2016年07月19日
安里繁信のしげ脳vol.315「相談を受ける時の頭の使い方」
安里繁信のしげ脳vol.315「相談を受ける時の頭の使い方」

幸喜)
今日は世界ストリートワークアウト連盟の
日本支部の代表を務める仲宗根雄三さんと、
その補佐を務める新垣麗さん、広報を担当の名護すえこさんが
会長にアドバイスを求めて訪ねてこられましたね。
ストリートワークアウト沖縄 web
http://streetworkout-okinawa.jimdo.com/about-1/
私も会長がどういう風にヒアリングしていくのか興味があって
同席させていただきましたが、とても興味深かったです!
短時間で安里会長からいろんなアイデアが出てきたり、
人やイベントに繋げたり、
瞬時に話が進んでいくので驚きですが
そのアイデアは頭のどの辺から出てくるのですか?
安里)
うーん・・真ん中!
幸喜)
真ん中!?なるほど、、、私には分からない感覚ですが(笑)
今回の仲宗根さんのご相談は、
「世界ストリートワークアウト」の日本支部が
沖縄で発足したことによって
ワールドカップを毎年開催することになったので
その運営、開催についてアドバイスを頂きたいとのことでしたね。

安里)
うん、仲宗根さんは前に僕が出演している
テレビ番組「098TV」で取材させてもらったので知ってたんですよ。
その時は「ロボコップ雄三」
っていう名前でしたが(笑)
ストリートワークアウト沖縄の映像 https://www.youtube.com/watch?v=mk7cljjarRI
幸喜)
ロボコップ雄三!確かにロボット並みの
すごい筋肉でしたね~!!
かりゆしウェアはサイズが合わないから
着られないとおっしゃってました(笑)
安里)
すごい鍛えてたよなぁ!
ストリートワークアウトっていうのは
公園の鉄棒とかの遊具を利用してできるトレーニングで、
お金をかけずに好きな時に気軽にできるから
世界中で広まってきてるんですね。


競技人口も1億人以上いると言われていて
ヨーロッパなんかの国ではそれ用の遊具がある公園が
100か所以上あったりするんだって。
それで、ロボコップ雄三さんは世界で4人目となる
マスタークラスの資格を持ってて、
先月、世界ストリートワークアウト連盟の
日本支部の代表となったんです。
幸喜)
世界で4人目ってすごいですよね!
そして日本支部が沖縄で立ち上がったのもすごいことですね。
支部になると、毎年ワールドカップを
開催しなければならないということですが
雄三さんは沖縄のきれいな海を見ながら
筋トレするのはとっても気持ちいいので
ワールドカップを通して世界の方にも
この沖縄の良さを広めたいとおっしゃってました。
安里)
うん、ストリートワークアウトの
「外で運動する」っていうコンセプトが
沖縄の豊かな自然という要素にマッチするし、
広がる可能性はあると感じましたよ。
海外ではスポーツが街づくりにまで関与するようになってるんです。
だから、そういうライフスタイルの需要を掘り起こせたらいいですよね。
幸喜)
そうやってアイデアが出てくるのは
頭の中のいろんな情報を引き出したり、
めっちゃ考えを巡らせてるんですか?
安里)
考えてるっていうより、頭の中で整理してますね。
それで物事の組み立て方として
どうなのかっていう目線とか
組織として実行力はどうかとか、
はたまた公性があるのかも大事だし。
幸喜)
公性っていうのは、自己満足じゃないか、ということですか?
安里)
そうそう。
公性が足りないと思えば
そこを補完する目線をアドバイスするし、
先が見えてないようなら
目標や期限を決めて計画していく大切さをお伝えするし。
あとは、業界の価値観じゃない目線で見ることも大事だし。
幸喜)
なるほど~。
今日も自治体に協力してもらうようにという
アドバイスをされていましたね。
まずは今すでに公園の整備などで協力してくれている
沖縄市の市長さんに「沖縄市長公認」
というお墨付きをもらった方がいい、
それから企業に協賛や協力依頼をした方がいいと。
安里)
そう、それが「公性」を担保するということですね。
それだけで他の企業などからの助けを借りやすくなります。
あとは、身内だけが集まって満足するような
学習発表会にならないようにすること。
幸喜)
よく陥りがちなパターンですよね、
でも、そうならないためにどうしたらいいんでしょうか。
安里)
参加者目線、観客目線、
スポンサー目線を持つことだね。
自己満足にならないように、
それぞれが求めてることを考えないといけない。
幸喜)
なるほど!当たり前のようですが忘れがちですね。
bjリーグの試合なんていうのも
単に試合を見せるだけじゃなくて音楽もガンガンかけたり
参加者目線のエンターテイメントになってますもんね。
安里)
そうそう。
あと一つ大事なのが、
スケジュールを組むこと。
ワールドカップは来年秋ごろに開催したいと言ってたので、
それまでに何が必要かをスケジュールを組んで
じゃあ今は何をしなければいけない、何月までにはこれをしよう、
っていう風に逆算して決めていくんです。
さらには、毎年開催するわけですから、
例えば今回はこのぐらいの補助金をもらうけど
3年後には黒字にしようとか、そういう
5年後までのロードマップを作ることも必要。
幸喜)
期限をつけて目指すところを明確にしておくと
ぶれずに活動できそうですね。
安里)
あとは、儲かっても儲からなくても
後から関係者同士でもめることが多いので
今のうちにお金の取り分とか役割を決めておくといいね。
儲かったら「私はこんなに働いたのに!」とか言いたくなるんです。
幸喜)
せっかく志を共にした仲間ともめるなんて嫌ですね~。
すごく参考になります!
ちなみに会長には本当に大小さまざまな相談が来ると思いますが、
なんじゃこりゃ~!っていうものもあるんですか?
安里)
例えば、補助金を取るためにどうしたらいいですか、
っていうのは結構ありますね。
でも補助金ありきで、そのお金で何がしたいのか聞くと
「それは取れてから考える」と。それは呆れますよね。
そんな時はやめたほうがいいと言ってます。
補助金ありきじゃなくて、やりたいことありきで
ちゃんと本人にビジョンがあって
僕も共有、共感できればアドバイスができるんだけど、
ビジョンと補助金の
後先が違うと全然違うんですよね。
中身がないような相談はそれとなく話しして
関わらないようにします。
幸喜)
今回のロボコップ雄三さんの相談は
ちゃんと彼自身のビジョンが感じられましたね。
日々、北谷の公園でストリートワークアウトを
ボランティアで開催していたり実績もありますし。
安里)
それに加えて、
マーケットを作っていきたいという考えもあった。
極論を言うと、誰も協力しなくても
彼は一人でも実行すると思うんです。
そういう人、企画は強いよね。
それに、さっきも話したように
やり方次第で広がる可能性があると感じたので、
10月開催のヨガフェスのイベントと
繋げてみるのも面白いんじゃないかな。
これは県内外から2,000人が参加予定の大きなイベントだし
ターゲットが似ているから訴求しやすい。
幸喜)
その話もすぐにアイデアを出されていましたね。
ストリートワークアウトも
健康と食事を大切にするライフスタイルを提案する、
という点でヨガと共通点がありますよね。
ちなみに、会長でも「しまった、協力しなければよかった!」
と思うことはあるんですか?
安里)
そりゃ、ありますよ~!
幸喜)
そうなんですね、そうやって失敗を重ねると
だんだん、これは協力すべきとか見る目が養われるんでしょうか。
安里)
っていうより、人間不信になりそうなこともありますよ。
相談を受けて、アドバイスして、約束したのに、
その約束が守られなかったり。
その時に感じるのは相手への憎しみとか恨みとかじゃなくて、
信用の切り売りをした自分への情けなさ。
だから相手の目線で、
どんな思いで僕に相談してきたのか考えてみて
反省して、また次に繋げればいい。
幸喜)
常に「すべての責任、我にあり」なんですね、勉強になります。
アドバイスを求められるのって
お金かしてくれという単純な話じゃない分、
労力も気も使いますね。
安里)
頼ってくるって、それだけ思いを持ってるはずですから、
極端だけど「お金儲けしませんか、ビッグビジネスありまっせ」
って言われたら僕は会わないし、
それより
「悩んでるんです、助けてください」
って言われる方が話を聞きたくなります。
幸喜)
へぇ、そうなんですね!
安里)
金儲けって、もちろん悪いことじゃないんですが
本当に儲かる話は他人には持っていかないよ(笑)
幸喜)
詐欺もよく言いますもんね、絶対儲かるって(笑)
安里)
だから今回の件も、難儀はするんでしょうが
そこで得た知恵や経験は必ず財産になりますから。
自分の生き方と照らし合わせた時に
そのイベントや企画が整合性が取れてるのか、
っていうことが一番大事だと思うね。
幸喜)
そうですよね!
ロボコップ雄三さんと一緒に来られた新垣麗さんとは
小学校、中、高校とずっと一緒の幼馴染なんです。
彼女も私と同じく変な生き方をしていて
道を逸れまくってましたが(笑)
今はバルーンクリエイターとして活躍していて
今回もすごく頑張っているので応援したいと思います。
安里)
道を逸れてたんだね(笑)
だからね、今回は朝子の紹介もあって
彼らとお会いしたことだし、
それは朝子の信用を彼らに貸してるということでしょう。
だったら、僕に「じゃあお願いします」と
応援をお願いするだけじゃなくて
「私も応援するんで、あなたもお願いします」って
そんな生き方のほうがいいぞ。
幸喜)
はい!私も会長にご紹介するだけのつもりが
企画書を書くことになりましたからね、
思わぬ展開にびっくりしましたが(笑)
精一杯お手伝いさせていただきたいと思います!
引き続き、第一回ストリートワークアウト ワールドカップ、
ご支援のほどよろしくお願いいたします!
ストリートワークアウトは週末に不定期で開催中。
参加希望の方はfacebookページにスケジュールを確認の上、
気軽にご参加ください。
https://www.facebook.com/swokinawa/




