プロフィール
安里繁信
安里繁信
グループのシンバネットワークを束ねるシンバホールディングス会長。(社)日本青年会議所 会頭、(財)沖縄観光コンベンションビューロー会長などを経て(社)沖縄公共政策研究所を設立。さまざまな活動を通して沖縄の魅力を全国に発信中。好きな食べものはタコライス。

【趣味】マリンレジャー
【血液型】A型
【座右の銘】知行合一
【尊敬する人物】牛尾 治朗
【好きな俳優】藤原 紀香
【好きな食べ物】タコライス、カフェラテ

facebookやTwitter、Instagramもやっておりますので、宜しくお願いします!


[ライター紹介]

幸喜 朝子

またの名をブエコ。沖縄のチキンの丸焼き専門店ブエノチキン浦添2代目にして、広告コピーライター。安里繁信の思考を読み解くべく2008年インタビュー形式のブログ「しげ脳」をスタート。


  渡嘉敷・田中・松田

シンバホールディングス㈱秘書室・広報メンバーによる安里の脳内調査を開始(2021年~新生しげ脳)
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てぃーだブログ › 安里繁信の脳内に切り込む!おしゃべりブログ「しげ脳」

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Posted by TI-DA at

2021年01月06日

☆新生しげ脳☆



✨🐮🌄2021年🌅🐮✨
🎍あけましておめでとうございます!!🎍


渡嘉敷)
新生「しげ脳」として、これから秘書室メンバーで頑張っていきたいと思いますので、宜しく御願いいたします!!


安里)
秘書室に広報担当という職務を追加し、これからのデジタル化へ向けた社内外への広報戦略なども皆さんに担っていただきたい、ということで急遽、新しい年を迎えるこのタイミングで、バトンタッチをしていこうという事でございます。

これまでコピーライター「朝子」という、その領域で優れた人間が全体の構成を組んできたわけだけど、不安はありますか?


渡嘉敷)
あります!!朝子さんの代打・・・やっていけるのか不安です。リモート取材でいいから朝子さんにお願いできないか、㈱宣伝で担っていただけないか、「しげ脳」担当を回避すべく意見を出し合ったりしました。(笑)


安里)
「朝子の代わり」じゃなくていいんだよ。同じようにやろうとしなくていい。
新しい「しげ脳」を作るという気持ちで臨んでくれたらいいですよ。
同じ人間として生まれてきて、挑戦するかしないかということに尽きるんじゃないかと思うので、新しい年に新しいこと、頑張ってください!


渡嘉敷)
頑張ります!!お手柔らかに、宜しくお願いします!

私も育休明けで職場復帰して半年経ちましたが、戻ってきた時にすごく感じたことがあって、失礼かもしれませんが、、、代表、仕事人間になりましたよね?!


安里)
そういえば渡嘉敷はOCVB会長時に入社してきたから、公職についている僕しかみたことないよな。
組織って3つ頭の体1つのキングギドラになっちゃいけないから、社長中心に、託して求めずではないけど、約8年くらい会社を任せてきた。
その間、沖縄県知事選挙の動き、参議院選正式出馬、それに伴う活動、および結果敗北、ということを踏まえて、ひとつ自分の中に区切りがほしかったんです。
やりきったという達成感があったので、この時代に安里繁信が求められていないとすれば、もう一度、新たな時代に向けて、まずは足腰しっかり固めていこうと、4月からCEOに復帰して各事業会社に向き合い、グループ全体の方針の再確認からやろうと思ったんだよ。


渡嘉敷)
毎日社員の日報も読まれてるし、会議にもほぼ出席されるし、デスクもこれまで以上に書類がすごいですもんね!!ファイリングも追いつかなくなるほどです💦(笑)


安里)
さらにこのタイミングで新型コロナウイルスのパンデミックが世界を襲ったので、神様から「仕事に集中しなさい」ってお告げだと思うんだよ。当選していたらきっと沖縄にいることも少なかったかもしれない・・・バタバタの状態で細かく会社を見れないから。
肯定的に、前むきに考えていけば、そういうチャンスをいただいたと思って、今は120%の勢いで事業成長のために頑張っていますよ。


渡嘉敷)
代表らしいですね!!迷いはないんですか?


