながら
今に至ってるから、結局ないんだろうね。
今までそれらしいものは全部
「目標」として越えてきたものなんだよ。
僕にとって、それらは夢じゃないんだよね。
現実的な性格なのかもしれない。
浅野)
なるほど、そういうことですか!
会長にとっては何事も、夢ではなく目標なんですね。
確かに夢と目標の違いってはっきりしませんね。
夢っていうと漠然としていて遠い憧れのような印象ですが、
目標は目の前にリアルにある、超えられる壁という印象です。
安里)
そうだよな。夢と目標の定義って曖昧だけど、
そういうことかもしれない。
だから僕にとっての夢は、非日常のマジンガーZでしかない(笑)
浅野)
実は、僕も先日「浅野くんはこれからどうなっていきたいの?」
と、聞かれたんです。その時にふと口から出た言葉が
「長生き」だったんですよね(笑)
赤ちゃんも産まれて家族が3人になったことも影響してると思うんですが
家族揃って長生きをするための
努力を続けたいと、自然と答えていました。
でも、それって夢なのか、目標なのか、曖昧ですよね。
安里)
ちなみに、これも夢と定義すべきか判断が難しいけれど、
僕には「死に対する美学」があるんです。
浅野)
えっ、それは死に様にこだわりがあるということですか?
安里)
そう。例えば、こんなドラマチックなことは可能性として少ないとは思うけど、
飛行機に乗る度に、
「もしこの飛行機がハイジャックされたら
僕は犯人と戦って一緒に死ぬんだろうな」
って、もちろんみんなは助かる前提で考えるし、
「もし川で溺れている子どもを見つけたら
川に飛び込むよね。そして、子どもを助けて
僕は死ぬのかな」とか考えてる。
浅野)
いやいや、一緒に助かってください(笑)
それは目標とか夢っていうより妄想に近いかもしれませんね(笑)
安里)
実は、死は自分にとってそう遠い話じゃなくって、
今まで2回死にかけたことがあるんだよ。
1回目は高校2年生の頃に
バイクで事故を起こして入院したとき。
2回目は2009年に青年会議所の会頭として
ジュネーブに渡ったとき。
公務中に盲腸が悪化してさ、意識が朦朧としながらも
仕事を続けたんだけど現地で緊急入院になって。
その時、お医者さんから死んでてもおかしくないと言われたよ。
浅野)
海の向こうで死にかけるなんて、壮絶な体験ですね。
安里)
そうでしょう。だから死に際の美学も
僕にとってはリアルだったりするんです。
浅野)
それじゃあ失礼な質問かもしれませんが、
安里会長が考える最高の「死に様」はどんなものですか?
安里)
生まれ育った沖縄で「こんな男がいたんだよ」
と語られる男でありたいよね。
「安里に出来たのだから、
自分にも出来るかもしれない」と
希望を与えられる男として亡くなりたいかな。
僕はそのために今日や今年をどのように過ごすか
という目標を決めているんだよ。
浅野)
なるほど、やっぱり何事も夢として思い描くだけではなく
現実的な目標として定めているんですね。
でも会長….実は、今日のこのインタビューの前に
朝子さん(浅野の奥さんの幸喜朝子、編集員)から情報をもらっているんです。
安里会長が夢を叶えた瞬間を見たことがあると。
安里)
え?!
浅野)
すごい笑顔だったそうです!
安里)
なになに!?
浅野)
青年会議所の会頭時代に
藤原紀香さんとあったことがあるそうですね!
そのときに今までに見たことのない笑顔を見たと
朝子さんが言っていましたよ!
安里)
ああ〜(爆笑)!
ほら、ちゃんと紀香様との写真は飾ってますよ!

浅野)
本当だ!気づきませんでした!
安里)
あれはたまらん経験だったなぁ、
まさに夢が叶った、最高の非日常だったよ!
浅野)
好きな芸能人に会う…
一般的に「夢」が叶うって、こういう経験のことですよね。
しかも対等にお話できるなんて羨ましいです!
安里)
その瞬間はすごい非日常の体験で
最高に幸せだったんだけど、
次の瞬間には日常に戻ってしまったんだよね。
やっぱり僕の原動力は「夢」じゃなくて、
「目標」なんだと再確認できたよ。
僕の場合、明日何をしよう、来年何をしようという
”積み重ね”で進んできたんだよ。
3歳から続けてきた空手が
そのバックボーンになっていると思う。
浅野)
なるほど。これは多くの方にとって
勇気の湧くアドバイスだと思います。
夢を持たなきゃいけないと感じてしまうことも時々ありますが、
「大きな”夢”だけじゃなくて、積み重ねる”道”もある」ということですね。
安里)
その通り。僕にとっての夢は
「これからも道を歩み続けること」です!
浅野)
ありがとうございます、僕も勇気が湧きました!
【インタビュー後記】
僕もアサノジュクの教室の中で夢について話すことがあります。
夢に向かって歩み続けられることは、とっても幸せなことですよね。
でも、時には”夢”よりも現実的な”目標”の方が、
大きなチカラになる瞬間があります。
本当に大切なことはいつでも、どんな状況でも、
歩みを止めないことなのかもしれませんね。
インタビューを通じて、僕自身も勇気づけられてしましました。
安里会長、ありがとうございました