幸喜)
今日は世界ストリートワークアウト連盟の
日本支部の代表を務める仲宗根雄三さんと、
その補佐を務める新垣麗さん、広報を担当の名護すえこさんが
会長にアドバイスを求めて訪ねてこられましたね。
ストリートワークアウト沖縄 web
http://streetworkout-okinawa.jimdo.com/about-1/
私も会長がどういう風にヒアリングしていくのか興味があって
同席させていただきましたが、とても興味深かったです!
短時間で安里会長からいろんなアイデアが出てきたり、
人やイベントに繋げたり、
瞬時に話が進んでいくので驚きですが
そのアイデアは頭のどの辺から出てくるのですか?
安里)
うーん・・真ん中!
幸喜)
真ん中!?なるほど、、、私には分からない感覚ですが(笑)
今回の仲宗根さんのご相談は、
「世界ストリートワークアウト」の日本支部が
沖縄で発足したことによって
ワールドカップを毎年開催することになったので
その運営、開催についてアドバイスを頂きたいとのことでしたね。

安里)
うん、仲宗根さんは前に僕が出演している
テレビ番組「098TV」で取材させてもらったので知ってたんですよ。
その時は「ロボコップ雄三」
っていう名前でしたが(笑)
ストリートワークアウト沖縄の映像 https://www.youtube.com/watch?v=mk7cljjarRI
幸喜)
ロボコップ雄三!確かにロボット並みの
すごい筋肉でしたね~!!
かりゆしウェアはサイズが合わないから
着られないとおっしゃってました(笑)
安里)
すごい鍛えてたよなぁ!
ストリートワークアウトっていうのは
公園の鉄棒とかの遊具を利用してできるトレーニングで、
お金をかけずに好きな時に気軽にできるから
世界中で広まってきてるんですね。