安里)
全く。一抹の迷いもない。それに関しては自分でも切り替えが早いなって。(笑)
不思議なことに人間そうなんだと思うけど、いったん政治はおいといて・・って考えると、仕事以外の、ビジネスの話以外の情報がはいってこなくなって。
これまで深刻に考えていた政治事も全く気にならなくなって、それはその方々で頑張ってくださいみたいな・・・。
それより、わが社どうしていこうかということばかり。この事業どうしようか、これを成功させるためにはどうしたらいいか、とか、今はそこに意識がいっちゃう。
なんかね、すっきりしたかんじ、集中できてるからか、とても今いい環境なんだよね。


渡嘉敷)
たくましい!!!代表は逆境にも強いしポジティブですもんね!


安里)
基本へこむことないからな!(笑)未練がましくない性格だしな(笑) 今すごい良い状態でいれてる。


渡嘉敷)
そうはいってもCEOになると、これまでとは違う責任が伴いますよね?それについてはどうですか?


安里)
まぁ、トラック運転手から社業に関わり、シンバネットワーク創業来ずっと関わってきた会社だからね。
もともとその覚悟を持ってやってきたしシンバネットワークを立ちあげてきた使命感と、あの時の勢いがもう一回よみがってきてるかんじ。
なんかね、若返った感じがする!!


渡嘉敷)
おーー!!
大丈夫ですよ、いつも若々しいですよ♪(笑)


安里)
ありがとうございます♪(笑)


渡嘉敷)
代表、活き活きしてますもんね!


安里)
この状況の中、新たな事業を含め、様々な取り組みをしているんですけども、ちょうど渡嘉敷が戻ってくるタイミングで、そういうふうに違う僕がいるということで、気づきがあれば教えていただきたいですし、このへんこうした方がいいんじゃないですか?とか。特に今回は母親になった目線もあるじゃない?
これから女性のキャリアアップも含めてさ、会社を挙げて取り組まなければならない課題なので、そこは積極的に声を上げてくれたら助かるな~と思います。


渡嘉敷)
承知いたしました。言える範囲で・・・
先ほどコロナの話もありましたが、様々なキャンペーンが中止・縮小となり、経済も混乱状態ですが、代表だったらどうしてましたか?


安里)
もし僕が沖縄のトップだったら・・・第一波がおさまった段階で真っ先にやっていたのが、感染症に特化した病院を設立する!!

院内感染が一番怖いじゃない?医療従事者も防護服を着て、脱いで、の着脱も労力的に大変だと聞くから、まずはコロナを含めた感染症に特化した病院を1ヵ所に限定すべきだと思うんだよ。
今病院も経営が厳しい時代で、コロナ患者を受け入れていると、他の患者さんたちも感染がこわくて病院行けない。他にも手術を待っている患者さんもいるわけでさ。
ならば、重度の感染者はこの病院、軽度の方はホテル、みたいなかんじでそこに特化した施設を早急に整備すべきだったと思うんだよ。
第一波が起こっていたときに真っ先にそれができていたら、違っていたと思う。
この病院満床、この病院満床って、それぞれパッチワークになってしまっている。
結局同じ人が全部見ないといけないことになってしまうので、このような状況をつくってしまうとよけい混乱するし、医療従事者の負担もさらに大きくなる。リスクをみんなで背負い込んじゃってる感じがする。そうじゃなく、この1ヵ所!って。

重症者の数はある程度限定的なわけじゃないですか、陽性反応がでたとしても、無症状の方もいる、ある程度カテゴライズされてるなら、「選択と集中」だと思うんだよね。
感染症センターを仮にね、作っていたとしたら、ここまでの混乱は起こらなかったんじゃないかな。


渡嘉敷)
沖縄県で独自決定・発動していいんですか?


安里)
大阪はもうやっている。パイが大きい分、そこだけでは事足りていないらしいんですけども。でもこれってやれるんです。やるかやらないかだから。
県の保養所も稼働していないところもあるじゃない?なんとかセンターとか。
とにかく1ヵ所完全に隔離できるような施設を作って、医療機器をそろえてって第一波の時にやりきれていたら・・・


渡嘉敷)
中国のように新しく病院を作るわけではなく、既存の施設を?