しばらくの間、夫・浅野太輝が代打取材中!
「いっしょに考える塾 アサノジュク」を運営する28才、
駆け出し経営者としての目線で安里会長の脳内に迫ります!
浅野)
安里会長、今回は「夢」について伺いたくて。
というのも、昨年の暮れに1つ「夢」が叶ったそうですね、
「ガンダムに会う」という(笑)
安里)
そうなんだよ!KBC学園グループさん主催の学園祭に
テレビ番組の取材をかねて参加してきたんですが、
そこで等身大のガンダムに出会ったんだよね!
憧れのガンダムとシャー専用ザクと一緒に記念撮影して
仕事なのに大満足でした(笑)

浅野)
会長の憧れがガンダムというのも意外ですが(笑)
それで気になったのが、会長はどれぐらい
夢を叶えてきたのかな?ということです。
これだけ人脈があって活動の幅も広いと
思い描く夢はほとんど叶ってしまうんじゃないですか?
会長)
そうだね…そういう点では僕にとっての夢って、
皆さんが思い描く夢とは少し違うかもしれない。
浅野)
どういうことでしょうか?
安里)
僕が夢だと思っているものは
非日常すぎるものばっかりなんだよ。
例えば「マジンガーZを運転してみたい!」とかさ(笑)
浅野)
それは確かに実現が難しそうですが、
ガンダムにも会えたので会長なら叶ってしまうかもしれませんね(笑)
安里)
そうだな(笑)
浅野)
それじゃあ会長は「何かを成し遂げたい」という
夢というか、野望のようなものはないということですか?
安里)
うん、ない。
そういったものがいつか出てくるだろうなと思いながら
今に至ってるから、結局ないんだろうね。
今までそれらしいものは全部
「目標」として越えてきたものなんだよ。
僕にとって、それらは夢じゃないんだよね。
現実的な性格なのかもしれない。
浅野)
なるほど、そういうことですか!
会長にとっては何事も、夢ではなく目標なんですね。
確かに夢と目標の違いってはっきりしませんね。
夢っていうと漠然としていて遠い憧れのような印象ですが、
目標は目の前にリアルにある、超えられる壁という印象です。
安里)
そうだよな。夢と目標の定義って曖昧だけど、
そういうことかもしれない。
だから僕にとっての夢は、非日常のマジンガーZでしかない(笑)
浅野)
実は、僕も先日「浅野くんはこれからどうなっていきたいの?」
と、聞かれたんです。その時にふと口から出た言葉が
「長生き」だったんですよね(笑)
赤ちゃんも産まれて家族が3人になったことも影響してると思うんですが
家族揃って長生きをするための
努力を続けたいと、自然と答えていました。
でも、それって夢なのか、目標なのか、曖昧ですよね。
安里)
ちなみに、これも夢と定義すべきか判断が難しいけれど、
僕には「死に対する美学」があるんです。
浅野)
えっ、それは死に様にこだわりがあるということですか?
安里)
そう。例えば、こんなドラマチックなことは可能性として少ないとは思うけど、
飛行機に乗る度に、
「もしこの飛行機がハイジャックされたら
僕は犯人と戦って一緒に死ぬんだろうな」
って、もちろんみんなは助かる前提で考えるし、
「もし川で溺れている子どもを見つけたら
川に飛び込むよね。そして、子どもを助けて
僕は死ぬのかな」とか考えてる。
浅野)
いやいや、一緒に助かってください(笑)
それは目標とか夢っていうより妄想に近いかもしれませんね(笑)
安里)
実は、死は自分にとってそう遠い話じゃなくって、
今まで2回死にかけたことがあるんだよ。
1回目は高校2年生の頃に
バイクで事故を起こして入院したとき。
2回目は2009年に青年会議所の会頭として
ジュネーブに渡ったとき。
公務中に盲腸が悪化してさ、意識が朦朧としながらも
仕事を続けたんだけど現地で緊急入院になって。
その時、お医者さんから死んでてもおかしくないと言われたよ。
浅野)
海の向こうで死にかけるなんて、壮絶な体験ですね。
安里)
そうでしょう。だから死に際の美学も
僕にとってはリアルだったりするんです。
浅野)
それじゃあ失礼な質問かもしれませんが、
安里会長が考える最高の「死に様」はどんなものですか?
安里)
生まれ育った沖縄で「こんな男がいたんだよ」
と語られる男でありたいよね。
「安里に出来たのだから、
自分にも出来るかもしれない」と
希望を与えられる男として亡くなりたいかな。
僕はそのために今日や今年をどのように過ごすか
という目標を決めているんだよ。
浅野)
なるほど、やっぱり何事も夢として思い描くだけではなく
現実的な目標として定めているんですね。
でも会長….実は、今日のこのインタビューの前に
朝子さん(浅野の奥さんの幸喜朝子、編集員)から情報をもらっているんです。
安里会長が夢を叶えた瞬間を見たことがあると。
安里)
え?!
浅野)
すごい笑顔だったそうです!
安里)
なになに!?
浅野)
青年会議所の会頭時代に
藤原紀香さんとあったことがあるそうですね!
そのときに今までに見たことのない笑顔を見たと
朝子さんが言っていましたよ!
安里)
ああ〜(爆笑)!
ほら、ちゃんと紀香様との写真は飾ってますよ!
浅野)
本当だ!気づきませんでした!
安里)
あれはたまらん経験だったなぁ、
まさに夢が叶った、最高の非日常だったよ!
浅野)
好きな芸能人に会う…
一般的に「夢」が叶うって、こういう経験のことですよね。
しかも対等にお話できるなんて羨ましいです!
安里)
その瞬間はすごい非日常の体験で
最高に幸せだったんだけど、
次の瞬間には日常に戻ってしまったんだよね。
やっぱり僕の原動力は「夢」じゃなくて、
「目標」なんだと再確認できたよ。
僕の場合、明日何をしよう、来年何をしようという
”積み重ね”で進んできたんだよ。
3歳から続けてきた空手が
そのバックボーンになっていると思う。
浅野)
なるほど。これは多くの方にとって
勇気の湧くアドバイスだと思います。
夢を持たなきゃいけないと感じてしまうことも時々ありますが、
「大きな”夢”だけじゃなくて、積み重ねる”道”もある」ということですね。
安里)
その通り。僕にとっての夢は
「これからも道を歩み続けること」です!
浅野)
ありがとうございます、僕も勇気が湧きました!
【インタビュー後記】
僕もアサノジュクの教室の中で夢について話すことがあります。
夢に向かって歩み続けられることは、とっても幸せなことですよね。
でも、時には”夢”よりも現実的な”目標”の方が、
大きなチカラになる瞬間があります。
本当に大切なことはいつでも、どんな状況でも、
歩みを止めないことなのかもしれませんね。
インタビューを通じて、僕自身も勇気づけられてしましました。
安里会長、ありがとうございました