競技人口も1億人以上いると言われていて
ヨーロッパなんかの国ではそれ用の遊具がある公園が
100か所以上あったりするんだって。
それで、ロボコップ雄三さんは世界で4人目となる
マスタークラスの資格を持ってて、
先月、世界ストリートワークアウト連盟の
日本支部の代表となったんです。
幸喜)
世界で4人目ってすごいですよね!
そして日本支部が沖縄で立ち上がったのもすごいことですね。
支部になると、毎年ワールドカップを
開催しなければならないということですが
雄三さんは沖縄のきれいな海を見ながら
筋トレするのはとっても気持ちいいので
ワールドカップを通して世界の方にも
この沖縄の良さを広めたいとおっしゃってました。
安里)
うん、ストリートワークアウトの
「外で運動する」っていうコンセプトが
沖縄の豊かな自然という要素にマッチするし、
広がる可能性はあると感じましたよ。
海外ではスポーツが街づくりにまで関与するようになってるんです。
だから、そういうライフスタイルの需要を掘り起こせたらいいですよね。
幸喜)
そうやってアイデアが出てくるのは
頭の中のいろんな情報を引き出したり、
めっちゃ考えを巡らせてるんですか?
安里)
考えてるっていうより、頭の中で整理してますね。
それで物事の組み立て方として
どうなのかっていう目線とか
組織として実行力はどうかとか、
はたまた公性があるのかも大事だし。
幸喜)
公性っていうのは、自己満足じゃないか、ということですか?
安里)
そうそう。
公性が足りないと思えば
そこを補完する目線をアドバイスするし、
先が見えてないようなら
目標や期限を決めて計画していく大切さをお伝えするし。
あとは、業界の価値観じゃない目線で見ることも大事だし。
幸喜)
なるほど~。
今日も自治体に協力してもらうようにという
アドバイスをされていましたね。
まずは今すでに公園の整備などで協力してくれている
沖縄市の市長さんに「沖縄市長公認」
というお墨付きをもらった方がいい、
それから企業に協賛や協力依頼をした方がいいと。
安里)
そう、それが「公性」を担保するということですね。
それだけで他の企業などからの助けを借りやすくなります。
あとは、身内だけが集まって満足するような
学習発表会にならないようにすること。
幸喜)
よく陥りがちなパターンですよね、
でも、そうならないためにどうしたらいいんでしょうか。
安里)
参加者目線、観客目線、
スポンサー目線を持つことだね。
自己満足にならないように、
それぞれが求めてることを考えないといけない。
幸喜)
なるほど!当たり前のようですが忘れがちですね。
bjリーグの試合なんていうのも
単に試合を見せるだけじゃなくて音楽もガンガンかけたり
参加者目線のエンターテイメントになってますもんね。
安里)
そうそう。
あと一つ大事なのが、
スケジュールを組むこと。
ワールドカップは来年秋ごろに開催したいと言ってたので、
それまでに何が必要かをスケジュールを組んで
じゃあ今は何をしなければいけない、何月までにはこれをしよう、
っていう風に逆算して決めていくんです。
さらには、毎年開催するわけですから、
例えば今回はこのぐらいの補助金をもらうけど
3年後には黒字にしようとか、そういう
5年後までのロードマップを作ることも必要。
幸喜)
期限をつけて目指すところを明確にしておくと
ぶれずに活動できそうですね。
安里)
あとは、儲かっても儲からなくても
後から関係者同士でもめることが多いので
今のうちにお金の取り分とか役割を決めておくといいね。
儲かったら「私はこんなに働いたのに!」とか言いたくなるんです。
幸喜)
せっかく志を共にした仲間ともめるなんて嫌ですね~。
すごく参考になります!
ちなみに会長には本当に大小さまざまな相談が来ると思いますが、
なんじゃこりゃ~!っていうものもあるんですか?
安里)
例えば、補助金を取るためにどうしたらいいですか、
っていうのは結構ありますね。
でも補助金ありきで、そのお金で何がしたいのか聞くと
「それは取れてから考える」と。それは呆れますよね。
そんな時はやめたほうがいいと言ってます。
補助金ありきじゃなくて、やりたいことありきで
ちゃんと本人にビジョンがあって
僕も共有、共感できればアドバイスができるんだけど、
ビジョンと補助金の
後先が違うと全然違うんですよね。
中身がないような相談はそれとなく話しして
関わらないようにします。
幸喜)
今回のロボコップ雄三さんの相談は
ちゃんと彼自身のビジョンが感じられましたね。
日々、北谷の公園でストリートワークアウトを
ボランティアで開催していたり実績もありますし。
安里)
それに加えて、
マーケットを作っていきたいという考えもあった。
極論を言うと、誰も協力しなくても
彼は一人でも実行すると思うんです。
そういう人、企画は強いよね。
それに、さっきも話したように
やり方次第で広がる可能性があると感じたので、
10月開催のヨガフェスのイベントと
繋げてみるのも面白いんじゃないかな。
これは県内外から2,000人が参加予定の大きなイベントだし
ターゲットが似ているから訴求しやすい。
幸喜)
その話もすぐにアイデアを出されていましたね。
ストリートワークアウトも
健康と食事を大切にするライフスタイルを提案する、
という点でヨガと共通点がありますよね。
ちなみに、会長でも「しまった、協力しなければよかった!」
と思うことはあるんですか?
安里)
そりゃ、ありますよ~!
幸喜)
そうなんですね、そうやって失敗を重ねると
だんだん、これは協力すべきとか見る目が養われるんでしょうか。
安里)
っていうより、人間不信になりそうなこともありますよ。
相談を受けて、アドバイスして、約束したのに、
その約束が守られなかったり。
その時に感じるのは相手への憎しみとか恨みとかじゃなくて、
信用の切り売りをした自分への情けなさ。
だから相手の目線で、
どんな思いで僕に相談してきたのか考えてみて
反省して、また次に繋げればいい。
幸喜)
常に「すべての責任、我にあり」なんですね、勉強になります。
アドバイスを求められるのって
お金かしてくれという単純な話じゃない分、
労力も気も使いますね。
安里)
頼ってくるって、それだけ思いを持ってるはずですから、
極端だけど「お金儲けしませんか、ビッグビジネスありまっせ」
って言われたら僕は会わないし、
それより
「悩んでるんです、助けてください」
って言われる方が話を聞きたくなります。
幸喜)
へぇ、そうなんですね!
安里)
金儲けって、もちろん悪いことじゃないんですが
本当に儲かる話は他人には持っていかないよ(笑)
幸喜)
詐欺もよく言いますもんね、絶対儲かるって(笑)
安里)
だから今回の件も、難儀はするんでしょうが
そこで得た知恵や経験は必ず財産になりますから。
自分の生き方と照らし合わせた時に
そのイベントや企画が整合性が取れてるのか、
っていうことが一番大事だと思うね。
幸喜)
そうですよね!
ロボコップ雄三さんと一緒に来られた新垣麗さんとは
小学校、中、高校とずっと一緒の幼馴染なんです。
彼女も私と同じく変な生き方をしていて
道を逸れまくってましたが(笑)
今はバルーンクリエイターとして活躍していて
今回もすごく頑張っているので応援したいと思います。
安里)
道を逸れてたんだね(笑)
だからね、今回は朝子の紹介もあって
彼らとお会いしたことだし、
それは朝子の信用を彼らに貸してるということでしょう。
だったら、僕に「じゃあお願いします」と
応援をお願いするだけじゃなくて
「私も応援するんで、あなたもお願いします」って
そんな生き方のほうがいいぞ。
幸喜)
はい!私も会長にご紹介するだけのつもりが
企画書を書くことになりましたからね、
思わぬ展開にびっくりしましたが(笑)
精一杯お手伝いさせていただきたいと思います!
引き続き、第一回ストリートワークアウト ワールドカップ、
ご支援のほどよろしくお願いいたします!
ストリートワークアウトは週末に不定期で開催中。
参加希望の方はfacebookページにスケジュールを確認の上、
気軽にご参加ください。
https://www.facebook.com/swokinawa/




2016年07月04日
安里繁信のしげ脳vol.314「18歳の権利」
安里繁信のしげ脳vol.314「18歳の権利」
安里)
第24回参議院議員選挙が始まりますね。
今回から公職選挙法が改正されて
ついに18歳から投票できるようになったわけですが
その初陣を各政党、どう飾っていくのか見届けたいと思いますし
若者たちがどうチャンスを活せるかが気になります。
幸喜)
若者の投票率が気になりますよね!
「投票に行かない」という声も多く取り上げられていますが
各党、若者向けのいろんな施策をしてますよね。
会長も前々から若者が政治について学ぶイベント
「what 政治?」に参加していたりしますが、
普段からそうやって若者の政治意識に向き合っていて、どう感じますか?