安里)
そう、今ある施設を!赤字の病院を1棟貸切るでもいいし、極端な話、公共施設や保養所などを改修するでもいいわけですよ。部屋区割りして、衛生面の環境も整えて、換気ができて、専門の医療スタッフを配置してって・・・そんなやり方ができたと思っている。


渡嘉敷)
初動が大事なんですね!!


安里)
そう。僕はGotoキャンペーンが良いか悪いかの前に、経済は止めてはいけないって思っている。だからそこのバランスがとても崩れてしまっている気がするなぁ。。。


渡嘉敷)
今後どうですかね?飲食業、観光業はすごく苦しい方々もいらっしゃるので、政府の方針で一喜一憂してしまうし、翻弄されると思います・・


安里)
1カ月先が見えないじゃないですか。そこがものすごく歯がゆく感じています。
幸せってなんだろう、働くってなんだろう、あるいは、経済ってなんだろう、って、皆が立ち止まって考えなければいけない機会なのかなと。
この現状を僕らは正面から受け止めなければならないし、終わったら終わったらで喉元過ぎれば熱さ忘れず・・・ってなってはいけないと思うし。

人間社会が、社会の在り方そのものをもう一度見つめなおす時期になっているんじゃないかなって気がするね。
ほんとの恐慌はもしかすると来年、再来年、コロナがあけて起こりうるかもしれないんですよ。
日常に戻るということが僕は想像できてなくて。



渡嘉敷)
代表、怖いことおっしゃいますね。


安里)
「人の流れ・金の流れ・物の流れ・情報の流れ」、この4つの流れで経済は繋がっているんですね、この4つの流れが今大きく変化していると思う。

渡嘉敷)
この変化というのは?

安里)
これまでみたいに強いものが生き残るわけでもない、賢いものが生き残れるわけでもない、この時代の流れに柔軟に対応できたものしか生き残らないと思っている。
でもそこには大きなチャンスが隠れている気がする。だからここで会社の体制を見直す、商品を見直す、情報の出し方を見直す、とか、一つ一つを見直すチャンスを得たと思って
今は厳しい状況で有り続けるのは変わらないけど、その間に資金を確保して、その間で次の体制を僕は早急に描いていきたいと思います。

渡嘉敷)
描けたらまた教えてください!

安里)
はい!とにかく人生前向きに。ですよ。落ち込んで悩んでる暇はない。今日は、明日の為に生きる。

渡嘉敷)
そうですね。今日は考えさせられた第1回目の新生しげ脳でした。

安里)
5年先、10年先の渡嘉敷圭を見てみたいし。

渡嘉敷)
5年先、10年先・・・どうなっているんでしょうか?!

安里)
なぁ!!しにこわいな!!(笑)

渡嘉敷)
しにこわいですね!!(笑)でも代表変わらなさそう!
私の中では永遠の42歳ですよ!(笑)

安里)
僕30代の頃より今の方が筋肉量が増えたし、健康的で、体調もすこぶる良い!!心身共に成長していますよ。

渡嘉敷)
素晴らしい!10年後の代表、楽しみにしています!!


  

Posted by 安里繁信 at 15:58Comments(0)しげ脳

2020年12月30日

安里繁信のしげ脳vol.357 「取材担当・朝子の卒業!」

安里繁信のしげ脳vol.357
「取材担当・朝子の卒業!」



2008年にグループ会社の社員向けのメッセージとして連載開始したブログ「しげ脳」。
その当時からインタビュアーをしている幸喜朝子が、本業と育児に集中するため卒業となりました。会社経営と育児が落ち着くまで、秘書室広報担当に運営をバトンタッチいたします。

参考:しげ脳vol.1「はじまり」はこちら
http://and-symba.net/archives/200807-1.html


安里)
このしげ脳を始めた頃からずっと
取材担当してくれている朝子が卒業することになりました!
本業が忙しいということで
運営を僕の秘書室広報担当にバトンタッチします。

幸喜)
気がつけば昨年、安里会長が参議院選挙に出馬された際にパンフレットに載せるための稲嶺惠一元沖縄県知事との対談をインタビュアーとして担当させて頂きましたが、その直後に本業であるブエノチキンにテレビの取材が来てお店の忙しさがパンクしてしまって・・・経営と育児で私自身もパンクしてしまい、結局1年間もしげ脳の更新ができておらず大変ご迷惑をおかけしました。

安里)
本業が忙しいのは素晴らしいことだよ!