2016年01月20日
安里繁信のしげ脳vol.298「Twitter、Instagram始めました!」
しげ脳vol.287よりインタビュー編集担当の幸喜朝子の出産の為、
しばらくの間、夫・浅野太輝が代打取材中!
「いっしょに考える塾 アサノジュク」を運営する28才、
駆け出し経営者としての目線で安里会長の脳内に迫ります!
浅野)
安里会長はかなりFacebookを活用されていますよね。
昨年末にはTwitter、Instagramも本格稼動されたそうですが、
何か大きなきっかけがあったんですか?
*安里繁信
Twitterアカウント @asato1969
Instagramアカウント Shigenobu Asato
*Twitterは140文字以内で発信、Instagramは写真がメインのSNS。


安里)
大学生たちから「僕らがよく使うのはFacebookよりも
Twitterですよ」と言われて驚いたんだよ。
僕ら世代からすると「えーっ!」って感じ。
だって僕の周りはFacebookしかしてないからね。
そんなに大学生に人気なら
ちょっと使ってみるか!ってのが、きっかけだね。
Instagramも同じ。学生世代に人気だって言うから始めました。
でも、いまだに使い方がわからない(笑)
浅野)
そうなんですよね!
僕もFacebookはよく利用していますが、
TwitterやInstagramはあまり使いこなせていません。
他の方の情報発信は見てるんですが。
安里)
そう。だから大学生に「ツイッター活用術」という
資料を作ってもらって
レクチャーを受けているところです(笑)
浅野)
ええーっ(爆笑)それは面白い!
素晴らしい学生さんが身近にいらっしゃいますね!
使い始めて可能性を感じることは何ですか?
安里)
上手に活用してる方々を見ていると、
経営者や有名人にもダイレクトにアプローチしている。
そこがが面白いんだよな。
僕が情報を発信することはもちろん大切。
でもさらに僕にアプローチしてもらう為には
たくさんある情報の中からユーザーの皆さんに
僕の発信を選んでキャッチしてもらわなければいけないじゃない。
これって今までの情報のあり方と大きく違うと思うよ。
それぞれの世界の中で「俺ここにいるよ!」って、
自分の存在を示すことが何より重要だよね。
浅野)
「何をツイートすればいいの?」「なんだか恥ずかしい。」と
僕は感じてしまうこともありますね。
安里)
そうだよな。僕もまだ始めたばっかりなので
とりあえず「宮古島なう。」とかツイートしてます(笑)
「沖縄県全体に公衆無線LAN「WiFi(ワイファイ)」を設置します。」と
先日新聞報道があったけどさ、
世界を見渡せば、WiFiは基本インフラの1つとして
電気・ガス・水道の次に位置付けられる地域が確実に増えている。
例えば、台湾では行政がリーダーシップを取って
WiFiの設備を行っているんだよ。
そんな世の中になりつつあるという前提の中で、
僕らはSNSを使いこなせる人達と向き合っていく必要があるし、
僕らにもSNSを使ったコミュニケーション能力が必ず求められるよ。
浅野)
今では当たり前のコミュニケーションツールですからね。
使い始めて思いがけない出来事はありましたか?
安里)
最近は学生たちからメッセージやコメントで
「頑張ってください!」って励まされることがあるよ。
しっかり一人ひとりに「ありがとうございます!」と
返信させてもらっています。
浅野)
有名人の中にはマネージャーの方が
ツイートしてるのかな?と思うものもありますが、
安里会長はご自身でされておられるんですよね?
安里)
もちろん。僕はこういったツールでは
「リアリティ」が大切だと思っているんです。
自分で発信するからこそ出る「リアリティ」を大事にしたい。
だから商談と商談の間みたいな隙間時間を使って
僕自身の言葉で発信するようにしています。
浅野)
僕もまだまだ分からないことだらけですが
大発見がありましたらお知らせしますね!
安里)
ありがとうございます!
皆様も気軽にフォローよろしくお願いします!
*安里繁信
Twitterアカウント @asato1969
Instagramアカウント Shigenobu Asato
【インタビュー後記】
僕の運営する学習塾「アサノジュク」でも
多くの生徒たちがTwitterを利用しています。
そんな彼らに遅れを取るまいと僕もTwitterにチャレンジしておりますが、まだまだ難しいです。
安里会長のおっしゃる通り「SNSでのコミュニケーション能力」
は、1つの能力として、認められていますよね。
その重要性は今後もっともっと高いものになるでしょうから、
僕も「苦手だ。」と言い訳せずに、
安里会長をフォローして、安里流SNS活用術を学ばせていただきます!