6月に行われた『トークセッション〜私たちの一票〜』の一コマ

安里)
僕は自分の考え方を伝えるだけにとどまらずね、
政治に関心を持つ、あるいは関わる意義を伝えながら
僕はこう思うよ、みなさんも自分で考えてみて、
という機会を作るようにしています。
それは政治に限ったことではなくて
経済でもそうですし社会問題もだし。
とにかく民度を高めて行かない限り
組織も良くならないし地域も良くならないし
政治も良くならないわけだから
その視点の中でどれだけ、
仮にGHQに与えられた民主主義かもしれないけど
他の国を見てると民主化がいかに尊いかということを
誰しも感じることができると思うので
その中で主権を行使する大切さを感じ取っていただいて
自分の意思を投じてもらえたらな、と思いますね。
幸喜)
政治を語ろうというイベントに来る若者は
もともと意識が高いと思うのですが、いかがですか、
その周りの友達なんかも影響されて興味を持つんでしょうね。
彼らから周囲への広がりは感じますか?
安里)
うん、彼らはツイッターなどのSNSで意思表示するので
選挙の広報チラシをポスティングする
アプローチも大事ですが
若者にアプローチするには
彼らの情報網の中に入っていって
彼ら自身にツイートしてもらうことが
とっても大切だと思ってる。
よく、選挙に関する教育もされてないのに
どうやって選挙に関わればいいか分からないとか、
よく理解してない子供の1票と真剣に考えてる
大人の1票が同じ価値でいいのか、とか
そういう声も聞こえてくるんですが
実際に僕らが20歳から投票権を持った時に、
選挙について誰も教えてくれなかったんですよ。
最初は親の後についていっただけだったり
知り合いに頼まれたから入れたとか
それぐらいの関わり合いだったりするんです。
だからまず1票投じてみて、
結果と照らし合わせるということを
続けていって初めて
自分の意思が
見えてくるんじゃないかな。
教わることじゃない気がするね。
だから若者が投票について
違和感があることも理解できるんだけど、
自信を持って堂々と一票投じてほしいですね。
幸喜)
そうですね、堅苦しく考えずにまず行ってみるのが大事ですね。
今なんてネットで公約とか実績も調べられるので、
昔より情報は取りやすいと思います。
前はポスターやチラシぐらいしか情報源がなかったんじゃないですか。
安里)
そうそう。
若者もそろそろ本気で
政治に意見をぶつけていかないと
政治家になめられると思うんだよ。
お年寄りは投票率が高いので、
どうしてもお年寄りに都合のいい政策ばかり力を入れて
大幅に予算を使うことになる。
決してそれは悪いことではないんですが、
じゃあこの国はキャッシュが回ってないことを考えると
若者世代に借金を残すのか?ということになるんです。
だから「僕ら世代のために
こんなことしてくれ、
こんな国にしてくれ」
ということを投票を通して
意見していかないと
そこに耳を傾けようとしないのさ、
大人が。
だから自分たち世代の声が当選を左右するんだという
緊張感を政治家の方に感じさせないといけないですよね。
今回、新しく投票権を持つ方が約240万人、沖縄県の人口の約2倍ですよ。
幸喜)
それだけの人数がどう動くか、楽しみですよね。
各党さまざまな施策をしてるのも面白いです。
安里)
政治家の方は
言うことに説得力がないと
聞く方はしらけちゃうだろうし、
選挙の時しか言わないことは
薄っぺらだと見透かされちゃうだろうし。
意見にこれが100%正解、これは間違い、というのはない。
だから今この瞬間に自分が共感できることをピシャッと投じて
若者がどれだけの破壊力を持ってるのか示してほしいね。
そこから日本は何か変わる気がする。
幸喜)
結局、18歳19歳の投票率が低かった、というのは寂しいですよね。
どうせ若者は投票いかないから、と政治家からなめられてしまう。
安里)
そうならないためにも、
僕ら少し先に生まれたんだからね、投票を呼びかけたい。
どうか若者よ、白票でもいいので選挙に行きましょう!



安里)
第24回参議院議員選挙が始まりますね。
今回から公職選挙法が改正されて
ついに18歳から投票できるようになったわけですが
その初陣を各政党、どう飾っていくのか見届けたいと思いますし
若者たちがどうチャンスを活せるかが気になります。
幸喜)
若者の投票率が気になりますよね!
「投票に行かない」という声も多く取り上げられていますが
各党、若者向けのいろんな施策をしてますよね。
会長も前々から若者が政治について学ぶイベント
「what 政治?」に参加していたりしますが、
普段からそうやって若者の政治意識に向き合っていて、どう感じますか?