幸喜)
しげ脳スタートから10年以上、会長の教え通りに社長になって、会長の教えの元に行動していたらとんでもなく事業が発展しました!今日は一旦卒業ということで、昨年の総括と、今何を考えているかをお聞きしたいなと思います。

安里)
今はね、これ!


「100年企業戦略」

(本を見せて)

昨年、想定外の参議院議員選挙への出馬があって、
それがすごくやりきった感があって。
そのあとに今僕がすべきことは
初心に返って自社の経営だなと思ったんです。
そうしたらその矢先にコロナウイルスの世界的な流行になったでしょう。

神様がもう一度地に足つけてしっかりやれと
示唆してくれたと受け止めて、
政治ごとから一線引いて
百年企業を目指そうと決めたんです。


幸喜)
そうなんですか!一昨年の沖縄県知事選挙の候補者としての活動と、それを辞退した後の参議院選挙への出馬があったので、今年も政治の世界を目指されると思っていました。悔しさは残っていないんですか?

安里)
いや・・悔しさはなくて、とにかくやりきった感ですね。

幸喜)
そうなんですね、会長だからこそ知ってる課題が多いだけに、自分なら沖縄をこう変えられるのに!という思いがあるのかなと思いました。私たちヤング世代の経営者でも会長を応援してる方が多かったんですが。

安里)・・・朝子もヤング世代なのか?(笑)

幸喜)
はい・・・まだまだ39才、ヤングアラフォーです(笑)会長なら経営の視点で行政をよくできる部分が多いんじゃないかという点で期待していたので悔しい思いがありましたから、会長自身はさらに悔しさが大きいんじゃないかと思いました。

安里)
うーん、そもそも2019年2月に行われた
辺野古米軍基地建設のための埋立ての賛否を問う県民投票で
移設反対が70%以上の結果が出た後だけに、
保守にとっては最初から厳しい選挙だとは分かっていましたからね。
誰が出ても勝てる選挙だったら
僕みたいな人間を候補者にすることはないんですよ。

勝てない選挙だから、僕が選ばれた(笑)


幸喜)なるほど!!!

安里)確かに気づきはたくさんありました。
僕が以前に(財)沖縄観光コンベンションビューローの
会長をしていた時に、経済振興の立場で
沖縄の41自治体、49の有人島を巡ったんですが
その時はみなさん「地域の自慢」を見せてくれたんですよ。
うちの特産品ですとか、こういう歴史があるんですとか、
その島の褒めて欲しいことを教えてくれたんです。
だけど昨年、選挙に立候補する立場でもう一度同じ所を回ったら、
課題や悩みや不安や怒り、そういうことを伝えてきたんです。
僕、全部の離島を回って
沖縄の内情を分かってる気になっていたのが恥ずかしくなって。
沖縄に対する理解の深さが増しましたね。

でも僕自身伝えたいことは伝えたから、
もう区切りがついているんです。
それよりも、今回のコロナの世界的流行を受けて、
そもそもの自分の会社をどんな時代でも
沖縄の真ん中で立ってられるようにしようよということで
経営を預けていたシンバホールディングスのCEOに戻り、
これまで支えてくれた方に経済という側面で
恩返ししていきたいなと思っているんですよね。

ちょうど、親父が創業した会社「あんしん」創設から55年。
親父が会社を立ち上げて、30年前に僕が入って
トラック運転手から始めておやじと二人三脚、
お互い喧嘩しながらがむしゃらに何とかやってきて。
それから28歳の時にご縁があり㈱宣伝を設立し、
「沖縄社会に存在感のある会社にしたい」
「従業員が家族に誇れる企業グループを目指そう」という理念のもとで
シンバホールディングスを立ち上げて・・
それがもう17年目。


今は政治のイデオロギーを一旦横に置いて
経済人の安里繁信として、起業家として、
初心である「私たちは人と世のために
活きる存在でありたい」という理念と、
ワンストップソリューションの
サービスを再構築していこう、
それがシンバ創業者としての
社会的責任だと思ったんですよね。


幸喜)
この恐慌だからこそ大切にすべきものがはっきりしますよね。それにしても会長が経営に戻ってくるなんて・・各社社長さんたちヒヤヒヤドキドキでしょうか(笑)

安里)
いや、ワクワクでしょう!