しばらくの間、夫・浅野太輝が代打取材中!
「いっしょに考える塾 アサノジュク」を運営する28才、
駆け出し経営者としての目線で安里会長の脳内に迫ります!
浅野)
安里会長はかなりFacebookを活用されていますよね。
昨年末にはTwitter、Instagramも本格稼動されたそうですが、
何か大きなきっかけがあったんですか?
*安里繁信
Twitterアカウント @asato1969
Instagramアカウント Shigenobu Asato
*Twitterは140文字以内で発信、Instagramは写真がメインのSNS。


安里)
大学生たちから「僕らがよく使うのはFacebookよりも
Twitterですよ」と言われて驚いたんだよ。
僕ら世代からすると「えーっ!」って感じ。
だって僕の周りはFacebookしかしてないからね。
そんなに大学生に人気なら
ちょっと使ってみるか!ってのが、きっかけだね。
Instagramも同じ。学生世代に人気だって言うから始めました。
でも、いまだに使い方がわからない(笑)
浅野)
そうなんですよね!
僕もFacebookはよく利用していますが、
TwitterやInstagramはあまり使いこなせていません。
他の方の情報発信は見てるんですが。
安里)
そう。だから大学生に「ツイッター活用術」という
資料を作ってもらって
レクチャーを受けているところです(笑)
浅野)
ええーっ(爆笑)それは面白い!
素晴らしい学生さんが身近にいらっしゃいますね!
使い始めて可能性を感じることは何ですか?
安里)
上手に活用してる方々を見ていると、
経営者や有名人にもダイレクトにアプローチしている。
そこがが面白いんだよな。
僕が情報を発信することはもちろん大切。
でもさらに僕にアプローチしてもらう為には
たくさんある情報の中からユーザーの皆さんに
僕の発信を選んでキャッチしてもらわなければいけないじゃない。
これって今までの情報のあり方と大きく違うと思うよ。
それぞれの世界の中で「俺ここにいるよ!」って、
自分の存在を示すことが何より重要だよね。
浅野)
「何をツイートすればいいの?」「なんだか恥ずかしい。」と
僕は感じてしまうこともありますね。
安里)
そうだよな。僕もまだ始めたばっかりなので
とりあえず「宮古島なう。」とかツイートしてます(笑)
「沖縄県全体に公衆無線LAN「WiFi(ワイファイ)」を設置します。」と
先日新聞報道があったけどさ、
世界を見渡せば、WiFiは基本インフラの1つとして
電気・ガス・水道の次に位置付けられる地域が確実に増えている。
例えば、台湾では行政がリーダーシップを取って
WiFiの設備を行っているんだよ。
そんな世の中になりつつあるという前提の中で、
僕らはSNSを使いこなせる人達と向き合っていく必要があるし、
僕らにもSNSを使ったコミュニケーション能力が必ず求められるよ。
浅野)
今では当たり前のコミュニケーションツールですからね。
使い始めて思いがけない出来事はありましたか?
安里)
最近は学生たちからメッセージやコメントで
「頑張ってください!」って励まされることがあるよ。
しっかり一人ひとりに「ありがとうございます!」と
返信させてもらっています。
浅野)
有名人の中にはマネージャーの方が
ツイートしてるのかな?と思うものもありますが、
安里会長はご自身でされておられるんですよね?
安里)
もちろん。僕はこういったツールでは
「リアリティ」が大切だと思っているんです。
自分で発信するからこそ出る「リアリティ」を大事にしたい。
だから商談と商談の間みたいな隙間時間を使って
僕自身の言葉で発信するようにしています。
浅野)
僕もまだまだ分からないことだらけですが
大発見がありましたらお知らせしますね!
安里)
ありがとうございます!
皆様も気軽にフォローよろしくお願いします!
*安里繁信
Twitterアカウント @asato1969
Instagramアカウント Shigenobu Asato
【インタビュー後記】
僕の運営する学習塾「アサノジュク」でも
多くの生徒たちがTwitterを利用しています。
そんな彼らに遅れを取るまいと僕もTwitterにチャレンジしておりますが、まだまだ難しいです。
安里会長のおっしゃる通り「SNSでのコミュニケーション能力」
は、1つの能力として、認められていますよね。
その重要性は今後もっともっと高いものになるでしょうから、
僕も「苦手だ。」と言い訳せずに、
安里会長をフォローして、安里流SNS活用術を学ばせていただきます!