6月に行われた『トークセッション〜私たちの一票〜』の一コマ

安里)
僕は自分の考え方を伝えるだけにとどまらずね、
政治に関心を持つ、あるいは関わる意義を伝えながら
僕はこう思うよ、みなさんも自分で考えてみて、
という機会を作るようにしています。
それは政治に限ったことではなくて
経済でもそうですし社会問題もだし。
とにかく民度を高めて行かない限り
組織も良くならないし地域も良くならないし
政治も良くならないわけだから
その視点の中でどれだけ、
仮にGHQに与えられた民主主義かもしれないけど
他の国を見てると民主化がいかに尊いかということを
誰しも感じることができると思うので
その中で主権を行使する大切さを感じ取っていただいて
自分の意思を投じてもらえたらな、と思いますね。
幸喜)
政治を語ろうというイベントに来る若者は
もともと意識が高いと思うのですが、いかがですか、
その周りの友達なんかも影響されて興味を持つんでしょうね。
彼らから周囲への広がりは感じますか?
安里)
うん、彼らはツイッターなどのSNSで意思表示するので
選挙の広報チラシをポスティングする
アプローチも大事ですが
若者にアプローチするには
彼らの情報網の中に入っていって
彼ら自身にツイートしてもらうことが
とっても大切だと思ってる。
よく、選挙に関する教育もされてないのに
どうやって選挙に関わればいいか分からないとか、
よく理解してない子供の1票と真剣に考えてる
大人の1票が同じ価値でいいのか、とか
そういう声も聞こえてくるんですが
実際に僕らが20歳から投票権を持った時に、
選挙について誰も教えてくれなかったんですよ。
最初は親の後についていっただけだったり
知り合いに頼まれたから入れたとか
それぐらいの関わり合いだったりするんです。
だからまず1票投じてみて、
結果と照らし合わせるということを
続けていって初めて
自分の意思が
見えてくるんじゃないかな。
教わることじゃない気がするね。
だから若者が投票について
違和感があることも理解できるんだけど、
自信を持って堂々と一票投じてほしいですね。
幸喜)
そうですね、堅苦しく考えずにまず行ってみるのが大事ですね。
今なんてネットで公約とか実績も調べられるので、
昔より情報は取りやすいと思います。
前はポスターやチラシぐらいしか情報源がなかったんじゃないですか。
安里)
そうそう。
若者もそろそろ本気で
政治に意見をぶつけていかないと
政治家になめられると思うんだよ。
お年寄りは投票率が高いので、
どうしてもお年寄りに都合のいい政策ばかり力を入れて
大幅に予算を使うことになる。
決してそれは悪いことではないんですが、
じゃあこの国はキャッシュが回ってないことを考えると
若者世代に借金を残すのか?ということになるんです。
だから「僕ら世代のために
こんなことしてくれ、
こんな国にしてくれ」
ということを投票を通して
意見していかないと
そこに耳を傾けようとしないのさ、
大人が。
だから自分たち世代の声が当選を左右するんだという
緊張感を政治家の方に感じさせないといけないですよね。
今回、新しく投票権を持つ方が約240万人、沖縄県の人口の約2倍ですよ。
幸喜)
それだけの人数がどう動くか、楽しみですよね。
各党さまざまな施策をしてるのも面白いです。
安里)
政治家の方は
言うことに説得力がないと
聞く方はしらけちゃうだろうし、
選挙の時しか言わないことは
薄っぺらだと見透かされちゃうだろうし。
意見にこれが100%正解、これは間違い、というのはない。
だから今この瞬間に自分が共感できることをピシャッと投じて
若者がどれだけの破壊力を持ってるのか示してほしいね。
そこから日本は何か変わる気がする。
幸喜)
結局、18歳19歳の投票率が低かった、というのは寂しいですよね。
どうせ若者は投票いかないから、と政治家からなめられてしまう。
安里)
そうならないためにも、
僕ら少し先に生まれたんだからね、投票を呼びかけたい。
どうか若者よ、白票でもいいので選挙に行きましょう!




2016年06月10日
安里繁信のしげ脳vol.313「株式会社あんしん、50周年を迎えました」
安里繁信のしげ脳vol.313「株式会社あんしん、50周年を迎えました」

幸喜)
なんと!(株)あんしんが今年で50年目を迎えられたそうですね!
お父様が三輪トラック1台で始めた安信運送が
こんなに大きくなるとは、感慨深いんじゃないですか。
参考ブログ記事:「はじまり」http://and-symba.net/article/103756892.html
安里)
そうですね、半世紀という節目を迎えられて本当にありがたいです。
幸喜)
お父様とそういうお話はされるんですか?
50年を迎えて嬉しいね、とか。
安里)
いや、特別それについて語り合ったりはしてないですが、
まだまだ、道半ばという気持ちとか、もう50年かという気持ちとか、
いろんな感情が入り混じってるんじゃないかなぁ。
幸喜)
通過点でしかない、という感じでしょうか。
安里)
そうだね。
京都なんか行くとね、
二代目三代目なんて
ベンチャーって言われますから(笑)
会社って大きい小さいに関係なく、
存在し続けることが大事だと思うんだよね。
例えば朝子も、10年後のブエノチキン
(※編集者・幸喜が両親と営むお店 http://www.buenourasoe.com/)を
想像しろって言われてもできないと思うんです。
僕らもほんの20年前に今の状況が想像できたかっていうと、
全然できてなかったからさ。
幸喜)
20年前というとシンバネットワークが立ち上がってもいないですね。
安里)
あんしんもまだ年商が10億いかないような規模でしたね。
幸喜)
それが20年でこんなに大きくなるんですね!
安里)
うん、最初は取引先の軒下、駐車場の一角を貸してもらって
プレハブの事務所を貸してもらって。
何もないところから始めたからね、
誰もこうなるとは思ってなかったんじゃないかな。
僕はトラックに
乗れてればいいと思ってましたから。
どう改造しようかな、って(笑)
幸喜)
それがこんな未来が待ってるとは、人生は面白いですね。
今日、信秀相談役の運転手、宮里さんがシンバビルの1階で
あんしんのTシャツを着て草刈りをしてたんですが、
なんだか誇らしげに見えました。
長くあんしんという会社に関わってきて、
これだけ立派なビルも建って剪定するほどの植木もあって。
それを手入れしてるというのは、とても嬉しいことなんじゃないでしょうか。

元気に掃除をする宮里さん。
安里)
宮里さんは創業の頃から働いてくれてますからね。
今年はもう還暦を迎えられて、お孫さんもいて。
幸喜)
うわぁ、まさに会社と共に人生があるという感じですね。
「こんなに会社が大きくなるなんて、
びっくりたまげたよ~!」
とおっしゃってました(笑)
昔はなんでも自分たちでやったからね、と。
すごく嬉しそうで私まで嬉しくなりました。
安里)
うん、そういう方々の誇りにならなきゃいけないよね。
幸喜)
私も自分のお店、ブエノチキンで働いていて本当にそう思います。
スタッフさんや近所の子供たちが自慢できるようなお店でいたいと。
会長が昔よく、社員さんが「父ちゃんシンバで働いてるんだぞ!」って
子供に自慢できるような会社にしようって
言ってたという話がとても印象深くて、
うちもそうやって、スタッフさんにも
お店のファンになってもらえれば怖いものはないな、と思っています。
安里)
そうだね。
5年先、10年先って理想は掲げられたとしても
形にするって相当難しい。
だからその時のベストな決断をしていく、
その積み重ねじゃないかな。
そして事業がどう変わろうと、根っこにあるもの、
家族や自分の周りの人を幸せにしたいとか、
そういうことを忘れずにいないとね。
誰のため何のために自分が存在しているのか
ということを問い続けなければいけない。
幸喜)
これだけ規模を拡大してる中でも
そういう考えを持っていられるのは、努力ですか?
安里)
いや、日々の習慣です。
誕生日と一緒ですよ。
産んでもらえたことの感謝、
支えてくれてる方への恩を
忘れちゃいけないですね。
幸喜)
またこの先の1年1年、楽しみですね。
100年企業を目指して
次の10年、20年、30年を積み重ねていく。
安里)
正解のない世の中ですから、
都度ベストとベターな選択をしていかなければいけないし
自分の本意ではない試練も起こりうるわけですが、
常に上方修正、下方修正しながら少しずつ前に進んでいく。
三歩進んで二歩下がるっていう年もあるだろうし、
それでも確実に前進の一歩を踏み出せる会社でありたいですね。
朝子も一経営者としてね、
親父さんお袋さんが作ってくれた歴史を噛み締めつつ
働いてくれる仲間に
人生の有意義な時間であったと言ってもらえるように
空間作り、会社作りを意識して頑張ってください。
幸喜)
はい!課題が多すぎてびっくりしますが(笑)頑張ります!
50周年、本当におめでとうございます!