この時代って強いものが
生き残るわけではなくて、
賢いものでもなくて、
変化に対応できるものしか
生き残れない。


今の時代に求められるグループ会社って何だろうということを
各社の社長さんに課題として投げているところです。
進化していこうよ、と。
沖縄全体を見た時に我が社や
安里繁信ができることを一生懸命考えています。

幸喜)
本当ですね、私も小さいながら社長になってやっと5期目になりましたが、会社としての体制を全て一から作っているのですごく時間がかかってしまって。一年かけて就業規則を作って、また次の一年で給与体系を作って・・。

安里)
だって、通常の業務やりながらでしょう?それぐらいかかるよ!

幸喜)
それにしても不器用すぎていつもクヨクヨしてますが、そうやって体制を作りながらよく思い出す会長の話があって。シンバグループの大元であり安里会長のお父さんが始めた(株)あんしんも昔は掘っ建て小屋みたいな社屋で台風の時は飛びそうだったとか・・それが今やこれだけの大きな社屋があってたくさんの社員さんが働いていると思うと、どんな大企業も小さい規模から一歩一歩、歩んで行ったんだなと、すごく励みになります。楽して近道はないんだろうな、と。


安里)
企業経営していると春夏秋冬あって、
世界中が今は冬になっているだけで
冬でも求められるものが生き残る。
みんな冬をなぜ耐え忍ぶかというと、
春がくることを知っているから。
新しい春が来た時にどんな景色が広がってるかは
誰も分からないけど、精一杯生きるしかない。
トップが苦しい顔してたら会社も社員さんも気持ちが持たないし、
ポジティブに春を待つ器の大きいリーダーのいる会社は
前向きに乗り越えるはず。
全て組織のトップ次第だよね。
これからもクライアントに必要とされる
企業グループであり続けるよう、
僕自身、日々精進してまいります。

幸喜)
予想しない事態にも変化して対応できるリーダーでいなければと痛切に思いました。

安里)
ここまで観光客が来ないなんて誰も思わなかったよ。
でも、ここから学ぶことが本当に多いし、
僕自身に関しては昨年の出馬では負けたけども
仲間という財産ができた。

人生に無駄なものなんてないから
このコロナで学んだことで次くる春に備えたら
めっちゃ面白い人生になる気がするんだよね。

まあとにかく、これ以上ね、大社長・朝子を
僕らの仕事に縛っている訳にもいかなくなったので(笑)
一旦卒業!
次はゲストとしてきていただきたいな。
これも全てご縁ですので。

幸喜)
はい・・・ちゃんと大社長になれたら戻ってまいります!

安里)
12年間本当にありがとうございました!

  


Posted by 安里繁信 at 11:13Comments(0)しげ脳(対談形式)

2019年01月31日

安里繁信のしげ脳vol.356「激動の2018年を振り返る」


2019年1月、子供たちと初詣に。


*2018年末に取材しています*
幸喜)
1年が終わろうとしているので、
今日は会長のこの一年を表す漢字を聞きたいなと。

安里)
そうだなぁ、朝子はどうですか?

幸喜)
「鳥」!成長、ならぬ成鳥した!ということで(笑)

安里)
さすがチキン野郎!
僕も酉年だからね、
トリに行こうと思ったけど取れなかったねぇ。

幸喜)
うまい!!
冒頭からギャグに走ってしまいましたが(笑)
2018年はどんな年でしたか?

安里)
うん、正直、年末をこういう状況で
迎えてるとは想定してなかったから
多少戸惑いがありながらも、
逆にもっと冷静に足元を見つめなおそうという心持ちですね。

人間関係の整理が出来たし
自分ってなんだろうって気付けたし、
自分が自分であり続けることの
難しさと大切さを学べた一年でした。


幸喜)
私ぐらいの距離から見ていると
県知事選という大きな出来事があっても
会長は心中が変わらないように見えるんですが、
いろんな変化があったんですか?