2016年01月14日
安里繁信のしげ脳vol.297「戦争と平和について話してきました〜生福寺「終戦70周年追悼法要」にて〜」
しげ脳vol.287よりインタビュー編集担当の幸喜朝子の出産の為、
しばらくの間、夫・浅野太輝が代打取材中!
「いっしょに考える塾 アサノジュク」を運営する28才、
駆け出し経営者としての目線で安里会長の脳内に迫ります!

浅野)
昨年のことですが、大阪の生福寺で講演をされていましたね。
お寺で講演とは意外性があって驚きましたが、
どういったきっかけでしょうか?
安里会長と仏教の道は結びつけにくい方も多いと思うのですが。
安里)
仏教会にも青年会議所のような青年部(全日本仏教青年会)があるんですが、
その全国大会が戦後70年を機に沖縄で開催されたんですね。
全日本仏教青年会 全国大会 in 沖縄
http://jyba.ne.jp/convention2015.php
https://www.facebook.com/permalink.php?id=252458854831955&story_fbid=826419780769190
その際に以前からご縁があったご住職にお招きいただいて
僕が来賓挨拶をさせていただいたんです。
そのご縁が今でもつながっていて、
今回の泉大津市での「終戦70周年追悼法要」でも
講演してほしいと呼んでいただきました。
浅野)
なるほど、ご縁がつながった講演だったんですね。
でも仏教会で講演とは…何をテーマに話されるんですか?
いつものように生き様とか地域づくりではなさそうですよね。
安里)
テーマは「戦争と平和」。

浅野)
すごく重たいテーマですね。
戦争や仏教に関する教えに関して
講演されることはい今までもありましたか?
安里)
実は初めてだったんだよね。
僕は戦後生まれだし、このテーマで語るに
ふさわしくないと思ったんだけど
せっかく機会をいただいたし沖縄を故郷に持つ僕だから
伝えられることがあると思ってね。
「戦争とは、なんだろう?」
「平和とは、なんだろう?」
と、自分の頭の中を整理するいいきっかけになったよ。
浅野)
具体的にはどういうお話をされたんですか?
安里)
例えば、戦時中の教育は
どのようなものだったんだろうか、
なぜ戦争に突入してしまったのか、
戦争に負けてしまったという事実は
どういう意味をもつだろうか、
そんな観点から僕なりに当時の様子を紐解いた上で
当時の親御さんたちは、子供たちは、
どんな気持ちだったんだろういう
僕なりの考えを伝えさせてもらいました。
1つの例でいうと、特攻隊のこと。
彼らはどんな想いで飛び立っていったんだろうか?
彼らは役割を全うして死にたかったのだろうか?
僕の考えだけど、死にたいと思った人は
いなかったんじゃないかな。
今の僕らがそうであるようにね。
浅野)
きっとそうですよね。
当時は「お国のために」という
教育がなされたと言われてもいますが、
やはり1人の人間として生きたいという
根本は今と変わらない気がします。
安里)
そうなんだ。飛び立つ瞬間の気持ちとして、
彼らなりの正しい道を
迷いなく進んでいると信じていただろうし、
そこに迷いはなかったと思うけれど、
やっぱりどこか、生きていたいはず。
でも、せっかく生きて帰ってこれても
「お母さんごめんなさい」と感じたという
手記を本で読んだこともあって。
浅野)
役目を全うできなかったことを
家族に申し訳ないと感じてしまうんですね。
僕も漫画で、息子の生還を喜びながらも
世間体を気にして「お国の役に立てばよかったのに」と
怒るふりをする母親の姿を読んだことがあります。
お母さんとしては子供が生きて帰ってくることほど
嬉しいことはないように思いますが…悲しいですね。
安里)
結局、今も昔も子供は親に褒められたいんだよね。
誇りに思われたいよね。
それが子供の出来る最大の親孝行だよ。
お国のため、陛下のためにという想いで
飛び立った事実は確かにあるけど、
最後はやっぱりお母さんお父さんに対する想いに
行き着くんじゃないかな。

浅野)
時代を超えても「人は人、家族は家族」ということですね。
安里)
そう。当時を生き抜いてこられた方々から
別の意見や事実をこれからも頂戴するかもしれない。
でも、今の僕が見聞きしてきた
記録の中での戦争理解はそれなんです。
あらゆるものごとの根本は家庭であり、
家族だと、僕は考えているし、
そうであってほしいと思っているよ。
当然僕らは戦争というものを
2度と起こしてはいけない。
恨み憎しみでは未来は切り拓けない。
でも、今も尚、恨み憎しみで戦争が起こっている。
掘り下げていくとそこには宗教の問題も根深い。
今の日本には外国にみられるような宗教の対立がないでしょう。
そのことが如何に世界に誇るべきことか、
講演の中でもそれは伝えさせていただきました。
浅野)
日本に入ってきた宗教を排除するのではなく
どんどん受け入れていく。
日本人らしいですよね。
安里)
僕らは戦争があったことを忘れてはいけない。
でも恨み憎しみを語り継ぐんじゃなくて、
それらすべてを未来志向で
乗り越えていかないといけない。
浅野)
今は「戦後◯◯年」として認識されますが
それはまだ乗り越えられていない
部分があるのかもしれませんね。
安里)
戦後という歴史観に終止符を打って、
未来へつなげていくことが
僕らの世代の役割なんだと思うよ。
世界のあらゆる動きを見て、
今一度「戦争って何」「平和って何」ということを
考えたいなと僕は思っているよ。
講演で最後に申し上げたのは、
「沖縄の住民たちは、ただ殺されたんじゃない。」
ということです。
男も女も大人も子供も皆が、沖縄のため、日本のため、
そして何よりも家族の為に最善を尽くし亡くなられた。
きっとそうであったと、僕は信じている。
それに加えて、沖縄を守るために
日本中から兵士としてやってきた6万5000人以上もの方々が
今も沖縄に眠っている。
僕らが考えなければならないことは
「戦争を二度と起こさないこと」。
世界には今この瞬間にも緊張があるけれど、
沖縄を、日本を守るということを
みんなで考え続けなければならないよね。
浅野)
子どもが産まれてから
海外の戦争のニュースを見て
すごくショックを感じるようになりました。
空爆なんかで犠牲になる子ども達がいると思うと辛いです。
今まで戦争とか平和について考えることは
あまりなかったですが…
会長、またお話聞かせてください!
安里)
いつでも話しましょう!
【インタビュー後記】
昨年は戦後70年という節目を迎え、
多くの方々に「平和とは」と考える機会があったのではないでしょうか。
僕自身も昨年はその様な機会に数多く恵まれ、
「常に未来志向で、僕らのあるべき姿を創りだしていく必要がある。」
と感じました。
同時に、安里会長が語ったように「家族の絆」が
いつでも心の根底にある家庭をこれからも築きたいですね。
まず僕は、身近な仲間の笑顔や成功から応援していこうと思います!