幸喜)
なんと!(株)あんしんが今年で50年目を迎えられたそうですね!
お父様が三輪トラック1台で始めた安信運送が
こんなに大きくなるとは、感慨深いんじゃないですか。
参考ブログ記事:「はじまり」http://and-symba.net/article/103756892.html
安里)
そうですね、半世紀という節目を迎えられて本当にありがたいです。
幸喜)
お父様とそういうお話はされるんですか?
50年を迎えて嬉しいね、とか。
安里)
いや、特別それについて語り合ったりはしてないですが、
まだまだ、道半ばという気持ちとか、もう50年かという気持ちとか、
いろんな感情が入り混じってるんじゃないかなぁ。
幸喜)
通過点でしかない、という感じでしょうか。
安里)
そうだね。
京都なんか行くとね、
二代目三代目なんて
ベンチャーって言われますから(笑)
会社って大きい小さいに関係なく、
存在し続けることが大事だと思うんだよね。
例えば朝子も、10年後のブエノチキン
(※編集者・幸喜が両親と営むお店 http://www.buenourasoe.com/)を
想像しろって言われてもできないと思うんです。
僕らもほんの20年前に今の状況が想像できたかっていうと、
全然できてなかったからさ。
幸喜)
20年前というとシンバネットワークが立ち上がってもいないですね。
安里)
あんしんもまだ年商が10億いかないような規模でしたね。
幸喜)
それが20年でこんなに大きくなるんですね!
安里)
うん、最初は取引先の軒下、駐車場の一角を貸してもらって
プレハブの事務所を貸してもらって。
何もないところから始めたからね、
誰もこうなるとは思ってなかったんじゃないかな。
僕はトラックに
乗れてればいいと思ってましたから。
どう改造しようかな、って(笑)
幸喜)
それがこんな未来が待ってるとは、人生は面白いですね。
今日、信秀相談役の運転手、宮里さんがシンバビルの1階で
あんしんのTシャツを着て草刈りをしてたんですが、
なんだか誇らしげに見えました。
長くあんしんという会社に関わってきて、
これだけ立派なビルも建って剪定するほどの植木もあって。
それを手入れしてるというのは、とても嬉しいことなんじゃないでしょうか。

元気に掃除をする宮里さん。
安里)
宮里さんは創業の頃から働いてくれてますからね。
今年はもう還暦を迎えられて、お孫さんもいて。
幸喜)
うわぁ、まさに会社と共に人生があるという感じですね。
「こんなに会社が大きくなるなんて、
びっくりたまげたよ~!」
とおっしゃってました(笑)
昔はなんでも自分たちでやったからね、と。
すごく嬉しそうで私まで嬉しくなりました。
安里)
うん、そういう方々の誇りにならなきゃいけないよね。
幸喜)
私も自分のお店、ブエノチキンで働いていて本当にそう思います。
スタッフさんや近所の子供たちが自慢できるようなお店でいたいと。
会長が昔よく、社員さんが「父ちゃんシンバで働いてるんだぞ!」って
子供に自慢できるような会社にしようって
言ってたという話がとても印象深くて、
うちもそうやって、スタッフさんにも
お店のファンになってもらえれば怖いものはないな、と思っています。
安里)
そうだね。
5年先、10年先って理想は掲げられたとしても
形にするって相当難しい。
だからその時のベストな決断をしていく、
その積み重ねじゃないかな。
そして事業がどう変わろうと、根っこにあるもの、
家族や自分の周りの人を幸せにしたいとか、
そういうことを忘れずにいないとね。
誰のため何のために自分が存在しているのか
ということを問い続けなければいけない。
幸喜)
これだけ規模を拡大してる中でも
そういう考えを持っていられるのは、努力ですか?
安里)
いや、日々の習慣です。
誕生日と一緒ですよ。
産んでもらえたことの感謝、
支えてくれてる方への恩を
忘れちゃいけないですね。
幸喜)
またこの先の1年1年、楽しみですね。
100年企業を目指して
次の10年、20年、30年を積み重ねていく。
安里)
正解のない世の中ですから、
都度ベストとベターな選択をしていかなければいけないし
自分の本意ではない試練も起こりうるわけですが、
常に上方修正、下方修正しながら少しずつ前に進んでいく。
三歩進んで二歩下がるっていう年もあるだろうし、
それでも確実に前進の一歩を踏み出せる会社でありたいですね。
朝子も一経営者としてね、
親父さんお袋さんが作ってくれた歴史を噛み締めつつ
働いてくれる仲間に
人生の有意義な時間であったと言ってもらえるように
空間作り、会社作りを意識して頑張ってください。
幸喜)
はい!課題が多すぎてびっくりしますが(笑)頑張ります!
50周年、本当におめでとうございます!
2016年05月28日
安里繁信のしげ脳vol.312「預ける勇気」
編集担当・幸喜が産休&育休のため
半年間ダーリン浅野太輝に代わっていましたが
今回より幸喜が復帰となります!