安里)
変化というより、


自分って何のために誰のために
存在しているんだろうってことを
考えさせられましたね。

妥協という言葉一つとっても
何を妥協するのか、
これはこだわるべきことなのか・・・とか。
そのおかげで自分が守るべきものと、
改めて行かなきゃいけない課題と、
両方が見えました。


学びの多かった一年でしたね。
理屈ではことは動かないことも分かったし、
利益でしか動かないことがあることも見えたし、
だからこそやらなきゃいけない課題も見えたし、
自分一人じゃ何もできないし、家族のありがたみも確認したし、
なんかね・・・自分を再確認できましたね。

幸喜)
会長ほど確固とした自分がある方でも、考えさせられるほどの出来事だったんですね。

安里)
自分がこだわってるのが何であるかも見えたし、
自分ってこんな人、っていうのを知ることが出来たし・・・。
あの県知事選の出馬、不出馬の決定って、
自分以外の多くの方に影響を及ぼすことでしたから、
一つ一つの判断がとても重かったね。

幸喜)
重いでしょうね。

安里)
出た結果も、重かったですし。
その政治ごとだけじゃなくてね、プライベートも含めて
とても学べて気付けた一年だったと総括しています。

幸喜)
つまり、よりパワーアップできたということですね。

安里)
うん、より筋肉体質になりました。
心身ともに無駄が削ぎ落とされて。

幸喜)
どこまで鉄人になるんでしょう(笑)!
では今年を一文字で表すとしたら・・・。

安里)


「誠」ですね。


言葉が成る、と書くでしょう。
僕が一番好きな漢字なんですが、
その通りだなと思います。
繁信っていう名前じゃなかったら誠がよかったぐらい。
今、社会が出した答えもそこに誠があると思うし、
僕らが誠を貫くために
何をしなきゃいけないか考えていきたいです。

幸喜)
1年後はどんな話をしてるんでしょうね。

安里)
誰も1年先が見えないから人生って面白いんだけど、
一喜一憂しててもしょうがない。
来年はきっとまた
幾つかの答えを出さなきゃいけないでしょうから
誠を持って一つ一つ向き合っていきたいです。

幸喜)
来年の動きで決まっているものはありますか?

安里)

まずは復帰から半世紀目の
沖縄の仮説を描くところから
始めようと思っています。


2022年が復帰してちょうど50年になりますから、
その50年目をどんな風に迎えるのか、
そもそもどんな時代になるのか、
仮説を立ててその中で課題を見つけて
自分たちがどう立ち回らないといけないか考えないといけない。

幸喜)
2022年というと、後3年ですね。
なんと私40歳!!!どんな世の中になってるんでしょう。

安里)
今、朝子も子育て中だけど、
子供たちが大きくなった時の日本って
すごく大変な時代だよ。
僕らとは違う苦労が待っている。
その子供たちのために僕らはどう生きるか
真面目に考えていきたいと思います。


次は猪年でしょう・・・
迷わず突っ込んでいきますよ!
壁があろうが何があろうが(笑)


幸喜)
今年を冷静に見つめ直した反動でしょうか(笑)
とにかく世の中が暗いので明るい年にしたいですね!

安里)
そうです、突破していくのみですよ!
走り抜けながら見える答えがあると思いますから、
来年もどうぞ、応援よろしくお願いします!

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Posted by 安里繁信 at 16:14Comments(0)しげ脳(対談形式)

2018年12月20日

安里繁信のしげ脳vol.355「ご縁は巡る」



幸喜)
突然ですが、横井さんという方をご存知ですか?

安里)
おお!覚えているよ!
僕の親父の会社「株式会社あんしん」の社員さんで
もう20年ぐらい勤めてくれたんだけど、退職されたんだよ。

幸喜)
そうです、その方です!
実は横井さん、宜野湾市で
「Fair Attraction's Underscore Coffee Stand
(アンダースコアコーヒースタンド)」
というコーヒー屋さんをされていて、
行きつけのパン屋さんで偶然お話したら
(株)あんしんで働いていたと聞いて驚きました。




遊園地のような店内


●「Fair Attraction's Underscore Coffee Stand」ホームページ
https://fair-attractions-coffee-stand.business.site/


安里)
へえー!

幸喜)
本土に引っ越す事情があって退職したものの、
その予定がなくなったので夢だったコーヒー屋さんを開店したそうで、
58号線沿い、宜野湾市の大山あたりにありますよ。
サーカスのような店構えが目印です。
今日、会長に会うと話したら「よろしくお伝えください」と。

安里)
よろしくも何も、行きますよ!