しばらくの間、夫・浅野太輝が代打取材中!
「いっしょに考える塾 アサノジュク」を運営する28才、
駆け出し経営者としての目線で安里会長の脳内に迫ります!

浅野)
昨年のことですが、大阪の生福寺で講演をされていましたね。
お寺で講演とは意外性があって驚きましたが、
どういったきっかけでしょうか?
安里会長と仏教の道は結びつけにくい方も多いと思うのですが。
安里)
仏教会にも青年会議所のような青年部(全日本仏教青年会)があるんですが、
その全国大会が戦後70年を機に沖縄で開催されたんですね。
全日本仏教青年会 全国大会 in 沖縄
http://jyba.ne.jp/convention2015.php
https://www.facebook.com/permalink.php?id=252458854831955&story_fbid=826419780769190
その際に以前からご縁があったご住職にお招きいただいて
僕が来賓挨拶をさせていただいたんです。
そのご縁が今でもつながっていて、
今回の泉大津市での「終戦70周年追悼法要」でも
講演してほしいと呼んでいただきました。
浅野)
なるほど、ご縁がつながった講演だったんですね。
でも仏教会で講演とは…何をテーマに話されるんですか?
いつものように生き様とか地域づくりではなさそうですよね。
安里)
テーマは「戦争と平和」。

浅野)
すごく重たいテーマですね。
戦争や仏教に関する教えに関して
講演されることはい今までもありましたか?
安里)
実は初めてだったんだよね。
僕は戦後生まれだし、このテーマで語るに
ふさわしくないと思ったんだけど
せっかく機会をいただいたし沖縄を故郷に持つ僕だから
伝えられることがあると思ってね。
「戦争とは、なんだろう?」
「平和とは、なんだろう?」
と、自分の頭の中を整理するいいきっかけになったよ。
浅野)
具体的にはどういうお話をされたんですか?
安里)
例えば、戦時中の教育は
どのようなものだったんだろうか、
なぜ戦争に突入してしまったのか、
戦争に負けてしまったという事実は
どういう意味をもつだろうか、
そんな観点から僕なりに当時の様子を紐解いた上で
当時の親御さんたちは、子供たちは、
どんな気持ちだったんだろういう
僕なりの考えを伝えさせてもらいました。
1つの例でいうと、特攻隊のこと。
彼らはどんな想いで飛び立っていったんだろうか?
彼らは役割を全うして死にたかったのだろうか?
僕の考えだけど、死にたいと思った人は
いなかったんじゃないかな。
今の僕らがそうであるようにね。
浅野)
きっとそうですよね。
当時は「お国のために」という
教育がなされたと言われてもいますが、
やはり1人の人間として生きたいという
根本は今と変わらない気がします。
安里)
そうなんだ。飛び立つ瞬間の気持ちとして、
彼らなりの正しい道を
迷いなく進んでいると信じていただろうし、
そこに迷いはなかったと思うけれど、
やっぱりどこか、生きていたいはず。
でも、せっかく生きて帰ってこれても
「お母さんごめんなさい」と感じたという
手記を本で読んだこともあって。
浅野)
役目を全うできなかったことを
家族に申し訳ないと感じてしまうんですね。
僕も漫画で、息子の生還を喜びながらも
世間体を気にして「お国の役に立てばよかったのに」と
怒るふりをする母親の姿を読んだことがあります。
お母さんとしては子供が生きて帰ってくることほど
嬉しいことはないように思いますが…悲しいですね。
安里)
結局、今も昔も子供は親に褒められたいんだよね。
誇りに思われたいよね。
それが子供の出来る最大の親孝行だよ。
お国のため、陛下のためにという想いで
飛び立った事実は確かにあるけど、
最後はやっぱりお母さんお父さんに対する想いに
行き着くんじゃないかな。