安里繁信のしげ脳vol.312「預ける勇気」
幸喜)
ご無沙汰しておりましたが戻ってまいりました!
おかげさまで無事に出産も終えてブエノチキン
(幸喜の職場、家族経営のチキン屋)にも復帰したので
しげ脳もダーリンに代わり
今回から取材、編集は私が担当いたします。
半年間、育休をいただきありがとうございました。
安里)
ダーリンの取材の方が
面白かったっていう声が聞こえてるけど?
幸喜)
いえ、私の耳にはそんな意見届いておりません(笑)!
どうぞ改めてよろしくお願いいたします!
安里)
もう赤ちゃんは保育園に預けてるんだよね?
僕ら男には産休明けの気持ちは分からないけど、
子供を初めて保育園に預ける不安ってあるじゃない、
それは僕も経験したことあるなぁ。
子供を保育園に連れて行くと泣くわけですよ。
それで僕も泣いて。
幸喜)
えっ、会長も泣いたんですか(笑)!
安里)
泣きますよ~!
幸喜)
うちの子は5か月目で保育園に入れたので
まだ状況が掴めないみたいで全くの無表情です。。
それが母は寂しいので少しは泣いてすがってほしいです(笑)
安里)
あはは(笑)
泣くのもまた可愛いんだよなぁ~!
幸喜)
そうなんですよね~。
会長が、子供が無条件に可愛いのは5才までとおっしゃってたので
今はそれを満喫させていただいております。
安里)
で、どう?久しぶりに売り場に立つ気持ちは。
幸喜)
本当はすごく不安だったんです。
育児で体が疲れてるのと、
私がいなくてもお店が回る状況にもなってるし
生まれて初めて仕事に行くのが面倒、難儀だと思ったんです。
でも、行ってみたらすごく楽しくてびっくりしました!
動いた方が不思議と疲れもなくて、
ここが自分の愛する場所なんだなと改めて思いました。
安里)
それは良かったな。
お店は誰が回してるの?
幸喜)
父母と、親戚のネーネーと、スタッフさんですね。
安里)
そうか、子供を預けるのもそうだけど、
お店を人に任せる時も不安ってあるじゃない。
自分が抜けたら回るかな、って思うけど
意外と大丈夫だったりする。
だからその不安を
勇気を持って乗り越えると、
少し視点が変わってくるんだよね。
今まで24時間365日そこにかけてた時間が
他にも使えるようになる。
幸喜)
本当、そうですよね。
会長は(株)宣伝の社長時代に息子さんがご病気されて、
手術しないといけないという時に初めて
会社を人に任せることをしたんですよね。
安里)
うん、その時は不安と寂しさと、、、。
それでもやっぱり優先順位つけないといけなくて
そこが最初のハードルだったかなぁ。
幸喜)
だいぶ悩んだんですか。
安里)
悩んだけど、もう手術の日程は決まってて。
それまでに運営を自分以外の仲間に託さなきゃって
頭では分かってるんだけど気持ちの整理がつかなかった。
それでも当時の真栄城専務が
「会社は任せてくれ、今あなたは子供を一番にすべきだよ」
って言ってくれたんですよね。
一人でやってきたんじゃなくて
皆んなでやってきた会社じゃないですか、と。
それが後押しになったよね。
幸喜)
そんなきっかけがなければ
自分がずっと会社に張り付いてたかもしれませんね。
安里)
朝子も任せるところは人に任せながら、
経営の視点で新しいことに取り組んでごらん。
飲食以外の業態を始めてみるとかな。
それはリスク分散にもなるわけですから。
面白いぞ~!
幸喜)
な、なるほど!!
まだまだひよっこ二代目ですが(笑)
もっと大局から見れるようにしたいです。
安里)
これからも子育てしてるってことを言い訳にせずに
できることを精一杯しながら、
助けてくれる周りに感謝しながら
全力投球してください。
幸喜)
はい!うちは家族での自営業ですが、
子育てしながら働かせてもらえるのもすごくありがたいです。
子供がいるからフルで働けないもどかしさはありますが、
それでもここまでやれるという所まで頑張りたいです。
安里)
今は労働力が足りないわけだから
男性も女性も世の中の社会人が
みんな社会作りに関わっていかないと。
女性とか男性ってカテゴリーわけするのは好きじゃないんだけど、
女性の社会進出もどんどんできるようになってるし
それぞれがやれることを積み上げていかないと
経済が回らない。この国はもたないと思うんだよね。
だから、いろんな立場の方が働ける環境を
会社から整えるのも大事だよね。
幸喜)
そういえばシンバグループでは障害者の方の雇用も進めていますよね。
安里)
うん、でも障害者雇用っていうわけじゃなくて、
雇用した方がたまたま障害者だったというだけですよ。
幸喜)
そうなんですか、いい環境ですね。
ブエノチキンもでっかくなれるよう頑張ります!
安里)
頑張れ!今度、視察しに行きます!
幸喜)
はい、何羽でも食べていってください!!




2016年05月21日
安里繁信のしげ脳vol.311「成長か、膨張か。」
しげ脳vol.287よりインタビュー編集担当の幸喜朝子の出産の為、
しばらくの間、夫・浅野太輝が代打取材中!
「いっしょに考える塾 アサノジュク」を運営する28才、
駆け出し経営者としての目線で安里会長の脳内に迫ります!

浅野)
今日は一つ質問させていただいていいですか?
安里)
いいよ!
浅野)
僕が経営するアサノジュクのことで、
今は二教室あるんですが
もう一つ増やさないかという話がきてるんですね。
その話を受けるかどうか考えてるところです。
安里会長はこれまでいろんな業態を展開してきて、
どういう判断をされてきたんですか?
安里)
事業を拡大するにあたり、
成功、失敗という定義も難しいじゃないですか。
死ぬまで分からない。
5年先、10年先まで見通せる会社って
そうそうないと思いますから。学者さんもいないし。
だからきっと、多くの経営者は余裕なんてなくて、
「今期はなんとか無事に終わりました」っていう感じだと思うんだよ。
浅野)
そうなんですね、皆さん余裕なのかと思いましたが、
僕だけじゃないんだと安心しました(笑)
安里)
うん、だから不安を抱えてもしょうがないので
それを前提にして計画を作る必要はないんです。
ただ、自分なりの仮説を立てることは大事だよ。
5年後にこうありたいとか、
最悪のパターンだとこうなるだろうとか。
ただ、何よりも今大事なのは、
もう一つ教室をやってくれないかという話を
チャンスと捉えるかどうかだと思うんだよね。
誰にでも来る話じゃないから。
浅野)
そう言われると飛びつくしかないですね。
安里)
でも、その時に抑えなきゃいけないポイントがあって。
今、ジュクはあなたがいなくても回る状況ですか?ということ。
浅野)
悩みはまさにそれなんですよ!
安里)
そう、回らないなら
成長じゃなくて膨張になっちゃうから。
浅野)
なるほど・・・。
安里)
膨張なら必ず破裂しちゃう。
だから成長するチャンスがやってきたとしても、
それに適応できるのかがものすごく大事。
アサノジュクは子供たちの人生がかかっているから。
その機会、限られた尊い時間を預かる立場として
中途半端になるならやめた方がいいし、
やれると思ったらチャレンジしたらいい。
浅野)
まさにそうなんです。
今働いている先生が留学に行くから1年休みたいという話もあって、
僕抜きでは全く回らない状況です。
まさに今だと膨張ですね、迷いがすっきりしました。
安里)
うん、少し背伸びしてできる状況ならやったらいいけど、
ジャンプしないと届かないようなら止めた方がいい。
地に足着いてないから。
自分の歩幅って自分でしか分からないはずだから、
自分が自分の理解者であるべきだと思うんだよね。
そこで浅野がパタパタして不機嫌になったりとか
生徒さんたちとの接し方が変わったり
先生たちの心が離れたりするようなら止めた方がいいよな。
浅野)
そうですね、パタパタするのは目に見えてますね。
特にこれからは自分が現場を離れて経営に集中したいと考えているので、
それとは逆の状況になってしまいます。
安里)
それなら今は時期じゃないと判断してもいいよね。
浅野)
やっぱり塾運営は先生の魅力に頼るところが大きいので、
先生の育成に集中したいですね。
安里)
うん、大事なのは、その先生たちに来年を見せてあげること。
来年はもう一教室出そう、その教室はあなたに任せたい、
だから今年はそのための準備の1年にしよう、とね。
目標を互いに共有することができると強いですよ。
そうやって来年を見据えた今年度を使ってほしいですね。
浅野)
安里会長も人を育てる時は、そうやって先を見せてるんですか?
安里)
ワクワクしてもらわないと
意味がないと思ってるよ。
そのためにどうあるべきか考えるのが
マネジメントの大事なポイントの一つだし。
夢とか未来を共有できるほど
強いことってないんですよね。
そこは日々、自問自答の毎日ですが
自分にずっと問い続けるのが経営者としての宿命かもしれない。
浅野)
非常に勉強になりました!!
今回で僕の取材は終わり、次回から奥さん(幸喜朝子)が戻ります。
慣れない取材で緊張しましたが、とても楽しい時間でした。
ありがとうございました!
安里)
お!朝子も仕事復帰してるんだな、たまには二人で遊びに来てください!
浅野)
はい、遠慮なくコーヒーをいただきに参ります!
ありがとうございました。
【インタビュー後記】
奥さんの代打としてインタビューと編集を担当させて頂いて約半年、
遠い存在だった安里会長がとても気さくで驚きました!
個人的な相談もさせていただき、とても刺激的な時間となり、
僕の奥さんが「しげ脳を通して一番実りをもらってるのは私」だと
言っていることがよく理解できました。
安里会長の背中はまだまだ大きく遠い存在ですが、
駆け出しの経営者として追いつけるよう、
これからは読者として、しげ脳を楽しませていただきます!
つたない取材でしたが、お付き合い頂いた読者の皆様、ありがとうございました!