幸喜)
来るのは怖いからやめて、
と言ってましたよ(笑)



安里)
怖くないだろー(笑)!

僕が採用面接したんですが、
横井さんの耳たぶ見てさ、
「福耳だね、採用!」って(笑)


幸喜)
ええーっ(笑)!!!
そんな簡単な採用ありますか!

安里)
福耳に悪い人はいないっていう
僕の中の統計データがありますから
確信しての採用ですよ!
その通りにすごく真面目な方なんだよ。

幸喜)
そうなんですね、それで今日聞きたいのは、
「会社を卒業していく方への想い」です。
私も会長の会社を離れた一人なんですが、

辞めていく方には
どういうことを感じますか?
「ずっと勤めてほしい」
「成長して羽ばたいてくれ」とか、
私も雇う立場になっていろんなことを感じます。



安里)
やっぱり若い頃、自分の度量がない頃は
辞めますという方に
「あいつ、面倒見てやったのによお」と思ってたんです。
経営者ですからね、やっぱりそう感じますよ。
ましてや同業種に行くとなると思いは複雑です。
でもね、今はそういう風に思わなくなって。


離れる方に対しても
出会いに意味があると思えるようになった。


幸喜)
そうですよねぇ。

安里)

例えば転職で僕らの会社に入ってきて、
前の会社の文句を言う方を
僕は信用しないんです。
だって、多分うちを辞めたら
次のところでうちの陰口言いますよ。
少なくとも自分はそうしたくないし、
それって自分の人生を
否定することだと思うんです。


3年なり5年なり、20年なり、
その勤めた期間の人生を否定することだよね。
それに辞めたとしても、
次どういう風に関わるかわからない。
上司と部下だった関係が、
次はお客様になることだってあるし、
辞めた方の会社が僕の会社を吸収したら
上司と部下の関係が逆転する。
そんなこともあるかもしれない。
だから一つ一つの出会いは大事にしたいなと思うようになったし、
僕の元を離れても頑張ってる方は応援したいし。
朝子は卒業しても、このブログしげ脳は続いているしね。

幸喜)
そう言っていただけると卒業した私としても
ますます頑張ろうと思えます!
あいつ前は僕の元にいたんだよ、
と自慢してもらえるようにしたいです!

安里)

僕らが出会った意味って
死ぬまでわからないですから、
縁っていうのをどれだけ大切な
記録として綴っていけるかですよね。

出会いの1+1が5になったりするわけだし、
その可能性は無限大です。



幸喜)
いろんな方とお仕事される会長ならではの実感ですね。

安里)
それに、関わった方が僕の会社にいたことを
誇りに思ってほしいしね。
挑戦してる人をみんなで応援できる社会にしようよ!
横井さんのコーヒー屋さんも行かないと!

幸喜)
ぜひ、健在の福耳を確認してきてください!


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Posted by 安里繁信 at 12:30Comments(0)しげ脳(対談形式)

2018年11月20日

安里繁信のしげ脳vol.354「23才、初めての県知事選から得たこと(後半)」


誕生日を祝い合う仲です。


*9月に行われた沖縄県知事選挙にて
佐喜真淳候補の選対本部の青年部長を23才、
最年少で務めた嘉陽宗一郎さんをお招きしての対談、後半です!
前半はこちら https://shigenou.ti-da.net/e10797734.html


安里)
先日の県知事選挙では20代の半数が
佐喜真淳さんに投票していましたね。
それが30代、40代の無党派層が玉城デニーさんに多く投票していた。
無党派層っていうと若年層のイメージがあるけど、
朝子のように30代代にも実は多くいるんだよね。
毎回必ず応援する支持政党があるわけじゃないよね?

幸喜)
そうですね。私は選挙の度に政党だけじゃなくて
候補者の公約や雰囲気を見て判断しますね。私の友人にもそういう方は多いです。

安里)
ちなみに、女性目線で選挙ポスターにも左右されたりする?

幸喜)
もちろんしますよ!