浅野)
時代を超えても「人は人、家族は家族」ということですね。
安里)
そう。当時を生き抜いてこられた方々から
別の意見や事実をこれからも頂戴するかもしれない。
でも、今の僕が見聞きしてきた
記録の中での戦争理解はそれなんです。
あらゆるものごとの根本は家庭であり、
家族だと、僕は考えているし、
そうであってほしいと思っているよ。
当然僕らは戦争というものを
2度と起こしてはいけない。
恨み憎しみでは未来は切り拓けない。
でも、今も尚、恨み憎しみで戦争が起こっている。
掘り下げていくとそこには宗教の問題も根深い。
今の日本には外国にみられるような宗教の対立がないでしょう。
そのことが如何に世界に誇るべきことか、
講演の中でもそれは伝えさせていただきました。
浅野)
日本に入ってきた宗教を排除するのではなく
どんどん受け入れていく。
日本人らしいですよね。
安里)
僕らは戦争があったことを忘れてはいけない。
でも恨み憎しみを語り継ぐんじゃなくて、
それらすべてを未来志向で
乗り越えていかないといけない。
浅野)
今は「戦後◯◯年」として認識されますが
それはまだ乗り越えられていない
部分があるのかもしれませんね。
安里)
戦後という歴史観に終止符を打って、
未来へつなげていくことが
僕らの世代の役割なんだと思うよ。
世界のあらゆる動きを見て、
今一度「戦争って何」「平和って何」ということを
考えたいなと僕は思っているよ。
講演で最後に申し上げたのは、
「沖縄の住民たちは、ただ殺されたんじゃない。」
ということです。
男も女も大人も子供も皆が、沖縄のため、日本のため、
そして何よりも家族の為に最善を尽くし亡くなられた。
きっとそうであったと、僕は信じている。
それに加えて、沖縄を守るために
日本中から兵士としてやってきた6万5000人以上もの方々が
今も沖縄に眠っている。
僕らが考えなければならないことは
「戦争を二度と起こさないこと」。
世界には今この瞬間にも緊張があるけれど、
沖縄を、日本を守るということを
みんなで考え続けなければならないよね。
浅野)
子どもが産まれてから
海外の戦争のニュースを見て
すごくショックを感じるようになりました。
空爆なんかで犠牲になる子ども達がいると思うと辛いです。
今まで戦争とか平和について考えることは
あまりなかったですが…
会長、またお話聞かせてください!
安里)
いつでも話しましょう!
【インタビュー後記】
昨年は戦後70年という節目を迎え、
多くの方々に「平和とは」と考える機会があったのではないでしょうか。
僕自身も昨年はその様な機会に数多く恵まれ、
「常に未来志向で、僕らのあるべき姿を創りだしていく必要がある。」
と感じました。
同時に、安里会長が語ったように「家族の絆」が
いつでも心の根底にある家庭をこれからも築きたいですね。
まず僕は、身近な仲間の笑顔や成功から応援していこうと思います!




2016年01月05日
安里繁信のしげ脳vol.296「自分革命第二章、2016年もよろしくお願いいたします」
しげ脳vol.287よりインタビュー編集担当の幸喜朝子の出産の為、
しばらくの間、夫・浅野太輝が代打取材中!
「いっしょに考える塾 アサノジュク」を運営する28才、
駆け出し経営者としての目線で安里会長の脳内に迫ります!

浅野)
明けましておめでとうございます!
年末年始も忙しくしてらっしゃいましたね。
安里)
明けましておめでとう。
うん、新年の家族行事も会社の行事もあるし、
それに加えて初商いや取材の仕事もあって
忙しく過ごしていましたよ。
浅野)
年末は息子さんと散髪にも行ってましたし(笑)
安里)
そうそう!あいつさ~ものすごく髪伸びててさ、モッサいんだよ(笑)
だから朝9時から無理矢理つれだしてね、
仲良く並んで散髪してきました。
信弦ももう高校2年…何年ぶりかなぁ。
浅野)
父親としては貴重な時間ですね。
でも息子さんからは厳しいご指摘があったみたいで(笑)
安里)
隣からこっそり写真撮ってたら
『こっち見るなっ❗️』
『写真撮るな❗️』
『Facebookに載せたら
絶対ゆるさんからよ‼️』って。。。
父ちゃんは負けずにFacebookに投稿しましたが(笑)

浅野)
父の愛情が伝わることを願います(笑)
散髪もして心機一転、会長は家や職場の大掃除もされるんですか?
安里)
もちろん。31日は朝から弊社の本社ビルの周りを草刈りしました。
普段から草刈りは時々やってるんですが
12月31日は改めてね、この土地の神様に感謝を込めて
新しい1年も社員の皆さんや家族が健康でありますように、
我が社も更に飛躍できますように、っていう願いを込めてね。
浅野)
そういう小さなことの積み重ねが大事なんですね。
僕も塾の教室の掃除は欠かさないようにしていますが
やっぱり空気もきれいになりますし、いい運気が入ってくると思います。
外までは手が回りませんが、ゴミ拾いでもしてみます!
安里)
道がきれいになるだけで自分が気持ちよく過ごせるんだよ。
新年には弊社の関連会社の物流センターの周りの草刈りもしてきました。
物流に正月はないからね、働いてくれてる皆さんへの感謝も込めてね。
そして大晦日の夜はね、すごかったよ~。
うるま市の海中道路で花火を見てきました!