しばらくの間、夫・浅野太輝が代打取材中!
「いっしょに考える塾 アサノジュク」を運営する28才、
駆け出し経営者としての目線で安里会長の脳内に迫ります!

浅野)
今日は一つ質問させていただいていいですか?
安里)
いいよ!
浅野)
僕が経営するアサノジュクのことで、
今は二教室あるんですが
もう一つ増やさないかという話がきてるんですね。
その話を受けるかどうか考えてるところです。
安里会長はこれまでいろんな業態を展開してきて、
どういう判断をされてきたんですか?
安里)
事業を拡大するにあたり、
成功、失敗という定義も難しいじゃないですか。
死ぬまで分からない。
5年先、10年先まで見通せる会社って
そうそうないと思いますから。学者さんもいないし。
だからきっと、多くの経営者は余裕なんてなくて、
「今期はなんとか無事に終わりました」っていう感じだと思うんだよ。
浅野)
そうなんですね、皆さん余裕なのかと思いましたが、
僕だけじゃないんだと安心しました(笑)
安里)
うん、だから不安を抱えてもしょうがないので
それを前提にして計画を作る必要はないんです。
ただ、自分なりの仮説を立てることは大事だよ。
5年後にこうありたいとか、
最悪のパターンだとこうなるだろうとか。
ただ、何よりも今大事なのは、
もう一つ教室をやってくれないかという話を
チャンスと捉えるかどうかだと思うんだよね。
誰にでも来る話じゃないから。
浅野)
そう言われると飛びつくしかないですね。
安里)
でも、その時に抑えなきゃいけないポイントがあって。
今、ジュクはあなたがいなくても回る状況ですか?ということ。
浅野)
悩みはまさにそれなんですよ!
安里)
そう、回らないなら
成長じゃなくて膨張になっちゃうから。
浅野)
なるほど・・・。
安里)
膨張なら必ず破裂しちゃう。
だから成長するチャンスがやってきたとしても、
それに適応できるのかがものすごく大事。
アサノジュクは子供たちの人生がかかっているから。
その機会、限られた尊い時間を預かる立場として
中途半端になるならやめた方がいいし、
やれると思ったらチャレンジしたらいい。
浅野)
まさにそうなんです。
今働いている先生が留学に行くから1年休みたいという話もあって、
僕抜きでは全く回らない状況です。
まさに今だと膨張ですね、迷いがすっきりしました。
安里)
うん、少し背伸びしてできる状況ならやったらいいけど、
ジャンプしないと届かないようなら止めた方がいい。
地に足着いてないから。
自分の歩幅って自分でしか分からないはずだから、
自分が自分の理解者であるべきだと思うんだよね。
そこで浅野がパタパタして不機嫌になったりとか
生徒さんたちとの接し方が変わったり
先生たちの心が離れたりするようなら止めた方がいいよな。
浅野)
そうですね、パタパタするのは目に見えてますね。
特にこれからは自分が現場を離れて経営に集中したいと考えているので、
それとは逆の状況になってしまいます。
安里)
それなら今は時期じゃないと判断してもいいよね。
浅野)
やっぱり塾運営は先生の魅力に頼るところが大きいので、
先生の育成に集中したいですね。
安里)
うん、大事なのは、その先生たちに来年を見せてあげること。
来年はもう一教室出そう、その教室はあなたに任せたい、
だから今年はそのための準備の1年にしよう、とね。
目標を互いに共有することができると強いですよ。
そうやって来年を見据えた今年度を使ってほしいですね。
浅野)
安里会長も人を育てる時は、そうやって先を見せてるんですか?
安里)
ワクワクしてもらわないと
意味がないと思ってるよ。
そのためにどうあるべきか考えるのが
マネジメントの大事なポイントの一つだし。
夢とか未来を共有できるほど
強いことってないんですよね。
そこは日々、自問自答の毎日ですが
自分にずっと問い続けるのが経営者としての宿命かもしれない。
浅野)
非常に勉強になりました!!
今回で僕の取材は終わり、次回から奥さん(幸喜朝子)が戻ります。
慣れない取材で緊張しましたが、とても楽しい時間でした。
ありがとうございました!
安里)
お!朝子も仕事復帰してるんだな、たまには二人で遊びに来てください!
浅野)
はい、遠慮なくコーヒーをいただきに参ります!
ありがとうございました。
【インタビュー後記】
奥さんの代打としてインタビューと編集を担当させて頂いて約半年、
遠い存在だった安里会長がとても気さくで驚きました!
個人的な相談もさせていただき、とても刺激的な時間となり、
僕の奥さんが「しげ脳を通して一番実りをもらってるのは私」だと
言っていることがよく理解できました。
安里会長の背中はまだまだ大きく遠い存在ですが、
駆け出しの経営者として追いつけるよう、
これからは読者として、しげ脳を楽しませていただきます!
つたない取材でしたが、お付き合い頂いた読者の皆様、ありがとうございました!