こんなダサいポスター
作る人に沖縄の未来を作る
センスあるわけない!って思いますもん(笑)


特に私はクリエイターだったのでデザインはすごく気になりますね。
だからといって当選するには
単純にオシャレにすればいいわけでもない。
ちゃんと大衆に受け入れられる爽やかさとか真面目さとか
力強さとか、そういうものを感じさせなければいけないので
すごく難しいですよね。
でも、もっと上等になってほしいです。

嘉陽)
それぞれの個性がありますよね。

幸喜)
県知事に立候補していた兼島俊さんはいろんな種類の
ポスターを掲示してて興味深かったですよね。

安里)
兼島さんはね、県知事選の結果が出たあと、
僕らが佐喜真淳候補の事務所で反省会をしている時に
ある方に伴われて訪ねてきたんです。
彼と僕は出身が大平高校で一緒なんですが、


「シージャ(先輩)、悔しいです!
なんで降りたんですか!」
と言って泣いてくれて。



幸喜)
自分が当選しなかったことだけじゃなくて
会長が候補から降りたことも悔しかったんですね。
すごい、いろんなことを考えてると感じます。

安里)
うん、最後までやりきった彼の顔を見た時に
充実感や頼もしさを感じました。
これからの活動も応援したくなります。

幸喜)
ああいった一般の方が供託金を払って出馬して
社会に物申すというのは、すごい覚悟ですよね。

嘉陽)
兼島さんは県知事選の全ての候補者の演説を聞きに行って
感想をSNSでアップしていましたから
すごく勉強されてるんだなと感じました。


その感想の書き方も
政策のいい面を褒めていたり
フェアプレイをされていて
気持ちいいものでした。



幸喜)
今回は候補者同士の誹謗中傷がひどかったですね。
デマも散々流れて。

嘉陽)
特に、僕らのような若い世代は
SNSでの情報がすべてだと思いがちなので
その取捨選択、リテラシーを磨いていく必要が
あるんだろうな、と感じています。

安里)
そうだよね。発信する側も自分のメッセージには
慎重にならなきゃいけない。
単に思いつきで発信するんじゃなくて、
こう言えばこういう反応が返ってくるだろうと
想定しないといけないよね。

嘉陽)
僕は23才ですが、同じ若者と言っても
高校生は感覚が全然違うので驚きます。


彼らは中学生の頃からTwitterなどのSNSで
孫正義さんをはじめ、社会に大きなインパクトを
与えている方々の考え方や世界観に触れているから
視座が非常に高いんですよ。

これまでの「高校生だから」「年下だから」
と甘く見るのではなく
対等に向き合わないといけないと思います。


安里)
彼らはスマホという図書館を手にしてるわけですよ。
賛否両論あるにせよ、その影響ってすごいよ。

嘉陽)
最近は、どうお金を作るかよりも
どう社会的にインパクトを与えるかとか
社会貢献するかの方がかっこいいとされていますね。
アメリカでは人気企業ランキングにNPOが入っていますし、
東京でもそうなってきています。

安里)
僕らが考えていた豊かさと彼らが考える豊かさは違う気がするね。

幸喜)
なるほど、若者から学びますね。。。
会長はこうして嘉陽くんと合うことで学んでるんですね。

安里)
そうです、学ぶことも大きいし改めることも多いし、
彼らにとって恥ずかしくない世代でありたいよね。

嘉陽)
面白かったエピソードがあって、
一度僕らの飲み会に会長が来てくださった時に
「最近の失敗はなんですか」という質問があったんです。
それを会長がしばらく考えたら


「最近の失敗がすぐ思い浮かばないのは
挑戦してないということですね」と
すかさず突込みが入りましたね(笑)



幸喜)
おお!なんと鋭い!!!!

嘉陽)
その問いに素直に「そうだな!」と言える会長ってすごいなと感じました。

幸喜)
臆さずそんな質問ができる方もすごいですね。

嘉陽)

偉い人のことに頷くだけの
姿勢が変わってきていますよね。


安里)
社会はそうなっていくべきだよね。
より自己責任が強くなっていくだろうし、
きっと多様性ってそういう社会から生まれてくると思う。
ツイッターの発言一つとっても全て自分で責任を取る、問われる時代。
そんな中で必要とされるリーダーとは。

幸喜)
嘉陽くん、頼みます!

安里)
朝子、人任せだな(笑)
一緒に若者から学びましょう!


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Posted by 安里繁信 at 16:20Comments(0)しげ脳(対談形式)