浅野)
大晦日に花火ですか!すごい!
新年になった瞬間に花火が上がったんですか!?
安里)
そう!すごいよなぁ!
これは『除夜の花火』っていって、
うるま市が合併して10周年の記念市民イベントなんです。
まぁテレビ番組「098TV」の取材でおじゃましたので仕事なんですが
3カ所から108発の花火が打ち上げられてね、感動的でしたよ。



浅野)
それは素敵な新年の幕開けですね!
僕は家に帰る車の中で静かに迎えましたが(笑)
産まれたばっかりの子どもも一緒で、家族で迎える正月っていいなぁと思いました。
安里家も新年は家族が多くて賑やかそうですね。
安里)
毎年恒例の家族行事として波上宮に初詣に行ってね。
いつもは階段で抱っこをせがむ娘が最後まで1人で登りきって
新年から成長を感じて嬉しかったな。
おみくじは末吉でした。微妙(笑)
浅野)
会長は大吉しか引かないイメージなので安心しました(笑)
今年もチャレンジの年だと昨年末におっしゃってましたが、
どんな一年になりそうですか?

安里)
前回もお話したように、2015年は自分革命がテーマで、
今までの自分の価値観や行動範囲を変えていったんです。
2016年も「全ての原因、我にあり」を
今一度自分に言い聞かせて、
『自分革命 第2章』を続けていきたいね。
浅野)
第2章の展開も楽しみにしています!
安里)
しげ脳でもいろいろ話させてもらいますね。
今年も日々、精進して参りますので
皆様、本年もどうぞよろしくお願いします。



しばらくの間、夫・浅野太輝が代打取材中!
「いっしょに考える塾 アサノジュク」を運営する28才、
駆け出し経営者としての目線で安里会長の脳内に迫ります!

浅野)
明けましておめでとうございます!
年末年始も忙しくしてらっしゃいましたね。
安里)
明けましておめでとう。
うん、新年の家族行事も会社の行事もあるし、
それに加えて初商いや取材の仕事もあって
忙しく過ごしていましたよ。
浅野)
年末は息子さんと散髪にも行ってましたし(笑)
安里)
そうそう!あいつさ~ものすごく髪伸びててさ、モッサいんだよ(笑)
だから朝9時から無理矢理つれだしてね、
仲良く並んで散髪してきました。
信弦ももう高校2年…何年ぶりかなぁ。
浅野)
父親としては貴重な時間ですね。
でも息子さんからは厳しいご指摘があったみたいで(笑)
安里)
隣からこっそり写真撮ってたら
『こっち見るなっ❗️』
『写真撮るな❗️』
『Facebookに載せたら
絶対ゆるさんからよ‼️』って。。。
父ちゃんは負けずにFacebookに投稿しましたが(笑)

浅野)
父の愛情が伝わることを願います(笑)
散髪もして心機一転、会長は家や職場の大掃除もされるんですか?
安里)
もちろん。31日は朝から弊社の本社ビルの周りを草刈りしました。
普段から草刈りは時々やってるんですが
12月31日は改めてね、この土地の神様に感謝を込めて
新しい1年も社員の皆さんや家族が健康でありますように、
我が社も更に飛躍できますように、っていう願いを込めてね。
浅野)
そういう小さなことの積み重ねが大事なんですね。
僕も塾の教室の掃除は欠かさないようにしていますが
やっぱり空気もきれいになりますし、いい運気が入ってくると思います。
外までは手が回りませんが、ゴミ拾いでもしてみます!
安里)
道がきれいになるだけで自分が気持ちよく過ごせるんだよ。
新年には弊社の関連会社の物流センターの周りの草刈りもしてきました。
物流に正月はないからね、働いてくれてる皆さんへの感謝も込めてね。
そして大晦日の夜はね、すごかったよ~。
うるま市の海中道路で花火を見てきました!


浅野)
大晦日に花火ですか!すごい!
新年になった瞬間に花火が上がったんですか!?
安里)
そう!すごいよなぁ!
これは『除夜の花火』っていって、
うるま市が合併して10周年の記念市民イベントなんです。
まぁテレビ番組「098TV」の取材でおじゃましたので仕事なんですが
3カ所から108発の花火が打ち上げられてね、感動的でしたよ。



浅野)
それは素敵な新年の幕開けですね!
僕は家に帰る車の中で静かに迎えましたが(笑)
産まれたばっかりの子どもも一緒で、家族で迎える正月っていいなぁと思いました。
安里家も新年は家族が多くて賑やかそうですね。
安里)
毎年恒例の家族行事として波上宮に初詣に行ってね。
いつもは階段で抱っこをせがむ娘が最後まで1人で登りきって
新年から成長を感じて嬉しかったな。
おみくじは末吉でした。微妙(笑)
浅野)
会長は大吉しか引かないイメージなので安心しました(笑)
今年もチャレンジの年だと昨年末におっしゃってましたが、
どんな一年になりそうですか?

安里)
前回もお話したように、2015年は自分革命がテーマで、
今までの自分の価値観や行動範囲を変えていったんです。
2016年も「全ての原因、我にあり」を
今一度自分に言い聞かせて、
『自分革命 第2章』を続けていきたいね。
浅野)
第2章の展開も楽しみにしています!
安里)
しげ脳でもいろいろ話させてもらいますね。
今年も日々、精進して参りますので
皆様、本年もどうぞよろしくお願いします。



